漢方生薬学  [Kampo and Pharmacognosy]

開講情報
3年次 後期 講義 1.5単位 必修
担当教員
教授 松田 久司 准教授 中村 誠宏  
備考  

●概要
 現在、多くの医療機関で漢方薬が用いられ、薬局においても漢方薬を基にしたOTC医薬品が数多く販売されている。漢方薬は西洋薬とはまったく異なる医療体系や理論を有する漢方医学における独特の診断と治療法に従って投薬される。薬剤師は漢方医学の考え方や特徴をはじめ、代表的な漢方処方の適応および配合生薬について習得して、服薬指導することが求められている。この講義では、漢方医学の基礎的な知識、代表的な漢方処方の応用、および配合生薬について習得する。

●授業の一般目標
 現代医療で使用される生薬・漢方薬について理解するために、漢方医学の考え方、代表的な漢方処方の応用、配合生薬についての基本的知識を習得する。

●準備学習(予習・復習)
 予習として、教科書の事前箇所を読んでおくこと。授業で学習した範囲の教科書・板書および配布プリントに記載した確認問題を使って復習し、内容の理解に努める。予習・復習を合わせて1週あたり150分程度の学習が必要である。

●学習項目・学生の到達目標
学習項目 担当教員 学生の到達目標 SBOコード
1 漢方医薬学の歴史 松田 漢方医薬学の歴史について概説できる。 E2-(10)-1-1
2 漢方薬の科学的根拠 松田 代表的な漢方薬の薬理作用とEBMについて概説できる。 E2-(10)-2-1, 2, 3

3 漢方医薬学の特徴(1) 松田 漢方医薬学の特徴について概説できる。(1) E2-(10)-1-1, 2, 3, 4
4 漢方医薬学の特徴(2) 松田 漢方医薬学の特徴について概説できる。(2) E2-(10)-1-1, 2, 3, 4
5 漢方医薬学の特徴(3) 松田 漢方医薬学の特徴について概説できる。(3) E2-(10)-1-1, 2, 3, 4
6 代表的な漢方処方(1) 松田 日本薬局方にエキス剤として記載されている漢方処方について適応症と配合生薬を説明できる。 E2-(10)-1-1, 2, 3, 4
E2-(10)-2-1, 2, 3
7 代表的な漢方処方(2) 松田 繁用漢方処方の使用目標(証)(1) E2-(10)-1-1, 2, 3, 4
E2-(10)-2-1, 2, 3
8 代表的な漢方処方(3) 松田 繁用漢方処方の使用目標(証)(2) E2-(10)-1-1, 2, 3, 4
E2-(10)-2-1, 2, 3
9 代表的な漢方処方(4) 松田 繁用漢方処方の使用目標(証)(3) E2-(10)-1-1, 2, 3, 4
E2-(10)-2-1, 2, 3
10 代表的な漢方処方(5) 松田 繁用漢方処方の使用目標(証)(4) E2-(10)-1-1, 2, 3, 4
E2-(10)-2-1, 2, 3
11 漢方薬を構成する生薬(1) 松田 代表的な漢方薬を構成する生薬について説明できる。(1) C5-(1)-2-1
12 漢方薬を構成する生薬(2) 松田 代表的な漢方薬を構成する生薬について説明できる。(2) C5-(1)-2-1
13 漢方薬の副作用と注意事項(1) 中村誠 代表的な漢方薬の使用上の注意と副作用について説明できる。(1) C5-(1)-3-2
E2-(10)-3-1
14 漢方薬の副作用と注意事項(2) 松田 代表的な漢方薬の使用上の注意と副作用について説明できる。(2) C5-(1)-3-2
E2-(10)-3-1
15 総括・まとめ      

●教科書
書名 著者名 出版社名
ベーシック薬学教科書シリーズ:生薬学・天然物化学
吉川雅之、他
化学同人
プリント配布


●参考書
書名 著者名 出版社名
病態からみた漢方薬物ガイドライン
岡村信幸
京都廣川書店

●成績評価法方法・基準
 定期試験(100%)で評価する。

●評価のフィードバック
 掲示板に表示する。

●備考(担当教員に対する質問等の連絡方法)
 オフィスアワー:月〜金の17時〜18時;授業内容に関する質問がある場合には研究室(南校舎 フロンティア研究棟1階 生薬学分野) に直接来るか、または、メールでも受け付けます。出張等でオフィスアワーを持てないときもありますので、メール等で前もって尋ねて下さい。

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