臨床腫瘍学概論  [Introduction to Clinical Oncology ]

開講情報
6年次 前期 講義 1単位 選択
担当教員
教授 吉貴 達寛 准教授 中田 晋 講師 中村 暢彦
備考  

●概要
 悪性腫瘍に対する薬物治療に貢献する薬剤師の養成には、腫瘍細胞生物学的知識と臨床的知識を統合的に捉える必要性が増している。本概論では、代表的な悪性腫瘍の発症要因と疫学、症状、診断法、集学的治療の全体像における薬物療法の位置づけ、汎用される薬物治療レジメンと有害事象対策等の悪性腫瘍の臨床像を統合的に学ぶ。また、近年急速に増加する分子標的治療薬について学び、分子生物学的知見がいかに臨床に応用されているかを理解する。さらに、本格的に臨床応用され始めた免疫療法の現状についても把握する。

●授業の一般目標
 個々のがん種について、その生物学的特性と臨床像を把握し、それに対して用いられる薬物療法の概略と有害事象対策に関する専門的知識の習得と統合的な理解を深める。

●準備学習(予習・復習)
 事前に腫瘍細胞生物学とがん薬物療法学の内容を中心に、悪性腫瘍の病態生理と抗悪性腫瘍薬剤について復習しておくこと。受講後は講義プリントと参考書の正書を熟読し理解を深めること。

●学習項目・学生の到達目標
学習項目 担当教員 学生の到達目標 SBOコード
1 序論 吉貴 がんの臨床像の概略を理解し、そのなかで薬物療法が果たす役割について説明できる。  
2 肺がん・胃がん 中村暢 それぞれの悪性腫瘍の腫瘍生物学的特性と臨床的特徴を統合的に理解し、代表的な薬物治療法について説明できる。  
3 大腸がん・肝・胆・膵がん 中村暢 それぞれの悪性腫瘍の腫瘍生物学的特性と臨床的特徴を統合的に理解し、代表的な薬物治療法について説明できる。  
4 乳がん・子宮がん 吉貴 それぞれの悪性腫瘍の腫瘍生物学的特性と臨床的特徴を統合的に理解し、代表的な薬物治療法について説明できる。  
5 泌尿器がん・卵巣がん 吉貴 それぞれの悪性腫瘍の腫瘍生物学的特性と臨床的特徴を統合的に理解し、代表的な薬物治療法について説明できる。  
6 頭頚部がん・皮膚がん・中枢神経腫瘍 中田晋 それぞれの悪性腫瘍の腫瘍生物学的特性と臨床的特徴を統合的に理解し、代表的な薬物治療法について説明できる。  
7 造血器腫瘍・支持療法 中村暢 それぞれの悪性腫瘍の腫瘍生物学的特性と臨床的特徴を統合的に理解し、代表的な薬物治療法について説明できる。  
8 小児がん
骨・軟部腫瘍
吉貴 それぞれの悪性腫瘍の腫瘍生物学的特性と臨床的特徴を統合的に理解し、代表的な薬物治療法について説明できる。  

●教科書
書名 著者名 出版社名
特に指定しない
適宜プリントを配布する
 
●参考書
書名 著者名 出版社名
がん必須ポイント
吉村 知哲 (編著)
じほう
分子標的治療薬[作用機序と臨床]
元吉 和夫、大野 竜三(編集)
メディカルレビュー社

●成績評価法方法・基準
 定期試験(100%)の成績により評価する。

●評価のフィードバック
 講評は合格発表時に掲示する。

●備考(担当教員に対する質問等の連絡方法)
 オフィスアワー:月・水・金の17:00〜18:00
 授業内容に関する質問がある場合には研究室(躬行館5F)に直接来るか、または、メールでも受け付けます。出張等でオフィスアワーを持てないときもありますので、メール等で前もって尋ねて下さい。

▲PAGE TOPへ