感染制御概論  [ Infection control]

開講情報
6年次 前期 講義 1単位 選択
担当教員
教授 小田 真隆 助教 林 直樹 非常勤講師 藤田 直久
非常勤講師 小阪 直史 非常勤講師 吉澤 尚美  
備考  

●概要
 院内感染は患者のみならず、医療従事者の生命を脅かし、また医療経済の大きな損失をもたらす重要な問題である。院内感染の発生や拡大の防止のために、多くの病院では標準予防策、感染経路別対策や消毒薬の使用法などの知識と技術を身に付けた医師、看護師、薬剤師などから構成された感染制御チーム(ICT)が活躍している。本概論では、感染制御専門薬剤師の基礎の修得を目的として、京都府立医科大学の感染対策部の協力のもとに、院内感染制御のために必要な知識や技能についての講義を行う。
 科目名は病院を意識したものであるが、最近の社会的動向では感染制御は病院薬剤師のみならず、開局薬剤師にも求められる知識・技能である。

●授業の一般目標
 病院に限らず、薬剤師として求められる感染対策に必要な知識、技能を修得する。

●準備学習(予習・復習)
 微生物学、感染症学および化学療法学に相当する教科書の内容を事前に読むこと。また、復習は、配布したプリントを再読し、疑問点等を見出すこと。7回目で1〜6回目の内容の重要ポイントを再解説するので、1〜6回目の内容を復習すること。予習復習を合わせて1週あたり3.5時間程度の学修が必要である。内容については、その都度指示する。

●学習項目・学生の到達目標
学習項目 担当教員 学生の到達目標 SBOコード
1 院内感染対策の必要性 藤田 ☆なぜ院内感染対策が必要なのかを説明できる。
2 院内感染の実際 藤田 ☆実例を挙げて、病院等で発生した院内感染について説明することができる。
3 標準予防策と感染経路別対策 吉澤 ☆院内感染制御のための標準予防策と感染経路別の対策について説明できる。
4 消毒薬の種類と使用方法 小阪 ☆院内感染の防止に必要な消毒薬を列挙し、その使用法について説明できる。
5 薬剤師と感染対策チーム(ICT) 小阪 ☆感染対策チーム(ICT)における薬剤師の役割を説明できる。
6 薬剤師と抗菌薬適正使用チーム(AST) 小阪 ☆抗菌薬適正使用チーム(AST)における薬剤師の役割を説明できる。
7 院内感染についての重要ポイントと解説#1 小田・林 ☆院内感染の全体像を理解し、微生物学および感染症学的見地から解説できる。
8 院内感染についての重要ポイントと解説#2 小田・林 ☆院内感染の全体像を理解し、微生物学および感染症学的見地から解説できる。  

●教科書
書名 著者名 出版社名
指定しない


●参考書
書名 著者名 出版社名
薬剤師のための感染制御マニュアル
日本病院薬剤師会
薬事日報社
標準予防策実践マニュアル
ICHG研究会
南江堂

●成績評価法方法・基準
 定期試験 100%

●評価のフィードバック
 講評は、合格発表日に掲示にて公開する。

●備考(担当教員に対する質問等の連絡方法)
 小田:水曜日 12時30分〜13時30分(愛学館6F)
 ※会議・出張等で不在のこともあるので、事前にメール等で尋ねることが望ましい。
 ※非常勤講師への質問に関しても小田まで連絡してください。

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