• 特別講義 -消化管のサイエンス-

    [The Science of Alimentary Tract]

    開講情報
    • 1年次前期・後期

      講義

      2単位選択

    担当教員
    • 名誉教授竹内 孝治

    備考  

    概要

     胃、十二指腸、小腸など、消化管の働きに関して、様々な研究も含めて紹介し、さらに薬剤の副作用として生じる様々な消化管障害、ならびに治療薬について解りやすく説明する。

    1. 総論:消化管の働きに関する様々な研究の紹介、および講義の全体的な概要
    2. 消化管障害モデルの紹介(障害発生における攻撃因子と防禦因子の説明)
    3. 攻撃因子 (1):胃酸分泌の調節と酸分泌抑制薬
    4. 攻撃因子 (2):胃酸分泌の調節と酸分泌抑制薬
    5. 防禦因子 (1):プロスタグランジンによる粘膜保護
    6. 防禦因子 (2):一酸化窒素による粘膜保護
    7. 防禦因子 (3):カプサイシン感受性知覚神経を介する保護作用
    8. 防御因子 (4):重炭酸イオン分泌の調節と分泌促進薬
    9. 防御因子 (5):重炭酸イオン分泌の調節と分泌促進薬
    10. 防御因子 (6):胃粘膜血流(粘膜保護における重要性)
    11. 薬の副作用による消化管障害 (1):非ステロイド系抗炎症薬
    12. 薬の副作用による消化管障害 (2):非ステロイド系抗炎症薬
    13. 薬の副作用による消化管障害 (3):骨粗鬆症薬と抗うつ薬
    14. 薬の副作用による消化管障害 (4):抗血栓薬による胃出血の増大
    15. 抗潰瘍薬の紹介

    教科書

    書名 著者名 出版社名
    なし

    参考書

    書名 著者名 出版社名
    なし

    成績評価方法・基準

     レポート提出(100%)