• 基礎演習 薬の理想と免疫療法

    [Basic Seminar]

    開講情報
    • 1年次通年

      1.5単位必修

    担当教員
    • 准教授北出 達也

    備考  

    概要

    現在使われている薬は高い確率で人を病の苦しみから解放してくれる反面、多少とも副作用を持っており、使い方を間違えたり、時には正しい使い方をしても期待しない結果を招くなど必ずしも理想的であるとは言えません。これに対し免疫療法は、効果に対する期待が低い場合もありますが、生体が本来持っている自己治癒力を賦活し、ある種の疾病の症状を緩解したり治療するもので、自然な治療法であるため、副作用が無いか、あるいは少ない治療が行える可能性があります。本演習では医薬品による治療法と、アロマセラピー、音楽療法、心理免疫療法などの薬物を使用しない免疫療法とを比較検討することにより、将来開発される理想的な薬とはどのような薬なのかということを皆さんと一緒に考えて見たいと思います。