• 基礎演習 薬害被害から学ぶ

    [Basic Seminar]

    開講情報
    • 1年次通年

      1.5単位必修

    担当教員
    • 教授金澤 治男

    備考  

    概要

     キノホルム(スモン)、クロロキン(網膜症)、サリドマイド(アザラシ肢症)、非加熱濃縮血液凝固因子製剤(エイズ)、ソリブジン(血液障害)、・・・。

     新入生の皆さん、これらの薬による悲惨な薬害をご存知ですか? この悲惨さは、「早期体験学習」における薬害被害者の方々の「生の声」を傾聴してください。

     薬の専門家である薬剤師は、薬の有効性とともに“安全性”を確保するためにも、その責任・役割を果たさねばなりません。
     本基礎演習では、同じ過ちを繰り返さないよう、“薬害被害”から薬剤師として「何をしなければならないのか」、「何ができるのか」、「何を期待されているのか」を、薬学に第一歩を踏み出したこの時期に、一緒に学び・考えてみたいと思います。(これから6年間、ヒトにやさしい医療人としての薬剤師を目指して研鑚を積まれる糸口になることを期待しつつ・・・。)