• 基礎演習 医薬品の適正使用と薬剤師

    [Basic Seminar]

    開講情報
    • 1年次通年

      1.5単位必修

    担当教員
    • 教授高山 明

    備考  

    概要

    医薬品の適正使用とは、的確な診断に基づき患者さんの状態にかなった最適の薬剤や剤形が選択され、適切な用法・用量が決定される。次いで、薬剤師による処方監査が行われた後、処方に基づき正確に調剤される。更に薬剤に関する説明が患者さんに十分理解され、正確に使用された後、その効果や副作用が評価され、処方にフィードバックされる一連のサイクルである。
    医薬品の適正使用を推進することは、医療の安全性を確保し、また医療費等の抑制にもつながることから、医療現場では非常に重要視されている。
    近年、多発する医療事故、調剤過誤を例に取り、その原因と対策を検討することにより、医薬品の適正使用並びに社会から期待される薬剤師の在るべき姿について考えていきたいと思います。