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分析化学実習

[Analytical Chemistry, Lab.]

中和滴定、キレート滴定、電位差滴定など分析化学の基本的技能を修得し、酸およびアルカリ物質の定量、無機物質の定量、および酸解離定数の測定など重要な分析化学の項目について理解を深める。

医薬品を含む化学物質をその性質にもとづいて分析できるようになるために、物質の定性、定量などに必要な基本的技能を修得する。特に、酸・塩基平衡および錯体・キレート生成平衡について基本的知識と測定の基本的技能を修得する。

出席、実習態度およびレポートで評価する。

書名	著者名	出版社名
薬学のための分析化学	櫻井弘　編著	化学同人

書名	著者名	出版社名
薬学のための無機化学	櫻井弘　編著	化学同人
薬品分析化学－基礎と実験－	山崎満他	廣川書店

回	学習項目	担当教員	学生の到達目標
1	実習講義	安井裕之・吉川豊	実験の心得器具・天秤の取扱い方、pHメーター・コンピュータの取扱い方分析したデータの統計的な取り扱い方レポートの書き方
2	中和滴定	安井裕之・吉川豊	0.1 mol/L 水酸化ナトリウムの調製と評定炭酸ナトリウム・水酸化ナトリウム混合物の定量柑橘類（レモン・オレンジ）果実中のクエン酸の定量
3	キレート滴定	安井裕之・吉川豊	牛乳および医薬品中のカルシウムとマグネシウムの定量
4	電位差滴定	安井裕之・吉川豊	酢酸、サリチル酸および医薬品の電位差滴定による酸解離定数の測定と計算コンピュータによるデータ解析

第1回

学習項目	実習講義
担当教員	安井裕之・吉川豊
学生の到達目標	実験の心得器具・天秤の取扱い方、pHメーター・コンピュータの取扱い方分析したデータの統計的な取り扱い方レポートの書き方

第2回

学習項目	中和滴定
担当教員	安井裕之・吉川豊
学生の到達目標	0.1 mol/L 水酸化ナトリウムの調製と評定炭酸ナトリウム・水酸化ナトリウム混合物の定量柑橘類（レモン・オレンジ）果実中のクエン酸の定量

第3回

学習項目	キレート滴定
担当教員	安井裕之・吉川豊
学生の到達目標	牛乳および医薬品中のカルシウムとマグネシウムの定量

第4回

学習項目	電位差滴定
担当教員	安井裕之・吉川豊
学生の到達目標	酢酸、サリチル酸および医薬品の電位差滴定による酸解離定数の測定と計算コンピュータによるデータ解析

実習室には複数の教員、ティーチングアシスタントが常駐しているので、実習中に分からなくなった場合、遠慮なく質問して欲しい。また、実習終了後も質問は随時、代謝分析学教室で受け付ける。