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微生物学実習
[Microbiology, Lab.]
開講情報 -
2年次後期
0.5単位必修
担当教員 -
教授後藤 直正
助教小川 倫洋
備考 概要
無菌操作、分離培養、純培養など、細菌を扱う基礎的技術を修得し、それらをベースに消毒法、滅菌法、抗菌薬感受性測定法、無菌試験、さらには細菌遺伝実験を経験することにより、薬学領域で重要な微生物学の項目についての理解を深める。また、各種細菌およびマラリア原虫の染色標本も併せて観察する。
授業の一般目標
細菌を扱う基礎的技術を修得し、それらをベースに薬学領域で重要な微生物学の項目についての理解を深める。
成績評価法・基準
評価はレポートおよび実習試験を参考に総合的に行う。
参考書
書名 著者名 出版社名 薬学領域の病原微生物学 桑原章吾ほか 南江堂 学習項目・学生の到達目標
回 学習項目 担当教員 学生の到達目標 1 一般操作法と実習講義 後藤直正、
小川倫洋実験の心得；器具および機器の取り扱い；レポートの書き方および実習内容に関する講義と基礎知識の確認 2 培地および器具の準備、分離培養、ファージの検出、無菌操作、細菌の遺伝１ 後藤直正、
小川倫洋実習に必要な器具および滅菌；培地の作成および滅菌；臨床検査材料からの病原菌の分離；汚水からのバクテリオファージの検出；形質導入による遺伝子の伝達 3 細菌の形態観察、無菌試験、細菌の遺伝２ 後藤直正、
小川倫洋ブドウ球菌、大腸菌、赤痢菌を材料とした単染色とグラム染色；注射薬アンプルを用いた無菌試験；接合によるプラスミドの伝達 4 抗生物質の抗菌力測定、細菌数の測定、細菌の遺伝３ 後藤直正、
小川倫洋抗生物質の抗菌力を各種薬剤を含有したディスクを用いたディスク法、液体希釈法および寒天平板希釈法；培養液中の生菌数の測定、形質転換による遺伝子の導入 5 各種病原微生物の標本観察および判定と後始末 後藤直正、
小川倫洋上記実習中に観察できなかった病原微生物の標本の観察；実習結果の観察；使用培地および器具の後始末 第1回
学習項目 一般操作法と実習講義 担当教員 後藤直正、
小川倫洋学生の到達目標 実験の心得；器具および機器の取り扱い；レポートの書き方および実習内容に関する講義と基礎知識の確認 第2回
学習項目 培地および器具の準備、分離培養、ファージの検出、無菌操作、細菌の遺伝１ 担当教員 後藤直正、
小川倫洋学生の到達目標 実習に必要な器具および滅菌；培地の作成および滅菌；臨床検査材料からの病原菌の分離；汚水からのバクテリオファージの検出；形質導入による遺伝子の伝達 第3回
学習項目 細菌の形態観察、無菌試験、細菌の遺伝２ 担当教員 後藤直正、
小川倫洋学生の到達目標 ブドウ球菌、大腸菌、赤痢菌を材料とした単染色とグラム染色；注射薬アンプルを用いた無菌試験；接合によるプラスミドの伝達 第4回
学習項目 抗生物質の抗菌力測定、細菌数の測定、細菌の遺伝３ 担当教員 後藤直正、
小川倫洋学生の到達目標 抗生物質の抗菌力を各種薬剤を含有したディスクを用いたディスク法、液体希釈法および寒天平板希釈法；培養液中の生菌数の測定、形質転換による遺伝子の導入 第5回
学習項目 各種病原微生物の標本観察および判定と後始末 担当教員 後藤直正、
小川倫洋学生の到達目標 上記実習中に観察できなかった病原微生物の標本の観察；実習結果の観察；使用培地および器具の後始末 備考(担当教員に対する質問等の連絡方法)
質問がある場合は、メール「ngotoh@mb.kyoto-phu.ac.jp」でも受け付けます。ただし、携帯電話からの送信は返答できないことが多いので、PCから送信すること。また、直接、質問に来る場合もメールで日時を知らせてください。
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