生化学B  [Biochemistry B]

開講情報
2年次 前期 講義 1.5単位 必修
担当教員
教授 中山 祐治 助教 齊藤 洋平  
備考  

●概要
 生化学は、生体を構成する化学物質の役割や機能を明らかにして複雑な生命現象を分子の挙動として理解・解明する学問であり、生命科学の最も重要な基礎をなしている。このような分子レベルでの生命現象の理解は、ヒトの病気と病態を理解し、かつ医薬品の本質を理解して適正に使用する上で重要となる。生化学Bでは生化学Aに引き続き、薬学に必須である生化学の基本的な原理の修得を目指す。

●授業の一般目標
 生物をミクロなレベルで理解するために、細胞の機能や生命活動を支える分子の役割についての基本的知識を修得し、併せてそれらの生体分子を取り扱うための基本的技能を身につける。

●準備学習(予習・復習)
 事前に教科書の該当箇所を読んでおくこと。講義受講後はプリントや教科書を用いて復習し、疑問点は次の講義までに整理しておくこと。また、適宜課題を与えるので解いておくこと。これらの予習復習を合わせて1週あたり150分程度の学修が必要である。

●学習項目・学生の到達目標
学習項目 担当教員 学生の到達目標 SBOコード
1 脂質代謝1 中山 脂質の消化・吸収・体内運搬について説明できる。脂肪酸の分解、ケトン体の合成経路について説明できる。 C6-(3)-④-2
C6-(5)-③-1,2
C6-(5)-④-1
D1-(3)-①-2
2 脂質代謝2 中山 脂肪酸および脂質の生合成、コレステロール代謝について説明できる。 C6-(3)-④-2
C6-(5)-③-1,2
C6-(5)-④-1
D1-(3)-①-2
3 アミノ酸代謝1 齊藤 アミノ酸、タンパク質の消化・吸収・体内運搬、アミノ酸分子中の窒素の代謝について説明できる。アミノ酸分子中の炭素の代謝について説明できる。 C6-(5)-⑤-1
D1-(3)-①-2
4 アミノ酸代謝2 齊藤 アミノ酸の生合成、アミノ酸が関与する特殊な生体成分の生合成について説明できる。 C6-(5)-⑤-1
D1-(3)-①-2
5 代謝の統合 齊藤 インスリンとグルカゴンの役割、飢餓状態と飢餓状態のエネルギー代謝、余剰エネルギーを蓄える仕組みについて説明できる。 C6-(5)-④-2
C7-(2)-⑥-1
D1-(3)-①-2
6 ヌクレオチドの代謝 中山 核酸構成成分の生合成、異化代謝について説明できる。☆疾患との関連を説明できる。 C4-(1)-①-1
C6-(5)-⑤-2
7 DNAの複製と修復1 中山 DNAの複製と修復のメカニズムについて説明できる。 C6-(4)-②-1
C6-(4)-③-1
8 DNAの複製と修復2 中山 DNAの複製と修復のメカニズムについて説明できる。 C6-(4)-⑤-1
9 転写1 中山 原核細胞における転写のメカニズムについて説明できる。 C6-(4)-②-2,3
C6-(4)-④-1
10 転写2 中山 遺伝子発現制御について説明できる。RNAプロセシングについて説明できる。 C6-(4)-④-2,3,4
11 翻訳1 中山 翻訳のメカニズムについて説明できる。タンパク質の翻訳後修飾・局在化について説明できる。 C6-(4)-④-5
12 翻訳2 中山 翻訳のメカニズムについて説明できる。タンパク質の翻訳後修飾・局在化について説明できる。 C6-(3)-②-1,2
C6-(1)-①-2
13 遺伝子工学1 齊藤 遺伝子クローニング技術について説明できる。DNA塩基配列決定法、PCR法、遺伝子発現解析法などについて説明できる。 C6-(4)-⑥-1
C7-(1)-①-1,2,3
14 遺伝子工学2 齊藤 遺伝子工学の医療分野での応用について説明できる。 C6-(4)-⑥-2
E2-(8)-②-1
15 総括・まとめ      

●教科書
書名 著者名 出版社名
ベーシック生化学
編集 畑山 巧
化学同人
●参考書
書名 著者名 出版社名
ヴォート基礎生化学 第4版
Voet, D. 他
東京化学同人
レーニンジャーの新生化学 第6版
Lehninger, A.L. 他
廣川書店
イラストレイテッド 生化学
Richard A. Harvey
丸善出版

●成績評価法方法・基準
 定期試験95%,レポート5%

●評価のフィードバック
 講評を掲示あるいはMoodle上に公開する。

●備考(担当教員に対する質問等の連絡方法)
 オフィスアワー:火・水・木の17:00~18:00; 授業内容に関する質問がある場合には研究室(S棟2F)に直接来るか、または、メールでも受け付けます。出張等でオフィスアワーを持てないときもありますので、メール等で前もって尋ねて下さい。

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