感染症学  [Infectious Disease Science]

開講情報
2年次 後期 講義 1.5単位 必修
担当教員
教授 藤室 雅弘 教授 小田 真隆  
備考  

●概要
 近年、新たな病原微生物(エボラウイルス、鳥インフルエンザウイルス、SARS、ジカウイルス)や抗菌薬の乱用・繁用による薬剤耐性菌(黄色ブドウ球菌、緑膿菌、アシネトバクター属菌)の出現は、現代医療の抱える新たな脅威として深刻な問題となっている。本講義では、医療人として必須な微生物学的、そして疫学的知識を身につけるため、細菌学、ウイルス学、真菌学、原虫学、そして感染症疫学を解説する。さらに、滅菌法や消毒法を含めた標準的予防策(スタンダードプレコーション)についても講義する。

●授業の一般目標
 感染症を引き起こす微生物の特徴、および感染予防法と治療法について統合的に学習し、感染症学を修めることを目指す。

●準備学習(予習・復習)
 講義では教科書を用いて重要ポイントを明示するので、復習中心の学習を心掛けること。予習復習を合わせて1週あたり150分程度の学修が必要である。内容については、その都度指示する。

●学習項目・学生の到達目標
学習項目 担当教員 学生の到達目標 SBOコード
1 病原微生物総論 小田 病原微生物の特徴を説明できる C8-(4)-①-1,2
D1-(2)-②-1
2 感染症の発症機構 小田 感染成立のための病原因子を説明できる C8-(3)-②-6
C8-(4)-①-1,2
C8-(3)-②-6
3 病原細菌と感染症#1 小田 グラム陽性球菌およびグラム陽性桿菌の特徴を説明できる C8-(4)-②-3
4 病原細菌と感染症#2 小田 グラム陰性球菌およびグラム陰性桿菌の特徴を説明できる E2-(7)-③-2,4,9
C8-(4)-②-4
5 病原細菌と感染症#3 小田 グラム陰性らせん菌および抗酸菌の特徴を説明できる C8-(4)-②-5,6
6 病原細菌と感染症#4 小田 マイコプラズマ、リケッチア、クラミジアの特徴を説明できる C8-(4)-②-7
7 病原真菌および寄生虫による感染症 小田 真菌、原虫の特徴を説明できる C8-(4)-②-8,9
C8-(3)-④-1,2
E2-(7)-⑤-1,2
E2-(7)-⑥-1,2
8 病原ウイルスと感染症#1 藤室 ウイルスの構造、分類、増殖機構について説明できる C8-(3)-③-1
9 病原ウイルスと感染症#2 藤室 DNAウイルスの特徴を説明できる C8-(4)-②-1
10 病原ウイルスと感染症#3 藤室 RNAウイルスの特徴を説明できる C8-(4)-②-2
11 疾患別にみた感染症の特徴#1 小田 臨床的に重要かつ頻度の高い細菌感染症の特徴を説明できる E2-(7)-③-1,2,3,4,5,6,7,8,9,10
D1-(2)-④-2
D1-(3)-③-1
12 疾患別にみた感染症の特徴#2 小田 臨床的に重要かつ頻度の高いウイルス感染症の特徴を説明できる E2-(7)-④-1,2,3,4,5,6
D1-(3)-③-1
13 感染症の現状 小田 感染症の現状と感染症法について説明できる D1-(2)-②-1,2,3
C8-(4)-①-1,2
14 感染症の予防 小田 感染症予防のための予防接種および滅菌と消毒について説明できる D1-(2)-②-4
C8-(3)-⑤-1,2
C8-(2)-②-1,3
E2-(7)-①-2
15 総括・まとめ      

●教科書
書名 著者名 出版社名
薬学領域の病原微生物学・感染症学・化学療法学(第3版)
増澤俊幸、河村好章 ほか
廣川書店
●参考書
書名 著者名 出版社名
戸田新細菌学 第34版
吉田真一 ほか
南山堂

●成績評価法方法・基準
 定期試験(100%)の成績を基準に評価する。原則として出席はとらないが、試験に合格するためには、講義への出席は必須である。

●評価のフィードバック
 講評は、合格発表日に掲示にて公開する。

●備考(担当教員に対する質問等の連絡方法)
 小田:火曜日 12時30分~13時30分(愛学館6F・微生物・感染制御学分野)
 藤室:火曜日 12時30分~13時30分(南校舎S棟2F・細胞生物学分野)
 ※会議・出張等で不在のこともあるので、事前にメール等で尋ねることが望ましい。

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