病態薬物治療学A  [Pharmaco-Therapeutics A]

開講情報
3年次 前期 講義 1.5単位 必修
担当教員
教授 秋葉 聡 講師 石原 慶一  
備考  

●概要
 病態薬物治療学は、疾患の特徴や個々の患者の病態に基づいた薬物治療に携わるために必須となる知識を学ぶ科目である。本科目では、疾患の原因・病態や治療薬の作用を生化学的・生理学的に捉え、臨床検査値の変動と病態との関連性や、治療薬の選択・使用上の配慮などについて学習する。病態薬物治療学Aでは、代謝性疾患と腎疾患を中心に概説する。

●授業の一般目標
 薬物治療に携わるための知識と思考力を身につけるために、疾患の原因・病態・臨床検査値・治療薬に関する基礎的な概念や捉え方を習得する。

●準備学習(予習・復習)
 事前に、糖・脂質・核酸の代謝や、腎の構造・機能について、生化学、生理学、解剖学で学んだ関連知識を復習してから講義に臨むことを推奨します。講義中に書き留めたメモなどを、講義後に別のノートに整理・まとめ直すことを推奨します。
 毎回の講義に関して、予習(教科書にて学修内容・疑問点を把握)や復習(講義中のメモ書きなどを別途ノート等にまとめ直す)を合わせて150分程度必要である。

●学習項目・学生の到達目標
学習項目 担当教員 学生の到達目標 SBOコード
1 腎疾患 石原 腎機能および機能検査について説明できる。
おもな腎疾患やその症状について概説できる。
E2-(3)-③-5
2 腎疾患 石原 急性腎不全、薬剤性糸球体腎炎・急性糸球体腎炎の原因、病態、臨床検査値の変動、および治療薬について説明できる。 E2-(3)-③-2,5
3 腎疾患 石原 慢性糸球体腎炎やネフローゼ症候群など慢性腎臓病の原因、病態、臨床検査値の変動、および治療薬について説明できる。 E2-(3)-③-3,5
4 高尿酸血症 石原 高尿酸血症の原因および病態について説明できる。 E2-(5)-①-3
5 高尿酸血症 石原 高尿酸血症の治療薬とその用法について説明できる。 E2-(5)-①-3
6 糖尿病 秋葉 疾患の病態や臨床検査値の変動を把握することが薬物治療上必須となることを理解する。
糖尿病の主な病態と分類について説明できる。
E2-(5)-①-1
7 糖尿病 秋葉 1型および2型糖尿病の原因について説明できる。 E2-(5)-①-1
8 糖尿病 秋葉 インスリン抵抗性、および糖毒性に伴う2型糖尿病の発症機構について説明できる。
☆メタボリックシンドロームの発症分子機構と2型糖尿病の発症との関連性について説明できる。
E2-(5)-①-1
9 糖尿病 秋葉 合併症の原因と糖尿病での臨床検査値の変動について説明できる。 E2-(5)-①-1
10 糖尿病 秋葉 糖尿病治療薬(経口血糖降下薬)の作用機序および適切な使用について説明できる。 E2-(5)-①-1
11 糖尿病・脂質異常症 秋葉 代表的なインスリン製剤と合併症治療薬の適切な使用について説明できる。
リポタンパク質の種類と役割について説明できる。
E2-(5)-①-1,2
12 脂質異常症 秋葉 脂質異常症の主な病態、分類、および原因について説明できる。 E2-(5)-①-2
13 脂質異常症 秋葉 ☆インスリンの作用不足によるリポタンパク質の代謝異常と、それに伴う脂質異常症の発症機構について説明できる。
14 脂質異常症 秋葉 脂質異常症での臨床検査値の変動と、治療薬の作用機序および適切な使用について説明できる。 E2-(5)-①-2
15 総括・まとめ      

●教科書
書名 著者名 出版社名
病態薬物治療学(仮)
秋葉 聡、石原慶一
京都廣川書店
●参考書
書名 著者名 出版社名
疾病と病態生理(改訂第4版)
市田公美、辻 勉、秋葉 聡 編
南江堂

●成績評価法方法・基準
 定期試験(100%)の成績に基づいて評価する。

●評価のフィードバック
 評価のフィードバックとして、講評を掲示するが、個別に対応する場合もある。

●備考(担当教員に対する質問等の連絡方法)
 オフィスアワー:月・水・金の18:00~19:00
 担当教員は会議・出張等で不在の場合があるので、あらかじめ各教員にメールにて在室を確認してから質問に来ること。なお、メールでの質問も受け付けます。

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