PK‐PD解析概論  [ PK-PD analysis]

開講情報
6年次 前期 講義 1単位 選択
担当教員
教授 安井 裕之 教授 栄田 敏之 准教授 木村 寛之
講師 伊藤 由佳子 助教 河渕 真治  
備考  

●概要
 患者個々に最適な薬物治療を行うことを目的として、薬物の治療効果/副作用を規定するさまざまな因子が明らかにされてきた。これらの因子を、薬物血中濃度を規定する因子と、薬物血中濃度と治療効果/副作用との関係を規定する因子に分けて考え、より合理的に薬物治療を行うこと、またはその基盤となる理論をPK-PD理論という。PK は薬物動態学pharmacokinetics、PDは薬力学pharmacodynamicsに由来する。本講義ではPK-PD理論に関する最新の知見を紹介する。

●授業の一般目標
 PK-PD理論に関する最新の知見を理解し、その考え方を創薬あるいは医療現場において活用できる能力を修得する。

●準備学習(予習・復習)
 分析化学、薬物動態学、生体分析化学、テーラーメイド薬物治療学、放射薬学に関する知識が必要であるので、復習して講義に臨むこと。1週間あたり3.5時間程度の学修が必要であると考えられる。

●学習項目・学生の到達目標
学習項目 担当教員 学生の到達目標 SBOコード
1 抗がん薬のPK-PD解析 栄田 抗がん薬のPK-PD解析の意義について説明できる。
2 糖尿病治療薬のPK-PD解析 栄田 糖尿病治療薬のPK-PD解析の意義について説明できる。
3 抗菌薬のPK-PD解析 伊藤 抗菌薬のPK-PD解析の意義について説明できる。
4 マイクロドーズ試験 木村寛 非標識もしくは放射性標識化合物投与後のマイクロドーズ試験法およびヒト臨床試験におけるその重要性を説明できる。
5 遊離体薬物濃度分析による臨床PK-PD解析 安井 遊離体薬物の血中濃度分析に基づいたTDMおよび臨床PK-PD解析の実例を説明できる。
6 特殊患者における臨床PK-PD解析 安井 胃瘻および腸瘻経由による投与など特殊患者におけるTDMおよび臨床PK-PD解析の実例を説明できる。
7 PK-PD 解析に関する理論 河渕 非線形最小二乗法、母集団解析に関する基礎理論について理解する。
8 非線形最小二乗法に基づく解析 安井、伊藤、河渕 非線形最小二乗法に基づく解析ができる。


●成績評価法方法・基準
 定期試験(100%)により評価する。

●評価のフィードバック
 定期試験の講評は、前期成績発表日以後に掲示にて公開する。

●備考(担当教員に対する質問等の連絡方法)
 安井・木村:火曜日~木曜日の17:00~18:00(愛学館 5F )、栄田、伊藤、河渕:火曜日の12:30~13:30((南校地 S 棟 3F );※出張等でオフィスアワーを持てない場合があるため、事前にメール等で日程を確認してください。

▲PAGE TOPへ