分子病態学概論A  [ Introduction to Molecular Pathogenesis A]

開講情報
6年次 前期 講義 1単位 選択
担当教員
教授 北出 達也 教授 秋葉 聡 教授 中田 徹男
准教授 小原 幸 准教授 武上 茂彦 講師 石原 慶一
備考  

●概要
 腎臓は老廃物の排泄や電解質のバランス調節等の機能を有し、生命の維持を担う重要な臓器の一つです。慢性腎臓病は脳・心血管病の危険因子であることも明らかとされ、現在、日本における患者数が約1330万人と推測されることから、新たな国民病ともいわれています。本講義では、慢性腎臓病へと陥る代表的な疾患として、高血圧症や糖尿病、高尿酸血症などを取りあげ、腎臓機能の低下を伴う病態や薬物療法、また、関連する臨床化学検査や人工透析について、受講生は実務実習を終えていることを踏まえて概説します。

●授業の一般目標
 慢性腎臓病につながる高血圧症や糖尿病、高尿酸血症に関して、腎臓機能の低下を伴う病態や薬物療法、また、関連する臨床化学検査や人工透析について理解し説明できる。

●準備学習(予習・復習)
 3年次で学習した病態薬物治療学A、病態診断学Aや、4年次で学習した病態診断学B等の学習項目に関連する事項を教科書や講義ノート等を利用して予習し講義に臨むこと。受講後は、教科書や講義ノートおよび配布資料を参考に知識を整理し、わからないことがあればそのままにせず教員に聞く等して正しく理解し、毎回の講義における知識を蓄積すること。予習復習を合わせて1週あたり4時間程度の学修が必要である。内容については、その都度指示する。

●学習項目・学生の到達目標
学習項目 担当教員 学生の到達目標 SBOコード
1 臨床化学検査 武上 ☆慢性腎臓病につながる代表的な疾患に関連する臨床検査項目の検査意義と検査方法について概説できる。
2 慢性腎臓病の病態と関連疾患 小原  ☆慢性腎臓病治療の概要と心血管疾患との関連について概説できる。
3 高血圧の成因に占める中枢・腎臓の働きと腎硬化症 中田(徹) ☆高血圧性腎障害の病態、薬物治療について概説できる。
4 二次性高血圧症(腎性、腎血管性、他) 中田(徹) ☆腎性、腎血管性高血圧をはじめとする二次性高血圧の病態、治療について概説できる。
5 内分泌異常と腎疾患 石原 ☆内分泌の異常と腎疾患の病態、治療について概説できる。
6 高尿酸血症と腎疾患 石原 ☆高尿酸血症の病態と治療に加え腎疾患患者への高尿酸血症の治療について概説できる。
7 糖尿病性腎症 秋葉 ☆糖尿病性腎症の病態や薬物治療について概説できる。
8 人工透析 北出 ☆人工透析の原理および装置、また患者の管理やケアの要点について概説できる。

●教科書
書名 著者名 出版社名
適宜資料を配布する



●成績評価法方法・基準
 定期試験(100%)の成績により評価する。

●評価のフィードバック
 評価は、合格発表日に掲示にて公開する。

●備考(担当教員に対する質問等の連絡方法)
 北出・武上:火・木の17:30~18:30、中田・小原:水・金の17:00~18:00、秋葉・石原:月・水・金の18:00~19:00で予約制とします。事前にメールで空いているか確認し、指定された時間に研究室(躬行館4階)(S棟1階)(躬行館5階)まで来て下さい。また、オフィスアワー以外の曜日や時間でも空いていれば質問等を受付ますのでメールで確認して下さい。

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