[Clinical Psychology]
| 開講情報 |
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|---|---|
| 担当教員 |
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| 備考 |
臨床心理学の観点から、人間理解を深めることを目的とする。昨今、現代医学や医療技術のめざましい進歩は、我々の健康維持に多大な恩恵をもたらした。しかし一方で、社会情勢に伴なって病態像が変化し、医療現場においても人間の「身体」だけではなく、「こころ」や「たましい」の側面を問題とせざるをえなくなっている。これをふまえて、心理臨床の歴史をふりかえり、医療心理における人間観、理論、技法などや、精神疾患、エイズ、ガン、難病といった慢性疾患などの心身の諸問題について、具体例を交えながら解説する。なお、人間理解のための実践的方法として、心理テストの実習や体験学習を積極的に取り入れる予定である。
出席率などの受講態度、小レポート、学期末レポート。
講義の際に適宜紹介する
| 書名 | 著者名 | 出版社名 |
|---|---|---|
| プリントもしくは資料配布 | ||
| 書名 | 著者名 | 出版社名 |
|---|---|---|
| 1992 心理療法序説 | 河合隼雄 | 岩波書店 |
| 2003 補完代替医療入門 | 上野圭一 | 岩波アクティブ新書 |
| 回 | 項目 | 授業内容 |
|---|---|---|
| 1 | 医療心理学の概要 (1) | なぜ医学や医療に心理臨床が求められるのか? |
| 2 | 〃 (2) | 心理臨床の源流をさぐる |
| 3 | 〃 (3) | 心理臨床がめざすもの |
| 4 | 医療心理学の人間観 (1) | 人間の「在りのまま」を理解する~からだ、こころ、たましい~ |
| 5 | 〃 (2) | 深層心理学的アプローチ(S.FreudやC.G.Jungの人間観) |
| 6 | 〃 (3) | 人間性心理学的アプローチ(現存在分析、Rogers,C.R.の人間観) |
| 7 | (4) | 心理テスト演習~質問紙法、投映法など~ |
| 8 | 〃 (5) | 心理テストの解釈 |
| 9 | 医療心理学の理論と技法(1) | クライアントとの出会い、傾聴、心理療法 |
| 10 | 〃 (2) | イメージ療法、各種療法など(体験学習) |
| 11 | 〃 (3) | 事例研究、映画分析など |
| 12 | 医療心理学の諸問題 (1) | エイズ、ガン、難病患者の理解と対応、ターミナルケア |
| 13 | 〃 (2) | 医療における課題と展望、統合医療、エコロジカルな視点へ |
第1回
| 項目 | 医療心理学の概要 (1) |
|---|---|
| 授業内容 | なぜ医学や医療に心理臨床が求められるのか? |
第2回
| 項目 | 〃 (2) |
|---|---|
| 授業内容 | 心理臨床の源流をさぐる |
第3回
| 項目 | 〃 (3) |
|---|---|
| 授業内容 | 心理臨床がめざすもの |
第4回
| 項目 | 医療心理学の人間観 (1) |
|---|---|
| 授業内容 | 人間の「在りのまま」を理解する~からだ、こころ、たましい~ |
第5回
| 項目 | 〃 (2) |
|---|---|
| 授業内容 | 深層心理学的アプローチ(S.FreudやC.G.Jungの人間観) |
第6回
| 項目 | 〃 (3) |
|---|---|
| 授業内容 | 人間性心理学的アプローチ(現存在分析、Rogers,C.R.の人間観) |
第7回
| 項目 | (4) |
|---|---|
| 授業内容 | 心理テスト演習~質問紙法、投映法など~ |
第8回
| 項目 | 〃 (5) |
|---|---|
| 授業内容 | 心理テストの解釈 |
第9回
| 項目 | 医療心理学の理論と技法(1) |
|---|---|
| 授業内容 | クライアントとの出会い、傾聴、心理療法 |
第10回
| 項目 | 〃 (2) |
|---|---|
| 授業内容 | イメージ療法、各種療法など(体験学習) |
第11回
| 項目 | 〃 (3) |
|---|---|
| 授業内容 | 事例研究、映画分析など |
第12回
| 項目 | 医療心理学の諸問題 (1) |
|---|---|
| 授業内容 | エイズ、ガン、難病患者の理解と対応、ターミナルケア |
第13回
| 項目 | 〃 (2) |
|---|---|
| 授業内容 | 医療における課題と展望、統合医療、エコロジカルな視点へ |