• 化学・薬学と情報リテラシー

    [Chemistry and Pharmacy, and Computer Literacy]

    開講情報
    • 1年次前期

      1.5単位選択

    担当教員
    • 講師藤原 靖弘

    備考  

    概要

     プログラム電卓演算IC素子の開発から派生し、1971年に誕生した8ビットマイクロコンピュータ(パソコン)は、ハードウエア部品、記憶媒体、その他の進歩により、今やかっての大形コンピュータ並の性能と能力を持つに至っている。付随した使い勝手の良いソフトウエアと新たな使用方法の開発(インターネット、データベース(DB)の統合、翻訳機能、動画・3D画像処理、音声認識など)・導入により、今や学問・研究、仕事、生活など全ての面で使用されています。また、化学、薬学領域で使用される分析機器[UV,FT-IR, CD, NMR(含MRI),MS, 単結晶X線解析装置]や関連DBも例外でなく、ワークステ一ションあるいはパソコンのアプリケーションソフトウエアを操作して、初めて分析データや関連資料が得られます。
     このような時代背景で薬学を学ぶ皆さんは、好むと好まざるとに関係なくパソコンに接し、操作することが必要です。この演習では、パソコン初心者を対象に、2、3のソフトウエアを使って、日本薬局方解説書医薬品各条の医薬品に関する記載を課題として、下記内容で行います。

    成績評価法・基準

    出席、演習態度、作成文書、及びレポートで評価する。


    定員:15名

    教科書

    書名 著者名 出版社名
    プリントおよび情報処理室所蔵操作入門書

    参考書

    書名 著者名 出版社名
    コ・メディカルのための情報リテラシー 佐藤、川上、著 共立出版

    授業計画

    項目 授業内容
    1 パソコンの概要 装置全般、取り扱う上での注意
    2 基本操作 電源、マウス、キーボート、ウィンドウ、フロッピーディスク、テキストファイルの説明と操作
    3 日本語入力システム IME [Input Method Editor, I M, FEP (Front End Processor)]、フォント、ファイル、フォルダの説明
    4 パソコンの基礎 ハードウェア、基本ソフトウェア(Operating System)、アプリケーションソフトウェア、周辺装置の説明
    5 文書 Word(ワープロソフト)の説明と操作
    6    〃 同操作練習と課題文書の作成
    7 構造式・反応式 Chem Draw(構造描画ソフト)の説明と操作
    8    〃 同操作練習と課題構造式・反応式の作成
    9 表計算 Excel(表計算ソフト)の説明、操作練習、課題作成
    10 プレゼンテーション作成 Power Point(プレゼンテーションソフト)の説明、同操作練習と作品制作(課題自由)
    11 文書の作成     課題の文書、構造式・反応式、表計算表の作成
    12    〃 コピー、貼り付け機能を使って課題文書を完成

    1

    項目 パソコンの概要
    授業内容 装置全般、取り扱う上での注意

    2

    項目 基本操作
    授業内容 電源、マウス、キーボート、ウィンドウ、フロッピーディスク、テキストファイルの説明と操作

    3

    項目 日本語入力システム
    授業内容 IME [Input Method Editor, I M, FEP (Front End Processor)]、フォント、ファイル、フォルダの説明

    4

    項目 パソコンの基礎
    授業内容 ハードウェア、基本ソフトウェア(Operating System)、アプリケーションソフトウェア、周辺装置の説明

    5

    項目 文書
    授業内容 Word(ワープロソフト)の説明と操作

    6

    項目    〃
    授業内容 同操作練習と課題文書の作成

    7

    項目 構造式・反応式
    授業内容 Chem Draw(構造描画ソフト)の説明と操作

    8

    項目    〃
    授業内容 同操作練習と課題構造式・反応式の作成

    9

    項目 表計算
    授業内容 Excel(表計算ソフト)の説明、操作練習、課題作成

    10

    項目 プレゼンテーション作成
    授業内容 Power Point(プレゼンテーションソフト)の説明、同操作練習と作品制作(課題自由)

    11

    項目 文書の作成    
    授業内容 課題の文書、構造式・反応式、表計算表の作成

    12

    項目    〃
    授業内容 コピー、貼り付け機能を使って課題文書を完成