• 推計学

    [Statistics]

    開講情報
    • 1年次後期

      1.5単位必修

    担当教員
    • 教授上部 恒和

      非常勤講師百々 秀夫

    備考  

    概要

     統計学はコンピュータの普及で、薬学、医学、生物学その他多くの分野のデータ解析の手法として身近なものになった。この統計学を理論的背景として実験計画法、生物検定法等を扱う推計学が発展している。たとえば、薬物の効果を客観的に評価するためには、まず実験計画をたて、計画に従って実験し、そのデータを統計解析することが必須条件である。薬学や生物学等の分野での応用例によって、統計的な見方、考え方と手法を紹介するものである。

    成績評価法・基準

    平常点、正規試験またはレポート提出。

    教科書

    書名 著者名 出版社名
    薬効評価の統計手法 百々 秀夫
    医系の統計入門 階堂武雄 森北出版

    参考書

    書名 著者名 出版社名
    医薬品開発過程における統計的方法 佐久間等共訳 (株)MPC
    計数データの統計学 佐久間 昭訳 東大出版会
    ノンパラメトリック統計学 藤本 煕訳 マグロウヒル ブック (株)

    授業計画

    項目 授業内容
    1 薬学と統計(百々) 薬効評価と安全性評価の統計的な考え方
    2 データの整理(上部) 度数分布、母集団・標本の考え方
    3 確率変数・分布(上部) 二項分布・正規分布 等
    4 標本分布(上部) 中心極限定理
    5 推測統計入門(上部) 検定・推定の考え方
    6 区間推定(上部) 比率、平均値の区間推定
    7 仮説検定(上部) 代表的な検定例 1
    8 仮説検定(上部) 代表的な検定例 2
    9 要約統計量(百々) 測定尺度の分類、外れ値と打切りデータ
    10 対応のある2標本(百々) 実験単位、クロスオーバー計画の検定と推定
    11 対応のない2標本(百々) ランダム化、平行群間比較計画の検定と推定
    12 対応のある多標本(百々) 一様性の検定と多重比較法
    13 対応のない多標本(百々) 一様性の検定と用量反応関係の検定

    1

    項目 薬学と統計(百々)
    授業内容 薬効評価と安全性評価の統計的な考え方

    2

    項目 データの整理(上部)
    授業内容 度数分布、母集団・標本の考え方

    3

    項目 確率変数・分布(上部)
    授業内容 二項分布・正規分布 等

    4

    項目 標本分布(上部)
    授業内容 中心極限定理

    5

    項目 推測統計入門(上部)
    授業内容 検定・推定の考え方

    6

    項目 区間推定(上部)
    授業内容 比率、平均値の区間推定

    7

    項目 仮説検定(上部)
    授業内容 代表的な検定例 1

    8

    項目 仮説検定(上部)
    授業内容 代表的な検定例 2

    9

    項目 要約統計量(百々)
    授業内容 測定尺度の分類、外れ値と打切りデータ

    10

    項目 対応のある2標本(百々)
    授業内容 実験単位、クロスオーバー計画の検定と推定

    11

    項目 対応のない2標本(百々)
    授業内容 ランダム化、平行群間比較計画の検定と推定

    12

    項目 対応のある多標本(百々)
    授業内容 一様性の検定と多重比較法

    13

    項目 対応のない多標本(百々)
    授業内容 一様性の検定と用量反応関係の検定