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物理化学Ｂ
[Physical Chemistry B]
開講情報 -
2年次前期
1.5単位必修
担当教員 -
教授舟崎 紀昭
助教授廣田 俊
備考 概要
物理化学は化学の原理と理論を学ぶ分野で、平衡論・熱力学・原子や分子の構造論などを含む。人体に投与できる医薬品に助剤を加えて製剤化するとき、溶解性、化学的安定性、分散・凝集性、レオロジーなどの情報が重要となり、これらの性質は物理化学を用いて定量的にとり扱える。物理化学は医薬品の挙動解析や生体分子研究など薬学領域での創造的研究の基礎となる。
物理化学Ｂでは、日本薬学会コアカリキュラムと薬剤師国家試験出題基準に従って、輸送過程や化学反応などの動的化学理論および分子の性質と構造を解析するための量子化学や分子分光学を学ぶ。成績評価法・基準
受講態度および定期試験を中心に評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名 生命科学のための物理化学 バーロー 東京化学同人 参考書
書名 著者名 出版社名 物理化学（上・下） バーロー 東京化学同人 物理系薬学I. 物質の物理的性質 日本薬学会 東京化学同人 授業計画
回 項目 授業内容 1 物質の物理化学的性質 屈折率 誘電率 分子分極 2 コロイドおよび界面 界面現象 吸着 溶解平衡 コロイド 3 輸送課程の速さ 拡散 拡散係数の実測と分子 溶解度速度 4 〃 沈降速度と平衡 電気泳動 粘度 5 化学反応の速度 反応速度の測定 反応速度式の取扱い 反応次数 6 〃 １次反応 ２次反応 逐次反応 酸塩基触媒反応 7 反 応 機 構 素反応 反応機構と速度式 Arrheniusの式 光化学反応 8 〃 衝突理論 定常状態近似 遷移状態理論 9 量 子 化 学 Schrodingerの式 ３次元の量子力学系 水素原子の波動関数 10 〃 分子軌道 化学結合の理論 軌道の混成 共鳴 11 分 子 分 光 学 電磁波の性質 Beerの法則 電子遷移と光吸収 蛍光と消光 分子振動と赤外線 12 〃 電子スピン共鳴 核磁気共鳴 旋光性 円偏光二色性 分子回転とマイクロ波 13 分 子 構 造 結晶の分類 Ｘ線回析 生体分子の構造 第1回
項目 物質の物理化学的性質 授業内容 屈折率 誘電率 分子分極 第2回
項目 コロイドおよび界面 授業内容 界面現象 吸着 溶解平衡 コロイド 第3回
項目 輸送課程の速さ 授業内容 拡散 拡散係数の実測と分子 溶解度速度 第4回
項目 〃 授業内容 沈降速度と平衡 電気泳動 粘度 第5回
項目 化学反応の速度 授業内容 反応速度の測定 反応速度式の取扱い 反応次数 第6回
項目 〃 授業内容 １次反応 ２次反応 逐次反応 酸塩基触媒反応 第7回
項目 反 応 機 構 授業内容 素反応 反応機構と速度式 Arrheniusの式 光化学反応 第8回
項目 〃 授業内容 衝突理論 定常状態近似 遷移状態理論 第9回
項目 量 子 化 学 授業内容 Schrodingerの式 ３次元の量子力学系 水素原子の波動関数 第10回
項目 〃 授業内容 分子軌道 化学結合の理論 軌道の混成 共鳴 第11回
項目 分 子 分 光 学 授業内容 電磁波の性質 Beerの法則 電子遷移と光吸収 蛍光と消光 分子振動と赤外線 第12回
項目 〃 授業内容 電子スピン共鳴 核磁気共鳴 旋光性 円偏光二色性 分子回転とマイクロ波 第13回
項目 分 子 構 造 授業内容 結晶の分類 Ｘ線回析 生体分子の構造 -