• 医療安全性学

    [Safety Pharmacology]

    開講情報
    • 4年次前期

      1.5単位必修

    担当教員
    • 非常勤講師川村 聡

    備考  

    概要

     医薬品は常に有効性と安全性とのバランスの上で使用される。適切に使用されてはじめて、安全で有効な医薬品として疾患の治療に有用な手段となる。サリドマイドは妊婦の特定の時期に服用されると、胎児に重篤な先天性奇形を惹起する。多くの妊婦に処方された結果、多数の奇形児が生まれる悲惨な薬害となった。しかしながら、一部の疾患に対する高い有効性から、最近米国において厳格な制限の下での使用が認可された。医薬品が適切に使用されるために、医薬品の専門家としての薬剤師の役割がますます高まっている。医療安全性学は、医薬品の適正使用にあたり、患者の安全性確保のために基礎となる毒性学や薬物動態学等を網羅する重要な学問分野である。講義では、薬の安全性の認識、毒性試験の基礎と実際、各種臓器毒性とその機構、薬物動態と毒性について解説する。

    成績評価法・基準

    定期試験の成績で評価する。

    教科書

    書名 著者名 出版社名
    医薬品の安全性 長尾 拓 編 南山堂

    参考書

    書名 著者名 出版社名

    授業計画

    項目 授業内容
    1 医薬品の安全性と毒性予測 医薬品の安全性評価、毒性予測の課題
    2 医薬品の毒性試験 毒性試験の種類、GLP、安全性薬理
    3 一般毒性 一般毒性試験の実際
    4 薬物依存 薬物依存の基礎と依存性試験
    5 生殖発生毒性 先天奇形学の基礎と生殖発生毒性試験
    6 がん原性 発癌性の基礎、発癌物質の代謝活性化
    7 遺伝毒性 遺伝毒性試験の原理と実際
    8 免疫毒性 薬物アレルギーの基礎と試験法
    9 主要臓器における毒性 神経毒性、肝毒性
    10      〃 腎毒性、感覚器毒性
    11 薬物動態と毒性 動態とトキシコキネティックス
    12 薬物相互作用と毒性 相互作用と毒性発現
    13 毒性学における最近の課題 内分泌撹乱物質、トキシコゲノミクス

    1

    項目 医薬品の安全性と毒性予測
    授業内容 医薬品の安全性評価、毒性予測の課題

    2

    項目 医薬品の毒性試験
    授業内容 毒性試験の種類、GLP、安全性薬理

    3

    項目 一般毒性
    授業内容 一般毒性試験の実際

    4

    項目 薬物依存
    授業内容 薬物依存の基礎と依存性試験

    5

    項目 生殖発生毒性
    授業内容 先天奇形学の基礎と生殖発生毒性試験

    6

    項目 がん原性
    授業内容 発癌性の基礎、発癌物質の代謝活性化

    7

    項目 遺伝毒性
    授業内容 遺伝毒性試験の原理と実際

    8

    項目 免疫毒性
    授業内容 薬物アレルギーの基礎と試験法

    9

    項目 主要臓器における毒性
    授業内容 神経毒性、肝毒性

    10

    項目      〃
    授業内容 腎毒性、感覚器毒性

    11

    項目 薬物動態と毒性
    授業内容 動態とトキシコキネティックス

    12

    項目 薬物相互作用と毒性
    授業内容 相互作用と毒性発現

    13

    項目 毒性学における最近の課題
    授業内容 内分泌撹乱物質、トキシコゲノミクス