• 現代社会と人権

    [Modern Society and Human Rights]

    開講情報
    • 1年次前期

      1.5単位選択

    担当教員
    • 助教授抱 喜久雄

    備考  

    概要

     日本国憲法97条は「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試練に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである」と定める。講議では、この97条の意義を再認識しつつ、人権の概念やその保障の歴史、日本国憲法の下での人権保障と現実に生起している諸問題を取り上げたい。なお、できるだけ判例を多く取り上げ、話に具体性をもたせたい。

    成績評価法・基準

    定期試験で講義内容をどの程度理解したかを問う。

    教科書

    書名 著者名 出版社名
    いちばんやさしい憲法入門 第2版 初宿正典他著 有斐閣

    参考書

    書名 著者名 出版社名
    講義の中で適宜紹介する。

    授業計画

    項目 授業内容
    1 はじめに 人権をめぐる今日の状況
    2 人権の保障とは何か 人権の概念、人権保障の意義
    3     〃 日本国憲法における人権保障の概観、享有主体
    4 幸福追求権 人権保障の体系、包括的人権
    5   〃 プライバシー権
    6   〃 自己決定権
    7 平等権 平等権、家族生活における平等
    8 信教の自由 信教の自由と政教分離の原則
    9 表現の自由 表現の自由の意義、その内容
    10   〃 制約とその審査基準
    11 社会権 社会権特に生存権
    12  〃 教育を受ける権利、勤労の権利、労働基本権
    13 人権に関わる諸問題 その他の人権保障

    1

    項目 はじめに
    授業内容 人権をめぐる今日の状況

    2

    項目 人権の保障とは何か
    授業内容 人権の概念、人権保障の意義

    3

    項目     〃
    授業内容 日本国憲法における人権保障の概観、享有主体

    4

    項目 幸福追求権
    授業内容 人権保障の体系、包括的人権

    5

    項目   〃
    授業内容 プライバシー権

    6

    項目   〃
    授業内容 自己決定権

    7

    項目 平等権
    授業内容 平等権、家族生活における平等

    8

    項目 信教の自由
    授業内容 信教の自由と政教分離の原則

    9

    項目 表現の自由
    授業内容 表現の自由の意義、その内容

    10

    項目   〃
    授業内容 制約とその審査基準

    11

    項目 社会権
    授業内容 社会権特に生存権

    12

    項目  〃
    授業内容 教育を受ける権利、勤労の権利、労働基本権

    13

    項目 人権に関わる諸問題
    授業内容 その他の人権保障