• 英語IB

    [English IB]

    開講情報
    • 1年次前期

      1.5単位必修

    担当教員
    • 助教授今井 千壽

    備考  

    概要

    後期、英語IDでは映画のlisteningを行なう予定であるが、映画の科白は、当然の事ながら、そう簡単に聞き取れるものではない。従ってそのための準備をこのクラスで行なう。日本人が苦手とする、日常会話に含まれる英語の音変化に慣れるなど、細部の音に重点を置いて、聴き取りの練習を繰り返す。また、併せて比較的平易な英文の速読をし、文章を頭から理解し、できるだけ短時間にその内容を的確に把握することに慣れてもらう。それによって、読解力だけでなく、聴き取りの力もアップするはずである。

    成績評価法・基準

    定期試験の成績に出席、発表、小テスト等の平常点を加味して、総合的に評価する。

    教科書

    書名 著者名 出版社名
    handout 配布

    参考書

    書名 著者名 出版社名

  • 英語IB

    [English IB]

    開講情報
    • 1年次前期

      1.5単位必修

    担当教員
    • 助教授児玉 富美子

    備考  

    概要

    ことばの持つ不思議さや文法を学ぶ楽しさ「なぜ 我々はそう言語表現するのだろうか? その背景にある動機とは?等」を考えてみましょう。「ことば」は、我々の知的興味を広げ、他言語に精通することで、母語の世界を再認識させ、我々に多くのことを教えてくれます。
      このクラスでは、文法を学ぶことを通して、ことばの持つ不思議さやことばに対する意識を再認識していくことにしましょう。ことばとは、本来有機的な性質のものであることが忘れられがちで、文法といえば、化石化したもの、無機質で暗記するものぐらいにしか捉えられていない傾向があるのは残念です。国際語の一つである、英語を、もう一度角度を変えて、文法の扉を開いてみましょう。生きた文法を学ぶ楽しさは、自分で常に「なぜ」と考える姿勢から生まれます。

    学習目標:
    (1)英語文法の時制について、今まで習った学校英文法を、母語との比較も交えて、認知文法の観点から、見直す学習をする。
    (2)Communication skillの育成,特にpresentation skill & discussion skillを身に付ける。自分の考えをグループの中で議論し、意見交換し、議論の構築をはかり、グループとして、各テーマをどのように発表するかなど、構成力、組織力、発表能力を培うことを目的とする。発表者以外は、議論への参加、テーマへの貢献のし方を身につけていく。

    学習の進め方:
    -徹底したgroup-presentation skillをつけるために、少人数のグループ編成で自発型学習を行い、各担当単元の発表(20-30分)を学期期間中繰り返し行う。
    -毎回、全員が予習として宿題(通常2単元)をする、そして、各担当グループが1単元ずつ、その文法項目(時制)について発表する。発表後、質疑応答を行う。教員が、適時、説明の補足講義をする。
    -背景学習として、英語言語圏の文化についてのvideoやlistening materialsも適時使用する。
    -Group activitiesとして、word-gameやrole play  等も行う。

    成績評価法・基準

    Classroom participation, homework, and final review test/report


    Contemporary cultural issues in journal articles such magazines as Times etc., short stories, or lestening may be introduced in class.

    教科書

    書名 著者名 出版社名
    English Grammar in Use Raymondo Murphy, Roann Altman Cambridge University Press

    参考書

    書名 著者名 出版社名

  • 英語IB

    [English IB]

    開講情報
    • 1年次前期

      1.5単位必修

    担当教員
    • 非常勤講師児玉 一宏

    備考  

    概要

     ヒトゲノム計画が完了し、ヒトの学習能力や情動を司る遺伝的基盤が明らかにされようとする現在、「心」についての遺伝的要因と後天的要因の見事なバランスがどのように生み出されるかをめぐって、様々な議論がなされている。例えば、マサチューセッツ工科大学教授 スティーヴン・ビンカーは、Pinker(1994):The Language Instinct の中で、言語器官と文法遺伝子の関係について述べ、ことばを文法規則に従って適切に配列して文を作る機能を司る一揃えの遺伝子がいつの日か発見されることを大胆に予測している。
     本授業では、英語の学術雑誌を参考にしながら、英語を母語とする子どもがどのように文法を習得するのかというテーマについて、講義し、英文法についての理解を深める。
     「3歳児は文法の天才である」という言葉通り、靴の紐も満足に結べない3歳児でも、文法については驚くほど多くのことを知っている。しかも、文法習得について、どの子どもも一定の軌跡を描くことから、文法の組織化は、まるで生物時計に従うかのようにさえ見える。
     認知と言語の習得という観点から、子どもの文法習得についての知見にふれることによって、ことばの不思議、ことばについて思索することの面白さを知ってもらいたい。

    成績評価法・基準

    定期試験、レポート、出席、授業への参加態度を総合的に評価する。

    教科書

    書名 著者名 出版社名
    プリント配布

    参考書

    書名 著者名 出版社名
    認知音韻・形態論 吉村 公宏 (編著) 大修館書店