• 細胞生物学

    [Cell Biology]

    開講情報
    • 3年次前期

      1.5単位選択

    担当教員
    • 教授金 在萬

    備考  

    概要

     生体の基本単位である細胞は地球上に生命体として形成されて以来数十億年、その生命維持のため、あらゆる自己防衛の方法を身につけながら、長い淘汰の過程を経て今日に到っている。その結果、細胞は最も精緻な構造と機能を有する有機体をなし、従って細胞からなる生体の仕組みは人間の好奇心の最も素晴しい対象となったのである。細胞の仕組みの理解なくして生体の理解はあり得ず、また疾病の治療や医薬品の開発はあり得ぬ。前世紀の半ばに到って、細胞培養法の確立により、生きた細胞を一個の個体として取り扱う細胞生物学が新しく拓かれ、電子顕微鏡等の発達により、遺伝子を含めて、その構造と機能の解析が著しく進展し、その結果8 0年代以後バイオテクノロジーの道が拓かれるようになる。いわゆる“バイオ” の舞台である細胞、特に真核細胞の構造と機能を中心に細胞生物学の成り立ちから今日のバイオにいたる道のりを講義し、併せて21世紀産業の主役と言われるバイオの展望を試みたい。

    成績評価法・基準

    定期試験で評価し、出席点を加味する。

    教科書

    書名 著者名 出版社名

    参考書

    書名 著者名 出版社名
    細胞の分子生物学 第3版 中村桂子、松原謙一 監修 教育社

    授業計画

    項目 授業内容
    1 細胞生物学の成立と
    ライフサイエンス
    細胞生物学とライフサイエンスの今日的展開
    2 細胞の培養法 初代培養、継代培養と株化細胞
    3 細胞の分化と脱分化 細胞の分化とガン化、培養細胞の機能特性
    4 発生,形体形成と胚細胞 受精卵による形体形成と胚細胞の可能性
    5 細胞の構造と機能I 細胞小器官の構造と機能特性      
    6 細胞の構造と機能II 細胞小器官の構造と機能特性
    7 細胞骨格と細胞機能 骨格たんぱく質と細胞の形態、運動
    8 細胞の接着と
    細胞外マトリックス
    細胞接着物質、接着装置の細胞生物学的意義
    9 細胞周期と細胞分裂 細胞の情報伝達と機能制御
    10 細胞死と再生 細胞の死と再生の細胞生物学的意義
    11 細胞生物学とウイルス ウイルスの分類と形態及びその感染性
    12 細胞融合 細胞の融合と雑種細胞形成・単クローン抗体の作製
    13 細胞融合と細胞工学 細胞工学の基盤としての細胞融合とその生物科学的意義
    14 細胞工学と遺伝子治療,及び
    医薬品創生
    細胞への遺伝子注入法、雑種細胞による活性物質の産生及び遺伝子治療法の開発

    1

    項目 細胞生物学の成立と
    ライフサイエンス
    授業内容 細胞生物学とライフサイエンスの今日的展開

    2

    項目 細胞の培養法
    授業内容 初代培養、継代培養と株化細胞

    3

    項目 細胞の分化と脱分化
    授業内容 細胞の分化とガン化、培養細胞の機能特性

    4

    項目 発生,形体形成と胚細胞
    授業内容 受精卵による形体形成と胚細胞の可能性

    5

    項目 細胞の構造と機能I
    授業内容 細胞小器官の構造と機能特性      

    6

    項目 細胞の構造と機能II
    授業内容 細胞小器官の構造と機能特性

    7

    項目 細胞骨格と細胞機能
    授業内容 骨格たんぱく質と細胞の形態、運動

    8

    項目 細胞の接着と
    細胞外マトリックス
    授業内容 細胞接着物質、接着装置の細胞生物学的意義

    9

    項目 細胞周期と細胞分裂
    授業内容 細胞の情報伝達と機能制御

    10

    項目 細胞死と再生
    授業内容 細胞の死と再生の細胞生物学的意義

    11

    項目 細胞生物学とウイルス
    授業内容 ウイルスの分類と形態及びその感染性

    12

    項目 細胞融合
    授業内容 細胞の融合と雑種細胞形成・単クローン抗体の作製

    13

    項目 細胞融合と細胞工学
    授業内容 細胞工学の基盤としての細胞融合とその生物科学的意義

    14

    項目 細胞工学と遺伝子治療,及び
    医薬品創生
    授業内容 細胞への遺伝子注入法、雑種細胞による活性物質の産生及び遺伝子治療法の開発