• クスリの発見・発明史

    [Basic Seminar: Serendipity]

    開講情報
    • 1年次前期

      1.5単位選択

    担当教員
    • 教授岡部 進

    備考  

    概要

    これから始まる4年間で、沢山のクスリの化学構造や色々な病気に対する効果、作用機序等を
    学ぶ。卒業後は、得られた知識を応用して社会で活躍する事になる。また単に最新の知識を持つ
    ばかりではなく、クスリの専門家としての教養も身につける必要がある。特に、薬局または病院
    での服薬指導などで患者との会話においては、その薬剤師のもつ文化の高さも重要なことになる。
    多くのクスリはセレンディピティ(偶然による発見)により見出され、そこには感動的なドラマ
    が展開されている。この講義では、まず、セレンディピティの語源を解説し、セレンディピティ
    で発見された薬物や伝達物質の例をあげ、関連する人物やエピソードなどをやさしく説明する。
    また、薬学に関するギリシャ神話を詳細に説明し、臓器名や、ホルモン名、天然または合成され
    た医薬品の名称の背景を述べる。例えば、薬の女王として、1 0 0年以上も使用されているアスピ
    リンはどのような経過で開発され、作用機序が解明されてきたのか、などを学ぶ。

    成績評価法・基準

    毎回実施する小テスト、ならびに出席状況などを重視して評価する。

    教科書

    書名 著者名 出版社名
    楽しい薬理学セレンディピティ 岡部 進 著 南山堂

    参考書

    書名 著者名 出版社名

    授業計画

    項目 授業内容
    1 はじめに 「スリランカの3人の王子」の物語
    2 理科の語源について 薬理学・生理学の理について
    3 ヘンダーソンの式 ヘンダーソン、ハッセルベルチの生涯
    4 二つの毒薬 クラーレとエゼリンの地理的分布
    5 神経伝達物質の発見 レィビー博士の真夜中の夢
    6 ギリシャ神話と薬学1 医学および薬学のシンボルと神々の名前
    7 ギリシャ神話と薬学2 アトロピン、モルヒネ、ハルシオンとギリシャ神話
    8 ニトログリセリンの発見 ソブレロとノーベルの友情
    9 シメチジンの発見 ブラック博士の成功と失敗
    10 アスピリンの発見 柳の木からホフマン博士まで
    11 マリファナ物語 マルコポーロ、東方見聞録、インド大麻の物語
    12 インタールの発見 ロシアンルーレットによる抗喘息薬の発見
    13 経口避妊薬の発見 天才化学者者マーカーの生涯

    1

    項目 はじめに
    授業内容 「スリランカの3人の王子」の物語

    2

    項目 理科の語源について
    授業内容 薬理学・生理学の理について

    3

    項目 ヘンダーソンの式
    授業内容 ヘンダーソン、ハッセルベルチの生涯

    4

    項目 二つの毒薬
    授業内容 クラーレとエゼリンの地理的分布

    5

    項目 神経伝達物質の発見
    授業内容 レィビー博士の真夜中の夢

    6

    項目 ギリシャ神話と薬学1
    授業内容 医学および薬学のシンボルと神々の名前

    7

    項目 ギリシャ神話と薬学2
    授業内容 アトロピン、モルヒネ、ハルシオンとギリシャ神話

    8

    項目 ニトログリセリンの発見
    授業内容 ソブレロとノーベルの友情

    9

    項目 シメチジンの発見
    授業内容 ブラック博士の成功と失敗

    10

    項目 アスピリンの発見
    授業内容 柳の木からホフマン博士まで

    11

    項目 マリファナ物語
    授業内容 マルコポーロ、東方見聞録、インド大麻の物語

    12

    項目 インタールの発見
    授業内容 ロシアンルーレットによる抗喘息薬の発見

    13

    項目 経口避妊薬の発見
    授業内容 天才化学者者マーカーの生涯