[German IIB]
| 開講情報 |
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| 担当教員 |
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ドイツ語 Bは、二年次後期の中級ドイツ語の講読を中心とする授業である。平常評価(発表)と定期試験等の評価で合格点に達した場合、1.5単位が認定される。
中級ドイツ語の授業は、一年次で学んだ初級文法と講読の知識を基にして、比較的簡単だが一定量のまとまった意味内容を持つ文章を読む力を養うことを目的とする。ドイツ語に興味のある諸君が、一年次のドイツ語の知識を確実なものにし、専門的な書物を解読する力を付けるために、受講することを切望する。と言うのが建て前であって、別に単なるドイツ語への興味関心だけで受講してもらっても大いに歓迎します?!!
今年度使用する教科書は、ドイツの風土に根付く樹木にまつわる習俗・伝説・神話等についての書物から、教科書向きに編集されたものである。初級のドイツ語を修得した者には簡単に読めるものと思う!?
お話は、林檎の樹・白樺・山毛欅・カシワ・トネリコ・ニワトコ・桜の木・洋種菩提樹・樅と続いていく。著者の樹木についての思い入れが優しく語られる。そこには、キリスト教がゲルマンの大地に浸透する以前のアニミズム的でまたトーテミズム的な原始的でいてまた普遍的な心性が、語られている。その異教的な(反キリスト教的・唯一絶対神に反する)思いは、永劫に回帰する円環的時間を指し示し、ディープエコロジーの母胎に抱かれる魅惑に満ちた郷愁と安堵感を、しかしまた人類文化の黄昏れを示唆する感情を、心の深層に染込ませる。樹木の文化誌を読み解くことで、環境と文化について考えることにしよう。
それでは、学生諸君の積極的な参加を期待する!と言ってそう硬くならずに、気楽にそして楽しく、でも少しは緊張感をもって授業を進めていくことにしましょう。
授業中の発表、即ち文章を読み、和訳し、教員の若干の質問に答えるという課題に対する評価を第一に重視し、それに定期試験の成績を加味して最終的な評価を行う。
| 書名 | 著者名 | 出版社名 |
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| 「ドイツの樹の文化誌」 | Susanne Fischer(著)、喜多尾・林(編) | 白水社 |
| 書名 | 著者名 | 出版社名 |
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| 特になし。 | ||