• 薬品製造学A

    [Pharmaceutical Manufacturing Chemistry A]

    開講情報
    • 2年次後期

      1.5単位必修

    担当教員
    • 教授野出 學

      助教授西出 喜代治

    備考  

    概要

     医薬品の開発とその安定供給は薬学に携わる者にとって最も重要な使命の一つである。現在、医療に用いられている医薬品の中で合成医薬品は5 0%程度であるが、実際の使用量の割合でみた場合には恐らく9 0%をかなり越えているものと推定される。「ものを作ること」は社会活動の根幹を成し、「新しい薬物を合成」しなければ研究の始まりとならない。薬品製造学は医薬品の製造・創製の有機化学的な考え方を扱う領域である。
     本講義では局方収載の合成医薬品を得るための有機反応や合成法を解説し、さらにそれら医薬品の性質、確認試験、純度試験を有機化学的見地から解説する。尚、放射性医薬品の項目に関しては、客員教授の吉武 彬博士[日本メジフィジックス〔株〕]が担当する。

    成績評価法・基準

    定期試験の成績に授業の出席率を参考にして評価する。

    教科書

    書名 著者名 出版社名
    薬品製造学(第5版) 太田俊作、野出 學 さんえい出版

    参考書

    書名 著者名 出版社名
    薬品製造学(第2版) 古賀俊隆、古賀憲司 南江堂
    創薬を目指す医薬品化学 阿知波一雄、坂本正徳 広川書店

    授業計画

    項目 授業内容
    1 医薬品の開発と創薬 医薬品創製の歩み
    2 中枢神経に作用する薬物 麻酔薬、催眠鎮静薬の合成(ブロム化、環拡大反応)
    3      〃 精神神経用薬(Michael付加、アルキル化、Grignard反応)
    4      〃 抗てんかん薬の合成(脱炭酸反応、Knoevenagel反応)
    5      〃 鎮痛薬、中枢興奮薬(ピリジン環の活性化とアルキル化)
    6 自律神経に作用する薬物 交感神経作動薬(光学分割、立体化学、還元的アミノ化)
    7      〃 交感神経遮断薬(エポキシドの反応性、Beckmann転位)
    8      〃 副交感神経作動薬の合成(ベンゾイン縮合、ベンジル酸転位)
    9 放 射 性 医 薬 品 短半減期放射性同位元素(化学的性質、製法、測定装置)
    10      〃 放射性医薬品の合成(構造、合成、用途)
    11 体性神経に作用する薬物 骨格筋弛緩薬の合成(ジアゾニウム塩、Mannich反応)
    12 オータコイド関連医薬品 抗ヒスタミン薬の合成(N―アリキル化、脱炭酸反応)
    13      〃 プロスタグランジンの合成(Diels-Alder反応、酸化反応)
    14      〃 プロスタグランジンの合成(Wittig反応、還元反応)

    1

    項目 医薬品の開発と創薬
    授業内容 医薬品創製の歩み

    2

    項目 中枢神経に作用する薬物
    授業内容 麻酔薬、催眠鎮静薬の合成(ブロム化、環拡大反応)

    3

    項目      〃
    授業内容 精神神経用薬(Michael付加、アルキル化、Grignard反応)

    4

    項目      〃
    授業内容 抗てんかん薬の合成(脱炭酸反応、Knoevenagel反応)

    5

    項目      〃
    授業内容 鎮痛薬、中枢興奮薬(ピリジン環の活性化とアルキル化)

    6

    項目 自律神経に作用する薬物
    授業内容 交感神経作動薬(光学分割、立体化学、還元的アミノ化)

    7

    項目      〃
    授業内容 交感神経遮断薬(エポキシドの反応性、Beckmann転位)

    8

    項目      〃
    授業内容 副交感神経作動薬の合成(ベンゾイン縮合、ベンジル酸転位)

    9

    項目 放 射 性 医 薬 品
    授業内容 短半減期放射性同位元素(化学的性質、製法、測定装置)

    10

    項目      〃
    授業内容 放射性医薬品の合成(構造、合成、用途)

    11

    項目 体性神経に作用する薬物
    授業内容 骨格筋弛緩薬の合成(ジアゾニウム塩、Mannich反応)

    12

    項目 オータコイド関連医薬品
    授業内容 抗ヒスタミン薬の合成(N―アリキル化、脱炭酸反応)

    13

    項目      〃
    授業内容 プロスタグランジンの合成(Diels-Alder反応、酸化反応)

    14

    項目      〃
    授業内容 プロスタグランジンの合成(Wittig反応、還元反応)