• 生命の倫理

    [Ethics of Life]

    開講情報
    • 2年次前期

      1単位必修

    担当教員
    • 名誉教授今井 六雄

      非常勤講師浦田 耕作

    備考  

    概要

    現代の生命科学と周辺技術は、その著しい成果の反面「生きることの価値」について深刻な疑問を投じた。「生命の尊厳」とは何か、何故か、どう対処するのか等である。本講ではまず、呪禁医療から薬物を用いる医療への歩みから、近代の医療、さらに、研究・製造・流通の規範、薬局業務運営ガイドライン、インフォームドコンセントなどの最近の動向に至るまでの日本の薬学・薬剤師の歩みを振り返ると共に、生命の倫理・医療の倫理・薬剤師の倫理を考える。
     これら諸問題が現代の必須課題となったのは、古来の生命観を変貌させた分子生物学の確立に由来する*。特に遺伝子操作の技法が医学・薬学の分野で実用化され、ひとの生死の認識も従来の「進化的体得」から「社会的約束」へと移りつつある。生命操作の当否に対する社会の姿勢はもっと長期的、自然史的視点から思考する必要がある。
          *詳細は大学コンソーシアム京都講義(2001):「生命とヒト」

    成績評価法・基準

    講義中および終了後に課題を定めてレポートを提出させ、その内容により評価する。

    教科書

    書名 著者名 出版社名
    薬局管理学入門 浦田耕作(薬事評論家・京極三朗) 医薬ジャーナル社
    (2年次薬学概論「薬学でなにを学ぶか」「薬剤師の任務と業務」、4年次「薬局の薬品情報管理」の教科書としても使用します。)

    参考書

    書名 著者名 出版社名
       特に挙げないが生命倫理、生命科学に関する書物は数多く出版されている。

    授業計画

    項目 授業内容
    1 古い時代の医療と医療倫理 呪禁医療から薬物を用いる医療
    2 戦後までの医療と医療倫理 様々な影響を受けながらの変遷
    3 現代の医療と医療倫理 現代医療や薬剤師に求められている倫理
    4 現代科学と生命倫理 「バイオエシックス」の誕生と諸問題
    5 生 殖 と 生 命 体 誕生の技術、産み分け、中絶、クローン産
    6 死 の 多 面 性 死の起源、脳死と移植、尊厳死
    7 生命科学と倫理活動 生産・医療の功罪、生命の認識と民族意識

    1

    項目 古い時代の医療と医療倫理
    授業内容 呪禁医療から薬物を用いる医療

    2

    項目 戦後までの医療と医療倫理
    授業内容 様々な影響を受けながらの変遷

    3

    項目 現代の医療と医療倫理
    授業内容 現代医療や薬剤師に求められている倫理

    4

    項目 現代科学と生命倫理
    授業内容 「バイオエシックス」の誕生と諸問題

    5

    項目 生 殖 と 生 命 体
    授業内容 誕生の技術、産み分け、中絶、クローン産

    6

    項目 死 の 多 面 性
    授業内容 死の起源、脳死と移植、尊厳死

    7

    項目 生命科学と倫理活動
    授業内容 生産・医療の功罪、生命の認識と民族意識