[ Introduction to Psychiatry]
開講情報 |
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担当教員 |
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備考 |
本講義は計8回(精神科医より6回、薬剤師より2回)行う予定である。初回の講義で精神科の症候学、診断学、治療学などを概説し、精神医学の全体像を示す。その後の4回の講義では、薬学部生に対する講義であることを考慮して、主要な精神疾患について薬物療法に重点を置いて解説する。後半3回の講義では、精神科における薬物療法の実践について解説する。
精神医学の概略を理解する。精神科治療における薬物治療の位置づけを把握する。向精神薬に関する知識とその使い方を習得する。
講義の前後に、下記の参考書の該当箇所を、講義1回あたり2時間程度読むこと。また、精神疾患に対する理解を深めるため、精神科に関連した映画を観賞することも推奨する。
例:「ビューティフル・マインド」、「シャイン」(統合失調症)、「ツレがうつになりまして」(うつ病)、「レインマン」(自閉症)、「明日の記憶」(認知症)、「酔いがさめたら、うちに帰ろう」(アルコール依存症)など。
No. | 学習項目 | 担当教員 | 学生の到達目標 | SBOコード |
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1 | 精神医学総論 | 挾間 | ☆精神医学の全体像をつかみ、社会的意義を理解する。 | ☆ |
2 | 精神疾患(1) | 挾間 | ☆抗うつ薬や抗不安薬・睡眠薬が適応となるうつ病、不安障害、不眠症について説明できる。 | ☆ |
3 | 精神疾患(2) | 挾間 | ☆抗精神病薬が適応となる統合失調症やせん妄について説明できる。 | ☆ |
4 | 精神疾患(3) | 義村 | ☆気分安定薬が適応となる双極性感情障害や、抗認知症薬が適応となる認知症について説明できる。 | ☆ |
5 | 精神疾患(4) | 義村 | ☆発達障害について説明できる。 | ☆ |
6 | 薬物療法の実践(1) | 川勝 | ☆統合失調症を例に、薬物療法の適正化について説明できる。 | ☆ |
7 | 薬物療法の実践(2) | 川勝 | ☆精神科の入院患者における内服管理の方法・工夫について説明できる。 | ☆ |
8 | 薬物療法の実践(3) | 挾間 | ☆精神科の外来患者における内服管理の方法・工夫について説明できる。 | ☆ |
No.1
学習項目 | 精神医学総論 |
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担当教員 | 挾間 |
学生の到達目標 | ☆精神医学の全体像をつかみ、社会的意義を理解する。 |
SBOコード | ☆ |
No.2
学習項目 | 精神疾患(1) |
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担当教員 | 挾間 |
学生の到達目標 | ☆抗うつ薬や抗不安薬・睡眠薬が適応となるうつ病、不安障害、不眠症について説明できる。 |
SBOコード | ☆ |
No.3
学習項目 | 精神疾患(2) |
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担当教員 | 挾間 |
学生の到達目標 | ☆抗精神病薬が適応となる統合失調症やせん妄について説明できる。 |
SBOコード | ☆ |
No.4
学習項目 | 精神疾患(3) |
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担当教員 | 義村 |
学生の到達目標 | ☆気分安定薬が適応となる双極性感情障害や、抗認知症薬が適応となる認知症について説明できる。 |
SBOコード | ☆ |
No.5
学習項目 | 精神疾患(4) |
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担当教員 | 義村 |
学生の到達目標 | ☆発達障害について説明できる。 |
SBOコード | ☆ |
No.6
学習項目 | 薬物療法の実践(1) |
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担当教員 | 川勝 |
学生の到達目標 | ☆統合失調症を例に、薬物療法の適正化について説明できる。 |
SBOコード | ☆ |
No.7
学習項目 | 薬物療法の実践(2) |
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担当教員 | 川勝 |
学生の到達目標 | ☆精神科の入院患者における内服管理の方法・工夫について説明できる。 |
SBOコード | ☆ |
No.8
学習項目 | 薬物療法の実践(3) |
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担当教員 | 挾間 |
学生の到達目標 | ☆精神科の外来患者における内服管理の方法・工夫について説明できる。 |
SBOコード | ☆ |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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なし |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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標準精神医学 | 野村総一郎・樋口輝彦・尾崎紀夫 | 医学書院 |
こころの治療薬ハンドブック | 青葉安里・諸川由実代 | 星和書店 |
定期試験100%で評価する。
講評は、合格発表日に掲示にて公開する。