[Global Issues]
| 開講情報 |
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|---|---|
| 担当教員 |
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| 備考 |
2020年、ついに英国がEUから離脱を遂げました。この他にも近年、国際的な動向は大きなうねりを見せ続けています。世界の各地でテロが発生する中、アメリカでのトランプ政権の誕生、反イスラムなどの排外主義の拡がり、ヨーロッパ等における移民排斥運動、アジアにおける民主化運動等、国内に於いてもヘイトスピーチ問題が生じています。
2020年度本講義は、上記問題に通底すると考えられる「ポピュリズム(大衆迎合主義とも訳されます)」の観点から、受講生主体の演習方式で進行します。
ポピュリズムという考え方/運動について理解し、概要に示した諸問題(世界の各地でテロが発生する中、アメリカでのトランプ政権の誕生、反イスラムなどの排外主義の拡がり、ヨーロッパ等における移民排斥運動、アジアにおける民主化運動等)について、ポピュリズムという観点から検討した上で、自分自身の考えを形成し、論理的に論じることが出来る。
ポピュリズムというテーマについての文章を読み、内容をまとめ(発表用資料を作成する)、自らの観点からその内容を論評し、議論を喚起することが出来る。
使用する教科書について、各回の該当箇所を事前に提示するため、その内容を事前に読み整理することが必須となります。加えて、国際問題に対する関心を持って新聞・雑誌やインターネットを通じて毎日のニュースに目を配り、疑問点などを明確化し、それと関わらせつつ受講してほしい。予習・復習を合わせて1週あたり150分程度の学習が必要です。
| No. | 学習項目 | 担当教員 | 学生の到達目標 |
|---|---|---|---|
| 1 | イントロダクション | 野崎 | 本講義(演習)の受講方法について概説します。 |
| 2 | 第1章 ポピュリズムとは何か | 野崎 | ポピュリズムをめぐる諸問題を考えるうえでの基本的な知識を身につけ、その内容を説明できる。 |
| 3 | 第2章 開放の論理 南北アメリカにおける誕生と発展 | 野崎 | 同上 |
| 4 | 第3章-1 抑圧の論理 ヨーロッパ極右政党の変貌 | 野崎 | 同上 |
| 5 | 第3章-2 抑圧の論理 ヨーロッパ極右政党の変貌 | 野崎 | 同上 |
| 6 | 第4章 リベラルゆえの「反イスラム」 環境・福祉先進国の葛藤 | 野崎 | 同上 |
| 7 | 第5章 国民投票のパラドクス スイスは「理想の国」か | 野崎 | 同上 |
| 8 | 特別編 | 野崎 | これまでの復習と論点を整理することが出来る。 |
| 9 | 第6章 イギリスのEU離脱 「置き去りにされた」人々の逆転劇 | 野崎 | EU離脱問題を理解し、ポピュリズムの観点から考える際の基本的な知識を基に自らの視点を持つことができる。 |
| 10 | 【EU離脱について考える】参考図書を中心として-1 | 野崎 | 同上 |
| 11 | 【EU離脱について考える】参考図書を中心として-2 | 野崎 | 同上 |
| 12 | 【EU離脱について考える】参考図書を中心として-3 | 野崎 | 同上 |
| 13 | 第7章-1 グローバル化するポピュリズム | 野崎 | ポピュリズムについての基本的な知識に基づき、自ら考え、意見を形成する事が出来る。 |
| 14 | 第7章-2 グローバル化するポピュリズム | 野崎 | 同上 |
| 15 | 総括・まとめ |
No.1
| 学習項目 | イントロダクション |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | 本講義(演習)の受講方法について概説します。 |
No.2
| 学習項目 | 第1章 ポピュリズムとは何か |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | ポピュリズムをめぐる諸問題を考えるうえでの基本的な知識を身につけ、その内容を説明できる。 |
No.3
| 学習項目 | 第2章 開放の論理 南北アメリカにおける誕生と発展 |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | 同上 |
No.4
| 学習項目 | 第3章-1 抑圧の論理 ヨーロッパ極右政党の変貌 |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | 同上 |
No.5
| 学習項目 | 第3章-2 抑圧の論理 ヨーロッパ極右政党の変貌 |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | 同上 |
No.6
| 学習項目 | 第4章 リベラルゆえの「反イスラム」 環境・福祉先進国の葛藤 |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | 同上 |
No.7
| 学習項目 | 第5章 国民投票のパラドクス スイスは「理想の国」か |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | 同上 |
No.8
| 学習項目 | 特別編 |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | これまでの復習と論点を整理することが出来る。 |
No.9
| 学習項目 | 第6章 イギリスのEU離脱 「置き去りにされた」人々の逆転劇 |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | EU離脱問題を理解し、ポピュリズムの観点から考える際の基本的な知識を基に自らの視点を持つことができる。 |
No.10
| 学習項目 | 【EU離脱について考える】参考図書を中心として-1 |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | 同上 |
No.11
| 学習項目 | 【EU離脱について考える】参考図書を中心として-2 |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | 同上 |
No.12
| 学習項目 | 【EU離脱について考える】参考図書を中心として-3 |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | 同上 |
No.13
| 学習項目 | 第7章-1 グローバル化するポピュリズム |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | ポピュリズムについての基本的な知識に基づき、自ら考え、意見を形成する事が出来る。 |
No.14
| 学習項目 | 第7章-2 グローバル化するポピュリズム |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | 同上 |
No.15
| 学習項目 | 総括・まとめ |
|---|---|
| 担当教員 | |
| 学生の到達目標 |
| 書名 | 著者名 | 出版社名 |
|---|---|---|
| ポピュリズムとは何か 民主主義の敵か、改革の希望か | 水島治郎 | 中公新書 |
| 書名 | 著者名 | 出版社名 |
|---|---|---|
| EU離脱: イギリスとヨーロッパの地殻変動 | 鶴岡路人 | ちくま新書 |
予習(教科書該当箇所を読み、自分自身の論点をもって参加していること):30%、担当箇所の発表準備状況、講義(演習)内での議論への参加状況:30%、特別課題の提出:10%、定期試験:30%
講評は、合格発表日後、manaba上に公開します。