[Pharmacy B]
開講情報 |
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担当教員 |
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備考 |
人または動物の疾病の診断、治療、予防、その他の目的で薬物を使用する場合には、その医薬品の効果が十分に発揮されることが重要である。同時に、医薬品の副作用の防止、軽減を考慮し、医薬品の適用や保存が便利であるように、適切な形状および機能を付与した剤形が選択され、医薬品が製剤化される。様々な物性を持つ医薬品を適切な製剤とするために、医薬品以外の様々な物質が医薬品に添加され、適切な加工がなされた上で、最終製品が完成する。
薬剤学Bでは、薬物を安全かつ有効に適用できる剤形を選択し、具体的な製剤を製造するために必要な様々な知識・理論を学習する。
この授業は対面授業と同時配信型授業で構成する。学生の皆さんには隔週で対面授業を7回、同時配信型授業を7回受講してもらう。
薬局製剤や院内製剤の調製に応用可能な医薬品の製剤化に関する物理化学の内容と各種製剤の特徴、製造方法、適用される日本薬局方一般試験方法を理解する。
[関連する卒業認定・学位授与方針]
DP1・DP2
事前に教科書の該当する部分を読み、予習する。授業ではプリント等も用いて説明するため、授業で学習した範囲の教科書を授業終了後によく読み直して、くりかえし内容の理解に努める。予習復習を合わせて1週あたり150分程度の学修が必要である。
No. | 学習項目 | 担当教員 | 学生の到達目標 | SBOコード |
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1 | 日本薬局方・通則&製剤総則 | 勝見 | 日本薬局方の通則および製剤総則の内容について説明できる。 | E5-(2)-①-1 E5-(2)-②-3 |
2 | 固形製剤① | 勝見 | 散剤の特徴、製法、試験法について説明できる。 | E5-(2)-①-2 E5-(2)-②-1,2,4 |
3 | 固形製剤② | 勝見 | 顆粒剤の特徴、製法、試験法について説明できる。 | E5-(2)-①-2 E5-(2)-②-1,2,4 |
4 | 固形製剤③ | 勝見 | 錠剤、カプセル剤、丸剤の特徴、製法、試験法について説明できる。 製剤の特性を理解した上で、生物学的同等性について説明できる。 |
E5-(2)-①-2 E5-(2)-②-1,2,4 E5-(2)-③-1 |
5 | 粉体の性質 | 勝見 | 粉体粒子径の測定法を列挙し、その特徴を説明できる。粉体の粒子径と粉体の性質との関係を説明できる。 |
E5-(1)-①-1 |
6 | 物質の溶解と拡散① | 勝見 | 固形材料の溶解現象や溶解した物質の拡散と溶解速度について説明できる。 | E5-(1)-①-3 |
7 | 物質の溶解と拡散② | 勝見 | 薬物の溶解速度を支配する因子を列挙し、改善する方法について説明できる。 | E5-(1)-①-2,4,5 E5-(1)-④-1,3 |
8 | 半固形製剤 | 勝見 | 軟膏剤、坐剤の特徴、製法、試験法について説明できる。 | E5-(2)-①-5,6 |
9 | 物質の流動と変形 (レオロジー) |
勝見 | 流動と変形(レオロジー)について説明できる。高分子の構造と高分子溶液の性質(粘度など)について説明できる。 | E5-(1)-②-1,2 |
10 | 液状製剤 | 勝見 | 各種液状製剤の特徴、製法、試験法について説明できる。 | E5-(2)-①-2,5 |
11 | 分散系と界面化学① | 勝見 | 界面の性質や代表的な界面活性剤の種類と性質について説明できる。 代表的な分散系を列挙し、その性質について説明できる。 |
E5-(1)-③-1,2 |
12 | 分散系と界面化学② | 勝見 | 分散した粒子の安定性と分離現象について説明できる。 分散安定性を高める代表的な製剤的手法を列挙し、説明できる。 |
E5-(1)-③-3,4 |
13 | 無菌製剤① | 勝見 | 注射剤の特徴、製法、試験法について説明できる。 | E5-(2)-①-4 |
14 | 無菌製剤② その他の製剤 |
勝見 | 点眼剤、眼軟膏剤の特徴、製法、試験法について説明できる。 エアゾール剤の特徴、製法、試験法について説明できる。 その他の製剤の種類と特性について説明できる。 |
E5-(2)-①-3 E5-(2)-②-4 E5-(2)-①-6 |
15 | 総括・まとめ |
No.1
学習項目 | 日本薬局方・通則&製剤総則 |
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担当教員 | 勝見 |
学生の到達目標 | 日本薬局方の通則および製剤総則の内容について説明できる。 |
SBOコード | E5-(2)-①-1 E5-(2)-②-3 |
No.2
学習項目 | 固形製剤① |
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担当教員 | 勝見 |
学生の到達目標 | 散剤の特徴、製法、試験法について説明できる。 |
SBOコード | E5-(2)-①-2 E5-(2)-②-1,2,4 |
No.3
学習項目 | 固形製剤② |
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担当教員 | 勝見 |
学生の到達目標 | 顆粒剤の特徴、製法、試験法について説明できる。 |
SBOコード | E5-(2)-①-2 E5-(2)-②-1,2,4 |
No.4
学習項目 | 固形製剤③ |
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担当教員 | 勝見 |
学生の到達目標 | 錠剤、カプセル剤、丸剤の特徴、製法、試験法について説明できる。 製剤の特性を理解した上で、生物学的同等性について説明できる。 |
SBOコード | E5-(2)-①-2 E5-(2)-②-1,2,4 E5-(2)-③-1 |
No.5
学習項目 | 粉体の性質 |
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担当教員 | 勝見 |
学生の到達目標 | 粉体粒子径の測定法を列挙し、その特徴を説明できる。粉体の粒子径と粉体の性質との関係を説明できる。 |
SBOコード | E5-(1)-①-1 |
No.6
学習項目 | 物質の溶解と拡散① |
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担当教員 | 勝見 |
学生の到達目標 | 固形材料の溶解現象や溶解した物質の拡散と溶解速度について説明できる。 |
SBOコード | E5-(1)-①-3 |
No.7
学習項目 | 物質の溶解と拡散② |
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担当教員 | 勝見 |
学生の到達目標 | 薬物の溶解速度を支配する因子を列挙し、改善する方法について説明できる。 |
SBOコード | E5-(1)-①-2,4,5 E5-(1)-④-1,3 |
No.8
学習項目 | 半固形製剤 |
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担当教員 | 勝見 |
学生の到達目標 | 軟膏剤、坐剤の特徴、製法、試験法について説明できる。 |
SBOコード | E5-(2)-①-5,6 |
No.9
学習項目 | 物質の流動と変形 (レオロジー) |
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担当教員 | 勝見 |
学生の到達目標 | 流動と変形(レオロジー)について説明できる。高分子の構造と高分子溶液の性質(粘度など)について説明できる。 |
SBOコード | E5-(1)-②-1,2 |
No.10
学習項目 | 液状製剤 |
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担当教員 | 勝見 |
学生の到達目標 | 各種液状製剤の特徴、製法、試験法について説明できる。 |
SBOコード | E5-(2)-①-2,5 |
No.11
学習項目 | 分散系と界面化学① |
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担当教員 | 勝見 |
学生の到達目標 | 界面の性質や代表的な界面活性剤の種類と性質について説明できる。 代表的な分散系を列挙し、その性質について説明できる。 |
SBOコード | E5-(1)-③-1,2 |
No.12
学習項目 | 分散系と界面化学② |
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担当教員 | 勝見 |
学生の到達目標 | 分散した粒子の安定性と分離現象について説明できる。 分散安定性を高める代表的な製剤的手法を列挙し、説明できる。 |
SBOコード | E5-(1)-③-3,4 |
No.13
学習項目 | 無菌製剤① |
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担当教員 | 勝見 |
学生の到達目標 | 注射剤の特徴、製法、試験法について説明できる。 |
SBOコード | E5-(2)-①-4 |
No.14
学習項目 | 無菌製剤② その他の製剤 |
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担当教員 | 勝見 |
学生の到達目標 | 点眼剤、眼軟膏剤の特徴、製法、試験法について説明できる。 エアゾール剤の特徴、製法、試験法について説明できる。 その他の製剤の種類と特性について説明できる。 |
SBOコード | E5-(2)-①-3 E5-(2)-②-4 E5-(2)-①-6 |
No.15
学習項目 | 総括・まとめ |
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担当教員 | |
学生の到達目標 | |
SBOコード |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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製剤学・物理薬剤学 | 坂根、唐沢、栄田 編集 | 廣川書店 |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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最新製剤学(第4版) | 上釜、川島、竹内、松田 編集 | 廣川書店 |
定期試験 (90%) および小テスト(10%) の成績で評価する。
講評は、合格発表以降にmanabaで公開する。