• 哲学倫理学

    [Philosophical and Ethical Studies]

    開講情報
    • 1年次前期

      講義

      1.5単位選択

    担当教員
    • 非常勤講師坂井 礼文

    備考  

    概要

     「哲学的に考える」とはどういうことかを、「善い/悪い」「正しい/正しくない」などの問題を扱う哲学の分野である倫理学を通じて学ぶ。前期の前半では、倫理学の基本概念である功利主義、義務論、自由主義について理解を深めていく。それらの基本概念をふまえたうえで、後半では、応用倫理学の諸問題を取り上げる。
     この授業は全て対面授業で構成する。

    授業の一般目標

     哲学的・倫理学的思考を学ぶことによって、さまざまなものの見方、考え方に触れること、そして自分のものの考え方をもう一度見直し、論理的に考えることができる。
     「思考実験」を行うことで、自分の倫理的立場・諸前提を自覚し、それを他者に対して明確に表現できる。

    準備学習(予習・復習)

     この講義では主に復習に時間を使うこと。
     毎回の資料を授業後に読み直し、理解の行き届かない部分についてはまず自分で考えてみること。それでもわからない部分について、友人同士で議論したり、教員に質問したりすること。
     特に思考実験の内容について振り返る習慣をつけること。復習に割く時間は各回の内容によって変わるが、平均して1時間前後であると考えられる。

    学習項目・学生の到達目標

    No. 学習項目 担当教員 学生の到達目標
    1 哲学・倫理学とは? 坂井 哲学・倫理学が扱う問いの領域について説明できる。思考実験の手法について説明できる。
    2 功利主義① 坂井 功利主義の概念について多面的に説明できる。
    3 功利主義② 坂井 功利主義の概念について多面的に説明できる。
    4 義務論① 坂井 義務論の概念について多面的に説明できる。
    5 義務論② 坂井 義務論の概念について多面的に説明できる。
    6 自由主義① 坂井 自由主義の概念について多面的に説明できる。
    7 自由主義② 坂井 自由主義の概念について多面的に説明できる。
    8 患者のプライバシー① 坂井 患者のプライバシーをめぐる倫理的問題について説明できる。
    9 患者のプライバシー② 坂井 患者のプライバシーをめぐる倫理的問題について説明できる。
    10 医療資源配分① 坂井 医療資源配分をめぐる倫理的問題について説明できる。
    11 医療資源配分② 坂井 医療資源配分をめぐる倫理的問題について説明できる。
    12 代理母① 坂井 代理母をめぐる倫理的問題について説明できる。
    13 代理母② 坂井 代理母をめぐる倫理的問題について説明できる。
    14 安楽死と尊厳死 坂井 安楽死と尊厳死をめぐる倫理的問題について説明できる。
    15 総括・まとめ 坂井

    No.1

    学習項目 哲学・倫理学とは?
    担当教員 坂井
    学生の到達目標 哲学・倫理学が扱う問いの領域について説明できる。思考実験の手法について説明できる。

    No.2

    学習項目 功利主義①
    担当教員 坂井
    学生の到達目標 功利主義の概念について多面的に説明できる。

    No.3

    学習項目 功利主義②
    担当教員 坂井
    学生の到達目標 功利主義の概念について多面的に説明できる。

    No.4

    学習項目 義務論①
    担当教員 坂井
    学生の到達目標 義務論の概念について多面的に説明できる。

    No.5

    学習項目 義務論②
    担当教員 坂井
    学生の到達目標 義務論の概念について多面的に説明できる。

    No.6

    学習項目 自由主義①
    担当教員 坂井
    学生の到達目標 自由主義の概念について多面的に説明できる。

    No.7

    学習項目 自由主義②
    担当教員 坂井
    学生の到達目標 自由主義の概念について多面的に説明できる。

    No.8

    学習項目 患者のプライバシー①
    担当教員 坂井
    学生の到達目標 患者のプライバシーをめぐる倫理的問題について説明できる。

    No.9

    学習項目 患者のプライバシー②
    担当教員 坂井
    学生の到達目標 患者のプライバシーをめぐる倫理的問題について説明できる。

    No.10

    学習項目 医療資源配分①
    担当教員 坂井
    学生の到達目標 医療資源配分をめぐる倫理的問題について説明できる。

    No.11

    学習項目 医療資源配分②
    担当教員 坂井
    学生の到達目標 医療資源配分をめぐる倫理的問題について説明できる。

    No.12

    学習項目 代理母①
    担当教員 坂井
    学生の到達目標 代理母をめぐる倫理的問題について説明できる。

    No.13

    学習項目 代理母②
    担当教員 坂井
    学生の到達目標 代理母をめぐる倫理的問題について説明できる。

    No.14

    学習項目 安楽死と尊厳死
    担当教員 坂井
    学生の到達目標 安楽死と尊厳死をめぐる倫理的問題について説明できる。

    No.15

    学習項目 総括・まとめ
    担当教員 坂井
    学生の到達目標

    教科書

    書名 著者名 出版社名
    なし

    成績評価方法・基準

     平常点100%(復習、授業態度、授業中の発言、オピニオンシート等)

    評価のフィードバック

     成績評価の講評については、個別に対応する。