[Current Society]
開講情報 |
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担当教員 |
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備考 |
本講義は現代社会が内包する問題を社会科学的に課題化し、思想・理論を通じて検討します。社会科学とはなにを探究する学問分野であるのかというと、それは過去・現在・そして未来の社会を探求するものです。社会というのは人間(等)によって構成される集団であって、そこに何が、なぜ、どのように起こってきたか、起こっているか、そして今後起こり得るのか、そしてそこで問われ得る問いとは何か、という問いを引き出し検討することが、社会科学的取り組みです。検討の対象となる社会には、その社会のルールや運営のあり方、物の生産や消費活動、社会を形づくり運営する様々な組織体制、それらの動きを支える科学技術などがあり、またそれらの活動の背景となる価値的思考、思想もまた、検討の対象となります。
講義は対面で実施します。
受講生は、現代社会に広がる様々な事象に着目し、それら事象の中から課題を見出し、問いを立て、この問題について思考し、公共的理由とともにその思考を言語によって表現することの重要性を学ぶとともに、その思考の構築するための知的道具立てを獲得するために、思想的言論を読解するという方法身につけることの必要性を学ぶことを、目標とします。
具体的な取り組みとしては、①受講生と社会的課題を共有し、②それら具体的な諸課題が抱える問題点が何かを導出する契機を得るために課題となる文献についての理解を深め、③これらの知的道具立てを用いて当該の課題の検討、を実施します。
本講義で求める予習・復習は、次のことを意味します。①日常の社会問題に関する基本的知識を前提とするため、新聞等を使ってニュースに自らアクセスし幅広く社会に起きることがらを知ること。② ①の情報に触れるために情報を得るためのカスタマイズ等をして具体的に問題を認識・理解すること。③講義で取り組んだ問題のその後の展開を知り、さらに関心を持って背景を探求すること。
上記①②③に取り組むことで、1週あたり150分程度を要します。
No. | 学習項目 | 担当教員 | 学生の到達目標 |
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1 | 「現代社会」を学ぶために | 野崎 | 本講義の概要を確認し、講義の基本方針、進め方、取り組み方を理解する。 |
2 | 社会科学的課題化その1 | 野崎 | 現代社会が抱え得る問題を社会科学的観点から課題化することができる。 |
3 | 社会学的理論を知るその1(1) | 野崎 | 現代社会が抱え得る問題を社会科学的観点から課題化したテーマについて検討するための知的道具立て(思想・理論)を読み理解することができる。 |
4 | 社会学的理論を知るその1(2) | 野崎 | 現代社会が抱え得る問題を社会科学的観点から課題化したテーマについて検討するための知的道具立て(思想・理論)を読み理解することができる。 |
5 | 理論の実践的利用その1(1) | 野崎 | 獲得した知的道具立て(思想・理論)を用いて、課題についての視角(パースペクティブ)を形成することができる。 |
6 | 理論の実践的利用その1(2) | 野崎 | 獲得した知的道具立て(思想・理論)を用いて、課題についての視角(パースペクティブ)を形成することができる。 |
7 | 小括その1 | 野崎 | 前半の小活を行う。 |
8 | 社会科学的課題化その2 | 野崎 | 現代社会が抱え得る問題を社会科学的観点から課題化することができる。 |
9 | 社会学的理論を知るその2(1) | 野崎 | 現代社会が抱え得る問題を社会科学的観点から課題化したテーマについて検討するための知的道具立て(思想・理論)を読み理解することができる。 |
10 | 社会学的理論を知るその2(2) | 野崎 | 現代社会が抱え得る問題を社会科学的観点から課題化したテーマについて検討するための知的道具立て(思想・理論)を読み理解することができる。 |
11 | 理論の実践的利用その2(1) | 野崎 | 獲得した知的道具立て(思想・理論)を用いて、課題についての視角(パースペクティブ)を形成することができる。 |
12 | 理論の実践的利用その2(2) | 野崎 | 獲得した知的道具立て(思想・理論)を用いて、課題についての視角(パースペクティブ)を形成することができる。 |
13 | 小括その2 | 野崎 | 後半の小括を行う。 |
14 | 社会科学的思考を著す | 野崎 | 本講義を踏まえて、自らの主張を報告する形式で、論述することができる。 |
15 | 総括・まとめ | 野崎 | 総括・まとめ |
No.1
学習項目 | 「現代社会」を学ぶために |
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担当教員 | 野崎 |
学生の到達目標 | 本講義の概要を確認し、講義の基本方針、進め方、取り組み方を理解する。 |
No.2
学習項目 | 社会科学的課題化その1 |
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担当教員 | 野崎 |
学生の到達目標 | 現代社会が抱え得る問題を社会科学的観点から課題化することができる。 |
No.3
学習項目 | 社会学的理論を知るその1(1) |
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担当教員 | 野崎 |
学生の到達目標 | 現代社会が抱え得る問題を社会科学的観点から課題化したテーマについて検討するための知的道具立て(思想・理論)を読み理解することができる。 |
No.4
学習項目 | 社会学的理論を知るその1(2) |
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担当教員 | 野崎 |
学生の到達目標 | 現代社会が抱え得る問題を社会科学的観点から課題化したテーマについて検討するための知的道具立て(思想・理論)を読み理解することができる。 |
No.5
学習項目 | 理論の実践的利用その1(1) |
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担当教員 | 野崎 |
学生の到達目標 | 獲得した知的道具立て(思想・理論)を用いて、課題についての視角(パースペクティブ)を形成することができる。 |
No.6
学習項目 | 理論の実践的利用その1(2) |
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担当教員 | 野崎 |
学生の到達目標 | 獲得した知的道具立て(思想・理論)を用いて、課題についての視角(パースペクティブ)を形成することができる。 |
No.7
学習項目 | 小括その1 |
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担当教員 | 野崎 |
学生の到達目標 | 前半の小活を行う。 |
No.8
学習項目 | 社会科学的課題化その2 |
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担当教員 | 野崎 |
学生の到達目標 | 現代社会が抱え得る問題を社会科学的観点から課題化することができる。 |
No.9
学習項目 | 社会学的理論を知るその2(1) |
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担当教員 | 野崎 |
学生の到達目標 | 現代社会が抱え得る問題を社会科学的観点から課題化したテーマについて検討するための知的道具立て(思想・理論)を読み理解することができる。 |
No.10
学習項目 | 社会学的理論を知るその2(2) |
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担当教員 | 野崎 |
学生の到達目標 | 現代社会が抱え得る問題を社会科学的観点から課題化したテーマについて検討するための知的道具立て(思想・理論)を読み理解することができる。 |
No.11
学習項目 | 理論の実践的利用その2(1) |
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担当教員 | 野崎 |
学生の到達目標 | 獲得した知的道具立て(思想・理論)を用いて、課題についての視角(パースペクティブ)を形成することができる。 |
No.12
学習項目 | 理論の実践的利用その2(2) |
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担当教員 | 野崎 |
学生の到達目標 | 獲得した知的道具立て(思想・理論)を用いて、課題についての視角(パースペクティブ)を形成することができる。 |
No.13
学習項目 | 小括その2 |
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担当教員 | 野崎 |
学生の到達目標 | 後半の小括を行う。 |
No.14
学習項目 | 社会科学的思考を著す |
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担当教員 | 野崎 |
学生の到達目標 | 本講義を踏まえて、自らの主張を報告する形式で、論述することができる。 |
No.15
学習項目 | 総括・まとめ |
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担当教員 | 野崎 |
学生の到達目標 | 総括・まとめ |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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必要に応じて購読テキストについて別途講義時に提示します。 |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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必要に応じて、提示・配布します。 |
講義中に取り組む課題への取り組み(40%)、提出課題状況(20%)、定期試験(相当の課題とする場合もある)(40%)により総合的に判定します。評価は絶対評価とし、(1)講義内容および(2)十分な事前事後学習を踏まえた課題・試験解答となっているか、この2点を基準とします。
講義中に取り組んだ課題については、講義内で講評を行います。また定期試験についての講評は、成績発表後速やかに、manaba上で行います。
講義前後以外の場合、事前にメールでご連絡ください。