[Global Issues]
開講情報 |
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担当教員 |
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備考 |
科学技術の発展にともない、ヒト、モノ、情報の伝達速度が過去にないほどに高まりました。現在、紛争や格差、文化をめぐる見解の相違など、様々な問題が地域や国内のみならず、グローバルな規模で発生しています。そのような中で引き起こされる国際問題とはどのようなものでしょうか。本講義では、日本国内外で実際に発生している国際問題を事例として、様な資料を用いて、各事例の説明、問題の背景などについて説明していきます。
この授業は全て対面授業で実施します。
本講義で取り上げる国際問題の事例について、文化的事象の歴史性、固有性を知ることによって、自分自身や自分の属する文化をより大きな文脈の中で理解することができる。
国際問題の理解をとおして、多様性を尊重し、主体的に他者と関わり、地域社会・企業社会・国際社会とつながることを目指す。単に「知識を得る・覚える」のではなく、多様な生き方・価値観に触れ、自ら「感じ・考え・表現/行動する」力を身につけることを目指す。
本講義では、新聞やインターネットなどを用いて時事情報を得て、それらの情報をもとに、文献・資料などから問題の背景や本質などについて問題を認識・理解することなどを、予習と復習を通して実施してもらいます。
予習・復習を合わせて1週あたり150分程度を要します。
No. | 学習項目 | 担当教員 | 学生の到達目標 |
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1 | イントロダクション | 稲井 | 本講義の受講方法について理解し、適切な予習・復習の方法をすることができる。 |
2 | 捕鯨問題 | 稲井 | 「捕鯨」という文化について多角的な視点から考え、問題点や文化維持の正統性についての自身の意見を述べられる。 |
3 | 捕鯨問題(1) | 稲井 | 様々な資料を基に、捕鯨問題に関わる当事国の意見や、それぞれの国の置かれた立場などについて整理し、論理的に説明できる。 |
4 | 捕鯨問題(2) | 稲井 | 捕鯨の歴史から、クジラの資源としての価値の変遷を理解し、国際需要から国際問題への転換について、論理的に説明できる。 |
5 | 捕鯨問題(3) | 稲井 | 捕鯨をめぐる問題について国際世論と国内世論の相違点や、文化的背景などについて理解し、自身の意見を述べられる。 |
6 | 民主主義(1) |
稲井 | 民主主義とは何か、世界における民主主義国家の数や国家運営のあり方などについて理解し、国際社会における民主主義の位置づけについて、論理的に説明できる。 |
7 | 民主主義(2) | 稲井 | 欧州以外の国々における民主主義のありかたについて理解し、その違いについて論理的に説明できる。 |
8 | 男女格差(1) | 稲井 | 世界で見られる男女格差の歴史について理解し、その問題点について、論理的に説明できる。 |
9 | 男女格差(2) | 稲井 | 男女格差に対する国際・国内社会の潮流について理解し、男女格差のあり方について自分の意見を述べられる。 |
10 | ジェンダー問題(1) | 稲井 | 性の多様性や、国際・国内社会における受容の現状について理解し、論理的に説明できる。 |
11 | ジェンダー問題(2) | 稲井 | 性の多様性に対する社会の変革のあり方や進め方について、自分の意見を述べられる。 |
12 | グローバリズム(1) | 稲井 | 現代を特徴付ける用語としてのグローバリズムの意味と歴史について、自身の言葉で説明することができる。 |
13 | グローバリズム(2) | 稲井 | グローバル化について,歴史と文化の観点から理解し,グローバル化について考察し,自身の言葉で説明することができる。 |
14 | グローバリズム(3) | 稲井 | コーヒー文化をテーマに現在のグローバル化について考察し,この文化をとりまく問題やあり方について自身の意見を述べられる。 |
15 | 総括・まとめ | 稲井 |
No.1
学習項目 | イントロダクション |
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担当教員 | 稲井 |
学生の到達目標 | 本講義の受講方法について理解し、適切な予習・復習の方法をすることができる。 |
No.2
学習項目 | 捕鯨問題 |
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担当教員 | 稲井 |
学生の到達目標 | 「捕鯨」という文化について多角的な視点から考え、問題点や文化維持の正統性についての自身の意見を述べられる。 |
No.3
学習項目 | 捕鯨問題(1) |
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担当教員 | 稲井 |
学生の到達目標 | 様々な資料を基に、捕鯨問題に関わる当事国の意見や、それぞれの国の置かれた立場などについて整理し、論理的に説明できる。 |
No.4
学習項目 | 捕鯨問題(2) |
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担当教員 | 稲井 |
学生の到達目標 | 捕鯨の歴史から、クジラの資源としての価値の変遷を理解し、国際需要から国際問題への転換について、論理的に説明できる。 |
No.5
学習項目 | 捕鯨問題(3) |
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担当教員 | 稲井 |
学生の到達目標 | 捕鯨をめぐる問題について国際世論と国内世論の相違点や、文化的背景などについて理解し、自身の意見を述べられる。 |
No.6
学習項目 | 民主主義(1) |
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担当教員 | 稲井 |
学生の到達目標 | 民主主義とは何か、世界における民主主義国家の数や国家運営のあり方などについて理解し、国際社会における民主主義の位置づけについて、論理的に説明できる。 |
No.7
学習項目 | 民主主義(2) |
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担当教員 | 稲井 |
学生の到達目標 | 欧州以外の国々における民主主義のありかたについて理解し、その違いについて論理的に説明できる。 |
No.8
学習項目 | 男女格差(1) |
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担当教員 | 稲井 |
学生の到達目標 | 世界で見られる男女格差の歴史について理解し、その問題点について、論理的に説明できる。 |
No.9
学習項目 | 男女格差(2) |
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担当教員 | 稲井 |
学生の到達目標 | 男女格差に対する国際・国内社会の潮流について理解し、男女格差のあり方について自分の意見を述べられる。 |
No.10
学習項目 | ジェンダー問題(1) |
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担当教員 | 稲井 |
学生の到達目標 | 性の多様性や、国際・国内社会における受容の現状について理解し、論理的に説明できる。 |
No.11
学習項目 | ジェンダー問題(2) |
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担当教員 | 稲井 |
学生の到達目標 | 性の多様性に対する社会の変革のあり方や進め方について、自分の意見を述べられる。 |
No.12
学習項目 | グローバリズム(1) |
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担当教員 | 稲井 |
学生の到達目標 | 現代を特徴付ける用語としてのグローバリズムの意味と歴史について、自身の言葉で説明することができる。 |
No.13
学習項目 | グローバリズム(2) |
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担当教員 | 稲井 |
学生の到達目標 | グローバル化について,歴史と文化の観点から理解し,グローバル化について考察し,自身の言葉で説明することができる。 |
No.14
学習項目 | グローバリズム(3) |
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担当教員 | 稲井 |
学生の到達目標 | コーヒー文化をテーマに現在のグローバル化について考察し,この文化をとりまく問題やあり方について自身の意見を述べられる。 |
No.15
学習項目 | 総括・まとめ |
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担当教員 | 稲井 |
学生の到達目標 |
講義中に取り組む課題への取り組み(40%)、提出課題状況(20%)、レポート(40%)により総合的に判定します。
講義中にとり組んだ課題については、講義内で講評を行います。また、レポートについての講評は、成績発表後すみやかにmanaba上で行います。