[Pharmaco-Therapeutics C]
開講情報 |
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担当教員 |
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備考 |
病態薬物治療学は、疾患の特徴や個々の患者の病態に基づいた薬物治療に携わるために必須となる知識を学ぶ科目である。本科目では、疾患の原因・病態や治療薬の作用を生化学的・生理学的に捉え、臨床検査値の変動と病態との関連性や、治療薬の選択・使用上の配慮などについて学習する。病態薬物治療学Cでは、内分泌系疾患と血液系疾患を中心に概説する。この授業は対面授業と同時配信型授業で構成する。学生の皆さんには隔週で対面授業を7回、同時配信型授業を7回受講してもらう。
薬物治療に携わるための知識と思考力を身につけるために、疾患の原因・病態・臨床検査値・治療薬に関する基礎的な概念や捉え方を習得する。
[関連する卒業認定・学位授与方針]DP1・DP2・DP4
事前に、血球細胞の種類や血液凝固線溶系、内分泌系(ホルモンの作用)、骨髄や内分泌器官の構造・機能について、生化学や生理学で学んだ関連知識を復習してから講義に臨むことを推奨します。
学んだ知識の整理・定着のために、雑記用のノートなどを用意し講義中に書き溜めた事項などを、講義後に別のノートに整理・まとめ直すことを推奨します。
毎回の講義に関して、予習(教科書にて学修内容・疑問点を把握)や復習(講義中のメモ書きなどを別途ノート等にまとめ直す)を併せて150分程度必要である。
No. | 学習項目 | 担当教員 | 学生の到達目標 | SBOコード |
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1 | 内分泌性疾患 | 石原 | バセドウ病の病態および薬物治療を説明できる。 | E2-(5)-②-2 E2-(2)-②-7 |
2 | 内分泌性疾患 | 石原 | 甲状腺炎の病態および薬物治療を説明できる。 | E2-(5)-②-3 E2-(2)-②-7 |
3 | 内分泌性疾患 | 石原 | 副甲状腺機能異常症、クッシング症候群、アルドステロン症の病態および薬物治療を説明できる。 | E2-(5)-②-5 |
4 | 内分泌性疾患 | 石原 | 先端巨大症、高プロラクチン血症、下垂体機能低下症、アルドステロン症、褐色細胞腫、副腎不全、アジソン病の病態および薬物治療を説明できる。 | E2-(5)-②-5 E2-(2)-②-7 |
5 | 内分泌性疾患 | 石原 | 尿崩症、ADH不適合分泌症候群の病態および薬物治療を説明できる。 | E2-(5)-②-4, 5 |
6 | 遺伝性内分泌性疾患 | 石原 | ☆代表的な内分泌系疾患の遺伝性疾患を概説できる。 | ☆ |
7 | 血液・造血器の疾患 | 河下 | 止血機構(血小板の役割、血液凝固系、線溶系)について概説できる。特発性血小板減少性紫斑病の病態および薬物治療を説明できる。 | C7-(2)-⑨-1 E2-(2)-②-7 ☆ |
8 | 血液・造血器の疾患 | 河下 | 血栓性血小板減少性紫斑病、血友病、フォン・ヴィレブランド病(☆)の病態および薬物治療を説明できる。 | E2-(3)-②-5 ☆ |
9 | 血液・造血器の疾患 | 河下 | 静脈血栓塞栓症、播種性血液凝固症候群の病態および薬物治療を説明できる。 | E2-(3)-②-4, 5 |
10 | 血液・造血器の疾患 | 秋葉 | 造血過程と貧血の概要を説明できる。再生不良性貧血、腎性貧血の病態および薬物治療を説明できる。 | E2-(3)-②-3 |
11 | 血液・造血器の疾患 | 秋葉 | 巨赤芽球性貧血(悪性貧血)の病態および薬物治療を説明できる。鉄イオンの体内動態を把握し、鉄欠乏性貧血の病態および薬物治療を説明できる。 | E2-(3)-②-3 |
12 | 血液・造血器の疾患 | 秋葉 | 鉄芽球性貧血、自己免疫性貧血の病態および薬物治療を説明できる。 | E2-(3)-②-3 E2-(2)-②-7 |
13 | 血液・造血器の疾患 | 秋葉 | 白血病の概要(分類)を説明できる。急性(慢性)骨髄性白血病の病態および薬物治療を説明できる。 | E2-(3)-②-5 E2-(7)-⑧-5 E2-(8)-③-3 |
14 | 血液・造血器の疾患 | 秋葉 | 急性(慢性)リンパ性白血病の病態および薬物治療を説明できる。白血病類縁疾患(骨髄異形性症候群、悪性リンパ腫など)、白血球減少症について概説できる。 | E2-(3)-②-5 E2-(7)-⑧-5, 6 |
15 | 総括・まとめ |
No.1
学習項目 | 内分泌性疾患 |
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担当教員 | 石原 |
学生の到達目標 | バセドウ病の病態および薬物治療を説明できる。 |
SBOコード | E2-(5)-②-2 E2-(2)-②-7 |
No.2
学習項目 | 内分泌性疾患 |
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担当教員 | 石原 |
学生の到達目標 | 甲状腺炎の病態および薬物治療を説明できる。 |
SBOコード | E2-(5)-②-3 E2-(2)-②-7 |
No.3
学習項目 | 内分泌性疾患 |
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担当教員 | 石原 |
学生の到達目標 | 副甲状腺機能異常症、クッシング症候群、アルドステロン症の病態および薬物治療を説明できる。 |
SBOコード | E2-(5)-②-5 |
No.4
学習項目 | 内分泌性疾患 |
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担当教員 | 石原 |
学生の到達目標 | 先端巨大症、高プロラクチン血症、下垂体機能低下症、アルドステロン症、褐色細胞腫、副腎不全、アジソン病の病態および薬物治療を説明できる。 |
SBOコード | E2-(5)-②-5 E2-(2)-②-7 |
No.5
学習項目 | 内分泌性疾患 |
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担当教員 | 石原 |
学生の到達目標 | 尿崩症、ADH不適合分泌症候群の病態および薬物治療を説明できる。 |
SBOコード | E2-(5)-②-4, 5 |
No.6
学習項目 | 遺伝性内分泌性疾患 |
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担当教員 | 石原 |
学生の到達目標 | ☆代表的な内分泌系疾患の遺伝性疾患を概説できる。 |
SBOコード | ☆ |
No.7
学習項目 | 血液・造血器の疾患 |
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担当教員 | 河下 |
学生の到達目標 | 止血機構(血小板の役割、血液凝固系、線溶系)について概説できる。特発性血小板減少性紫斑病の病態および薬物治療を説明できる。 |
SBOコード | C7-(2)-⑨-1 E2-(2)-②-7 ☆ |
No.8
学習項目 | 血液・造血器の疾患 |
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担当教員 | 河下 |
学生の到達目標 | 血栓性血小板減少性紫斑病、血友病、フォン・ヴィレブランド病(☆)の病態および薬物治療を説明できる。 |
SBOコード | E2-(3)-②-5 ☆ |
No.9
学習項目 | 血液・造血器の疾患 |
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担当教員 | 河下 |
学生の到達目標 | 静脈血栓塞栓症、播種性血液凝固症候群の病態および薬物治療を説明できる。 |
SBOコード | E2-(3)-②-4, 5 |
No.10
学習項目 | 血液・造血器の疾患 |
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担当教員 | 秋葉 |
学生の到達目標 | 造血過程と貧血の概要を説明できる。再生不良性貧血、腎性貧血の病態および薬物治療を説明できる。 |
SBOコード | E2-(3)-②-3 |
No.11
学習項目 | 血液・造血器の疾患 |
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担当教員 | 秋葉 |
学生の到達目標 | 巨赤芽球性貧血(悪性貧血)の病態および薬物治療を説明できる。鉄イオンの体内動態を把握し、鉄欠乏性貧血の病態および薬物治療を説明できる。 |
SBOコード | E2-(3)-②-3 |
No.12
学習項目 | 血液・造血器の疾患 |
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担当教員 | 秋葉 |
学生の到達目標 | 鉄芽球性貧血、自己免疫性貧血の病態および薬物治療を説明できる。 |
SBOコード | E2-(3)-②-3 E2-(2)-②-7 |
No.13
学習項目 | 血液・造血器の疾患 |
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担当教員 | 秋葉 |
学生の到達目標 | 白血病の概要(分類)を説明できる。急性(慢性)骨髄性白血病の病態および薬物治療を説明できる。 |
SBOコード | E2-(3)-②-5 E2-(7)-⑧-5 E2-(8)-③-3 |
No.14
学習項目 | 血液・造血器の疾患 |
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担当教員 | 秋葉 |
学生の到達目標 | 急性(慢性)リンパ性白血病の病態および薬物治療を説明できる。白血病類縁疾患(骨髄異形性症候群、悪性リンパ腫など)、白血球減少症について概説できる。 |
SBOコード | E2-(3)-②-5 E2-(7)-⑧-5, 6 |
No.15
学習項目 | 総括・まとめ |
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担当教員 | |
学生の到達目標 | |
SBOコード |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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分子病態薬物治療学(第2版) | 秋葉 聡、石原慶一 | 京都廣川書店 |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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疾病と病態生理(改訂第4版) | 市田公美、辻 勉、秋葉 聡 編 | 南江堂 |
定期試験(100%)の成績に基づいて評価する。
評価のフィードバックとして、講評をmanabaにて掲示する。