[Ethics of Life]
| 開講情報 |
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|---|---|
| 担当教員 |
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| 備考 |
講義名が、いわゆる生命倫理(Bioethics)ではなく、生命の倫理(Ethics of Life)とあるように、死に裏打ちされた生命について多面的に語ることが本講義の主題である。つまり、本講義の前半は主に哲学的・形而上学的立場から生と死に関する倫理が語られる。後半では医学・薬学を中心とする自然科学の立場から先進医療と生命倫理について論じられる。
現代の生命科学と周辺技術は、その著しい成果の反面、従来の価値観や倫理観では対処しきれない様々な問題を生み出してきた。このような様々な問題の現状を理解しまた対応するための知識と心構えを、本講義は多方面から語ることにする。
生命の尊さを認識し、将来ヒューマニズム溢れる医療の担い手となるために、人の誕生から死までの間に起こりうる様々な問題を通して医療における倫理の重要性を学ぶことである。
それぞれの教員が担当する一連の講義が終了した後に、教員が提示する課題でレポートを提出してもらい評価する。総合的な成績評価は、専任教員である秋澤が責任をもって行う。
| 書名 | 著者名 | 出版社名 |
|---|---|---|
| 両者とも使用せず。 | ||
| 書名 | 著者名 | 出版社名 |
|---|---|---|
| 特に指定しないが、参考になる書物は多数出版されており、適宜提示はする。 | ||
| 回 | 学習項目 | 担当教員 | 学生の到達目標 |
|---|---|---|---|
| 1 | 倫理とは? | 秋澤 雅男 | 倫理、道徳、その字義と歴史の理解 |
| 2 | 生と死について | 秋澤 雅男 | 種の死と個の死の相違の理解 |
| 3 | 死を考える者は生を考える | 秋澤 雅男 | 死の哲学の一例についての理解 |
| 4 | 生きる者の死の思想史 (1) | 秋澤 雅男 | プラトン、ストア派、キリスト教等における死の概念の理解 |
| 5 | 生きる者の死の思想史 (2) | 秋澤 雅男 | パスカル、デカルト、ショーペンハウアー等における死の概念の理解 |
| 6 | 生命の倫理の意義 | 秋澤 雅男 | 生存の意義についての理解と医療人の自覚 |
| 7 | 生命倫理とは (1) | 青柳 良明 | 生命倫理の概略についての理解 |
| 8 | 〃 (2) | 青柳 良明 | 問題の所在の理解 |
| 9 | 〃 (3) | 青柳 良明 | 歴史的背景の理解 |
| 10 | 近代医学の背景 (1) | 青柳 良明 | 人間機械論、人格論、プラグマティズムについての理解 |
| 11 | 〃 (2) | 青柳 良明 | 医療関係者と患者の関係、パターナリズムについての理解 |
| 12 | 医学・薬学研究の倫理 (1) | 青柳 良明 | 動物実験の倫理についての理解 |
| 13 | 〃 (2) | 青柳 良明 | 臨床試験の倫理、ヘルシンキ宣言、インフォームドコンセントについての理解 |
第1回
| 学習項目 | 倫理とは? |
|---|---|
| 担当教員 | 秋澤 雅男 |
| 学生の到達目標 | 倫理、道徳、その字義と歴史の理解 |
第2回
| 学習項目 | 生と死について |
|---|---|
| 担当教員 | 秋澤 雅男 |
| 学生の到達目標 | 種の死と個の死の相違の理解 |
第3回
| 学習項目 | 死を考える者は生を考える |
|---|---|
| 担当教員 | 秋澤 雅男 |
| 学生の到達目標 | 死の哲学の一例についての理解 |
第4回
| 学習項目 | 生きる者の死の思想史 (1) |
|---|---|
| 担当教員 | 秋澤 雅男 |
| 学生の到達目標 | プラトン、ストア派、キリスト教等における死の概念の理解 |
第5回
| 学習項目 | 生きる者の死の思想史 (2) |
|---|---|
| 担当教員 | 秋澤 雅男 |
| 学生の到達目標 | パスカル、デカルト、ショーペンハウアー等における死の概念の理解 |
第6回
| 学習項目 | 生命の倫理の意義 |
|---|---|
| 担当教員 | 秋澤 雅男 |
| 学生の到達目標 | 生存の意義についての理解と医療人の自覚 |
第7回
| 学習項目 | 生命倫理とは (1) |
|---|---|
| 担当教員 | 青柳 良明 |
| 学生の到達目標 | 生命倫理の概略についての理解 |
第8回
| 学習項目 | 〃 (2) |
|---|---|
| 担当教員 | 青柳 良明 |
| 学生の到達目標 | 問題の所在の理解 |
第9回
| 学習項目 | 〃 (3) |
|---|---|
| 担当教員 | 青柳 良明 |
| 学生の到達目標 | 歴史的背景の理解 |
第10回
| 学習項目 | 近代医学の背景 (1) |
|---|---|
| 担当教員 | 青柳 良明 |
| 学生の到達目標 | 人間機械論、人格論、プラグマティズムについての理解 |
第11回
| 学習項目 | 〃 (2) |
|---|---|
| 担当教員 | 青柳 良明 |
| 学生の到達目標 | 医療関係者と患者の関係、パターナリズムについての理解 |
第12回
| 学習項目 | 医学・薬学研究の倫理 (1) |
|---|---|
| 担当教員 | 青柳 良明 |
| 学生の到達目標 | 動物実験の倫理についての理解 |
第13回
| 学習項目 | 〃 (2) |
|---|---|
| 担当教員 | 青柳 良明 |
| 学生の到達目標 | 臨床試験の倫理、ヘルシンキ宣言、インフォームドコンセントについての理解 |
秋澤に対する質問は、南校舎4階の研究室に来て頂ければ結構です。青柳先生に対する質問は、講義終了後にして頂くか、秋澤に言付けてもらえれば結構かと思います。