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有機化学Ｃ
[Organic Chemistry C]
開講情報 -
2年次後期
1.5単位必修
担当教員 -
教授太田 俊作
助教授山下 正行
備考 概要
有機化学Ａ、Ｂに引き続いて、ソロモンを用いて有機化合物の性質、反応、合成を各官能基別に講述する。また、プリントを用いて薬物の基本構造としての複素環化合物の性質、反応、合成を講述する。
成績評価法・基準
定期試験の成績および出席の状況を主として評価する。
１）授業用HP: http://www.kyoto-phu.ac.jp/labo/kinou/06YuukiC.html（本講義の資料、Q&A集、質問用掲示板、過去問と解答などがあります。）
２）講義範囲が広いので受講生は講義を聴講するだけでなく、日頃からテキストの章末問題や上記参考書中の問題集を解答するなどの努力が必要である。教科書
書名 著者名 出版社名 ソロモンの新有機化学（第7版・下） 花房、池田、上西 廣川書店 参考書
書名 著者名 出版社名 ソロモン新有機化学・問題の解き方 花房、池田、上西 廣川書店 ポイント有機化学演習 池田、石橋、須本、三木 廣川書店 有機化学演習 （問題集） 吉原、神川、上方ほか 三共出版 第3版/現代有機化学（上・下巻） 古賀・野依・村橋 化学同人 ヘテロ環化合物の化学 山中・日野・中川・坂本 講談社 授業計画
回 項目 授業内容 1 カルボン酸とその誘導体 カルボン酸の命名法、性質、合成法、アシル炭素上の求核置換反応、塩化アシル、カルボン酸無水物の合成と性質 2 〃 ニトリルの合成と性質・反応・命名法、エステル・アミド・イミドの合成と性質・反応 3 〃 エステル生成と加水分解反応機構、ラクトン、ラクタム、脱炭酸 4 β-ジカルボニル化合物の合成と反応 クライゼン縮合、アセト酢酸エステル合成、化学英語小テスト 5 〃 マロン酸エステル合成、LDA、エノレート 6 〃 Mannich反応、エナミン、Michael反応 7 ア ミ ン アミンの命名法、塩基性、アミンの構造、アミニウム塩、化学英語小テスト 8 〃 アミンの合成と反応、ジアゾニウム塩の反応、光学分割 9 〃 アミンの合成、アミンの反応、ホフマン転位、ホフマン分解 10 フェノールとハロゲン化アリール フェノールの構造と命名・性質・合成、酸としての反応、ＯＨ基の反応、化学英語小テスト 11 〃 フェノールのエーテルの解裂、フェノールのベンゼン環の反応、Claisen転位、キノン、芳香族求核置換反応 12 複素環化合物（プリント） 構造と名称、薬物、電子過剰系、電子不足系、化学英語小テスト 13 〃 複素環化合物の構造、命名、合成と性質 第1回
項目 カルボン酸とその誘導体 授業内容 カルボン酸の命名法、性質、合成法、アシル炭素上の求核置換反応、塩化アシル、カルボン酸無水物の合成と性質 第2回
項目 〃 授業内容 ニトリルの合成と性質・反応・命名法、エステル・アミド・イミドの合成と性質・反応 第3回
項目 〃 授業内容 エステル生成と加水分解反応機構、ラクトン、ラクタム、脱炭酸 第4回
項目 β-ジカルボニル化合物の合成と反応 授業内容 クライゼン縮合、アセト酢酸エステル合成、化学英語小テスト 第5回
項目 〃 授業内容 マロン酸エステル合成、LDA、エノレート 第6回
項目 〃 授業内容 Mannich反応、エナミン、Michael反応 第7回
項目 ア ミ ン 授業内容 アミンの命名法、塩基性、アミンの構造、アミニウム塩、化学英語小テスト 第8回
項目 〃 授業内容 アミンの合成と反応、ジアゾニウム塩の反応、光学分割 第9回
項目 〃 授業内容 アミンの合成、アミンの反応、ホフマン転位、ホフマン分解 第10回
項目 フェノールとハロゲン化アリール 授業内容 フェノールの構造と命名・性質・合成、酸としての反応、ＯＨ基の反応、化学英語小テスト 第11回
項目 〃 授業内容 フェノールのエーテルの解裂、フェノールのベンゼン環の反応、Claisen転位、キノン、芳香族求核置換反応 第12回
項目 複素環化合物（プリント） 授業内容 構造と名称、薬物、電子過剰系、電子不足系、化学英語小テスト 第13回
項目 〃 授業内容 複素環化合物の構造、命名、合成と性質 -