[Analytical Chemistry C]
開講情報 |
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担当教員 |
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備考 |
様々な状態の物質について定性、定量、純度の検定、混合物の分離定量、化学構造の解明、物性値の測定などを、各種の高度な装置を用いて行う機器分析は、薬学研究の遂行、医薬品の製造、品質管理、あるいは臨床検査、環境計測などにおいて、重要な情報を与える不可欠な学問である。目的に応じて適切な分析法を選択、実施し、得られた結果を正しく解釈するためには、測定法の原理、装置の仕組みを理解し、適切な試料調整法を知り、またデータの解釈の方法について習熟しておかねばならない。分析機器は日進月歩の進歩を続けており、特にコンピュータと接続されることにより、測定操作からデータ処理までが一個のブラックボックスとなりつつあるが故に、正しく利用し、また進歩に対処していくためには、基本的な事柄を正しく理解しておくことが必要である。薬学分野において広く用いられている重要な機器分析法について、分析化学Bに続き下記の内容で講述する。
受講態度および定期試験で評価する。
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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薬学機器分析 | 伊藤 允好 他共著 | 廣川書店 |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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薬学の機器分析 | 田中 久 監修 | 廣川書店 |
回 | 項目 | 授業内容 |
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1 | 分子構造の解明に関する分析 | 質量分析 原理、装置 |
2 | 〃 | スペクトル解析 |
3 | 〃 | 赤外吸光分析 原理、装置 |
4 | 〃 | スペクトル解析/ラマン分光 |
5 | 〃 | 核磁気共鳴(NMR) 原理 |
6 | 〃 | 装置、測定試料 |
7 | 〃 | 化学シフト、スピン-スピン結合 |
8 | 〃 | 1H NMRスペクトル、二重共鳴 |
9 | 〃 | 13C NMR 他 |
10 | 分離分析(クロマトグラフィー) | クロマトグラフィーの基礎 |
11 | 〃 | ガスクロマトグラフィー 原理、装置 |
12 | 〃 | 高速液体クロマトグラフィー 原理、装置 |
13 | 〃 | クロマトグラムの解析 |
第1回
項目 | 分子構造の解明に関する分析 |
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授業内容 | 質量分析 原理、装置 |
第2回
項目 | 〃 |
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授業内容 | スペクトル解析 |
第3回
項目 | 〃 |
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授業内容 | 赤外吸光分析 原理、装置 |
第4回
項目 | 〃 |
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授業内容 | スペクトル解析/ラマン分光 |
第5回
項目 | 〃 |
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授業内容 | 核磁気共鳴(NMR) 原理 |
第6回
項目 | 〃 |
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授業内容 | 装置、測定試料 |
第7回
項目 | 〃 |
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授業内容 | 化学シフト、スピン-スピン結合 |
第8回
項目 | 〃 |
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授業内容 | 1H NMRスペクトル、二重共鳴 |
第9回
項目 | 〃 |
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授業内容 | 13C NMR 他 |
第10回
項目 | 分離分析(クロマトグラフィー) |
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授業内容 | クロマトグラフィーの基礎 |
第11回
項目 | 〃 |
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授業内容 | ガスクロマトグラフィー 原理、装置 |
第12回
項目 | 〃 |
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授業内容 | 高速液体クロマトグラフィー 原理、装置 |
第13回
項目 | 〃 |
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授業内容 | クロマトグラムの解析 |