• ドイツ語IA

    [German IA]

    開講情報
    • 1年次前期

      1.5単位必修

    担当教員
    • 准教授秋澤 雅男

    備考  

    概要

     ドイツ語Aは、ドイツ語の初級文法読本とその展開に関する前期の講義である。
    ドイツ語は、準国際語と言いうる英語と比べると、現在やや影の薄い言語ではある。しかし、通貨ユーロを武器にして拡大するEU諸国の中で政治経済的に最も発言力のある国の言語であり、また自然科学や人文科学においても重要な言語である点は今でも変わりはない。また、東欧諸国において、ドイツ語は英語より広範囲に利用されている言語であることも知っていてほしい。
    まだまだがんばっている言葉ドイツ語をこの機会にしっかりと学びましょう。

    授業の一般目標

     ドイツ語の初級文法とその応用の基礎の基礎を学ぶことにする。つまり、発音から始まり、動詞の現在人称変化、冠詞の変化、名詞の複数形、前置詞の格支配等について学ぶことが中心となる。
     曜日によって使用する教科書が違うが、学習の進路は基本的に同じであり、教科書の相違により有利不利の問題は生じることはない。
     尚、古本でもよいから独和辞典を入手し授業には必ず持参すること。独和辞典の説明は最初の授業時に行う。

    成績評価法・基準

     出席点等の日常評価と定期試験の点数等を総合して成績の評価を行う。

    教科書

    書名 著者名 出版社名
    E,F/K,Lクラス(火曜日)「システマテック・ドイチュ 12」 西本美紀、Angelika・西本、金子哲太 郁文堂
    I,Jクラス(木曜日)「ユーブングスグラマティク」 石川光庸、川崎 靖 白水社

    参考書

    書名 著者名 出版社名
    特になし。

    学習項目・学生の到達目標

    学習項目 担当教員 学生の到達目標
    1 ドイツ語の成り立ちとドイツ語のアルファベット 秋澤 雅男 ドイツ語と言う言葉の概略と発音の仕方についての基本理解
    2 動詞の現在人称変化の基礎 秋澤 雅男 動詞の語尾が、主語の人称に応じて変化することについての理解
    3 秋澤 雅男 sein,haben,werden等の動詞の変化の理解
    4 名詞の文法的性と定冠詞(類)の格変化 秋澤 雅男 名詞には男性、女性、中性という文法的性があり、また定冠詞(類)が名詞の性、格、数に応じて変化することについての理解
    5 名詞の複数形の作り方 秋澤 雅男 名詞の複数形には、五種類あることについての理解
    6 不定冠詞(類)の格変化 秋澤 雅男 不定冠詞(類)も名詞の性、格、数に応じて変化することについての理解
    7 EF/KL:人称代名詞
    IJ:不規則変化動詞
    秋澤 雅男 EF/KL:人称代名詞の格は四つ有り、二格は所有に使用しないことについての理解
    IJ:語幹の母音が変わる動詞の理解
    8 EF/KL:不規則変化動詞
    IJ:人称代名詞
    秋澤 雅男 EF/KL:語幹の母音が変わる動詞の理解
    IJ:人称代名詞の格は四つ有り、二格は所有に使用しないことについての理解
    9 EF/KL:前置詞その一と命令文
    IJ:配語法と副文
    秋澤 雅男 EF/KL:前置詞は特定の格と結びつくことについての理解と命令するときの動詞の変化についての理解
    IJ:文中での定動詞の位置変化についての理解
    10 EF/KL:前置詞その二
    IJ:前置詞
    秋澤 雅男 EF/KL:三格または四格と結びつく前置詞
    IJ:前置詞は特定の格と結びつくことの理解
    11 EF/KL:zu不定詞
    IJ:前置詞の融合形
    秋澤 雅男 EF/KL:zu不定詞の用法の理解
    IJ:前置詞は場合によって定冠詞と融合することついての理解
    12 EF/KL:形容詞の格変化
    IJ:esの用法とzu不定詞
    秋澤 雅男 EF/KL:形容詞の語尾が、修飾する名詞に応じて変化することについての理解
    IJ:非人称主語のesの使い方とzu不定詞の用法の理解
    13 EF/KL:形容詞の名詞化と序数詞
    IJ:不定代名詞と数詞(基数)
    秋澤 雅男  EF/KL:形容詞は全て名詞化されうることと序数詞は形容詞と同じ語尾変化をすることについての理解
    IJ:英語のsomething等に該当する代名詞の使い方と基数詞の使い方についての理解

    1

    学習項目 ドイツ語の成り立ちとドイツ語のアルファベット
    担当教員 秋澤 雅男
    学生の到達目標 ドイツ語と言う言葉の概略と発音の仕方についての基本理解

    2

    学習項目 動詞の現在人称変化の基礎
    担当教員 秋澤 雅男
    学生の到達目標 動詞の語尾が、主語の人称に応じて変化することについての理解

    3

    学習項目
    担当教員 秋澤 雅男
    学生の到達目標 sein,haben,werden等の動詞の変化の理解

    4

    学習項目 名詞の文法的性と定冠詞(類)の格変化
    担当教員 秋澤 雅男
    学生の到達目標 名詞には男性、女性、中性という文法的性があり、また定冠詞(類)が名詞の性、格、数に応じて変化することについての理解

    5

    学習項目 名詞の複数形の作り方
    担当教員 秋澤 雅男
    学生の到達目標 名詞の複数形には、五種類あることについての理解

    6

    学習項目 不定冠詞(類)の格変化
    担当教員 秋澤 雅男
    学生の到達目標 不定冠詞(類)も名詞の性、格、数に応じて変化することについての理解

    7

    学習項目 EF/KL:人称代名詞
    IJ:不規則変化動詞
    担当教員 秋澤 雅男
    学生の到達目標 EF/KL:人称代名詞の格は四つ有り、二格は所有に使用しないことについての理解
    IJ:語幹の母音が変わる動詞の理解

    8

    学習項目 EF/KL:不規則変化動詞
    IJ:人称代名詞
    担当教員 秋澤 雅男
    学生の到達目標 EF/KL:語幹の母音が変わる動詞の理解
    IJ:人称代名詞の格は四つ有り、二格は所有に使用しないことについての理解

    9

    学習項目 EF/KL:前置詞その一と命令文
    IJ:配語法と副文
    担当教員 秋澤 雅男
    学生の到達目標 EF/KL:前置詞は特定の格と結びつくことについての理解と命令するときの動詞の変化についての理解
    IJ:文中での定動詞の位置変化についての理解

    10

    学習項目 EF/KL:前置詞その二
    IJ:前置詞
    担当教員 秋澤 雅男
    学生の到達目標 EF/KL:三格または四格と結びつく前置詞
    IJ:前置詞は特定の格と結びつくことの理解

    11

    学習項目 EF/KL:zu不定詞
    IJ:前置詞の融合形
    担当教員 秋澤 雅男
    学生の到達目標 EF/KL:zu不定詞の用法の理解
    IJ:前置詞は場合によって定冠詞と融合することついての理解

    12

    学習項目 EF/KL:形容詞の格変化
    IJ:esの用法とzu不定詞
    担当教員 秋澤 雅男
    学生の到達目標 EF/KL:形容詞の語尾が、修飾する名詞に応じて変化することについての理解
    IJ:非人称主語のesの使い方とzu不定詞の用法の理解

    13

    学習項目 EF/KL:形容詞の名詞化と序数詞
    IJ:不定代名詞と数詞(基数)
    担当教員 秋澤 雅男 
    学生の到達目標 EF/KL:形容詞は全て名詞化されうることと序数詞は形容詞と同じ語尾変化をすることについての理解
    IJ:英語のsomething等に該当する代名詞の使い方と基数詞の使い方についての理解

    備考(担当教員に対する質問等の連絡方法)

     教員の研究室は、南校舎4階にあるので、講義直後以外の質問は、教員の在室を確認の上で、研究室まで質問に来てください。

  • ドイツ語IA

    [German IA]

    開講情報
    • 1年次前期

      1.5単位必修

    担当教員
    • 准教授桑形 広司

    備考  

    概要

     大学生になって高校時代との大きな違いを感じることに第二外国語がある。京都薬科大学ではその創立の過程からまた薬学の発祥地の言語ということから伝統的にドイツ語が第二外国語として開講されてきた。今日英語が世界共通語となりもはやそれ以外の外国語の必要性は薄まった感はあるが、それでもドイツ語学習は大学へ入学した実感を持つことのできる授業であろうし、薬学が生まれ育った国の言語文化を知ることも無駄ではないはずである。それに同系統の言語であるゆえに英語をより深く理解するうえでも役立つだろう。
     IAでは初めて学ぶ外国語であることを考慮して現在形のみ扱う予定である。おおよその流れとしては発音、動詞の人称変化、名詞の性と格変化、動詞の不規則な人称変化、人称代名詞の格変化、前置詞あたりまで進みたいと思っている。ドイツ語の学習は辞書の使い方を知らなければまず学習の進展が望めない。従って常に独和辞典を持参してほしい。

    独和辞典の紹介は最初の授業でいたします。

    授業の一般目標

    ドイツ語の挨拶、アルファベットと100までの数字の暗記。
    ドイツ語で簡単な自己紹介ができることを前期の目標としたい。

    成績評価法・基準

    定期試験の成績を主とし、これに出席、小テストの成績等の平常点を加味して評価する。

    教科書

    書名 著者名 出版社名
    コンタクトドイツ語 志田裕朗・羽根田知子 三集社

    学習項目・学生の到達目標

    学習項目 担当教員 学生の到達目標
    1 ドイツ語のアルファベット 桑形広司 ドイツ語のアルファベットを暗唱できるようにする。
    2 ドイツ語の単語の読み方 桑形広司 ドイツ語の文字の読み方の法則を習得する。
    3 動詞の現在人称変化
    (1)
    桑形広司 主語に応じて動詞が変化するこを学ぶ。
    4 動詞の現在人称変化(2) 桑形広司 英語のbe, have,becomeにあたる重要な基本動詞の学習、動詞の位置には厳格な規則があることを認識する。
    5 格変化(1) 桑形広司 名詞には文法上の性があること、冠詞にも日本語の「は」「の」「に」「を」に相当するものがあることを認識する。
    6 格変化(2) 桑形広司 冠詞類の格変化、名詞の複数形
    の作り方を学ぶ。
    7 動詞の現在人称変化(3) 桑形広司 不規則な変化をする動詞、命令の言い方を学ぶ。
    8 格変化(3) 桑形広司 人称代名詞にも「は」「の」「に」「を」に相当するものがあることを認識する。
    9 これまでのまとめと
    補足
    桑形広司 疑問文の作り方、男性弱変化名詞、否定冠詞について学ぶ。
    10 前置詞(1) 桑形広司 前置詞は特定の格と結びつくことを学ぶ。
    11 前置詞(2) 桑形広司 3・4格支配の前置詞と動詞の関係について学ぶ。
    12 複合動詞(1) 桑形広司 英語の群動詞に似た分離動詞を学ぶ。
    13 複合動詞(2) 桑形広司 非分離動詞について学ぶ。

    1

    学習項目 ドイツ語のアルファベット
    担当教員 桑形広司
    学生の到達目標 ドイツ語のアルファベットを暗唱できるようにする。

    2

    学習項目 ドイツ語の単語の読み方
    担当教員 桑形広司
    学生の到達目標 ドイツ語の文字の読み方の法則を習得する。

    3

    学習項目 動詞の現在人称変化
    (1)
    担当教員 桑形広司
    学生の到達目標 主語に応じて動詞が変化するこを学ぶ。

    4

    学習項目 動詞の現在人称変化(2)
    担当教員 桑形広司
    学生の到達目標 英語のbe, have,becomeにあたる重要な基本動詞の学習、動詞の位置には厳格な規則があることを認識する。

    5

    学習項目 格変化(1)
    担当教員 桑形広司
    学生の到達目標 名詞には文法上の性があること、冠詞にも日本語の「は」「の」「に」「を」に相当するものがあることを認識する。

    6

    学習項目 格変化(2)
    担当教員 桑形広司
    学生の到達目標 冠詞類の格変化、名詞の複数形
    の作り方を学ぶ。

    7

    学習項目 動詞の現在人称変化(3)
    担当教員 桑形広司
    学生の到達目標 不規則な変化をする動詞、命令の言い方を学ぶ。

    8

    学習項目 格変化(3)
    担当教員 桑形広司
    学生の到達目標 人称代名詞にも「は」「の」「に」「を」に相当するものがあることを認識する。

    9

    学習項目 これまでのまとめと
    補足
    担当教員 桑形広司
    学生の到達目標 疑問文の作り方、男性弱変化名詞、否定冠詞について学ぶ。

    10

    学習項目 前置詞(1)
    担当教員 桑形広司
    学生の到達目標 前置詞は特定の格と結びつくことを学ぶ。

    11

    学習項目 前置詞(2)
    担当教員 桑形広司
    学生の到達目標 3・4格支配の前置詞と動詞の関係について学ぶ。

    12

    学習項目 複合動詞(1)
    担当教員 桑形広司
    学生の到達目標 英語の群動詞に似た分離動詞を学ぶ。

    13

    学習項目 複合動詞(2)
    担当教員 桑形広司
    学生の到達目標 非分離動詞について学ぶ。

    備考(担当教員に対する質問等の連絡方法)

    質問がある場合は本校地6号館2Fの研究室に来ること。