| 開講情報 |
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| 備考 |
機能分子とはその中に特別な働きを担う構造部分をもった分子=化学物質のことです。世間では、“化学物質”というと即“体に悪いもの”とか“自然環境の敵”であると理屈抜きで肌で感じている人が少なくありません。化学物質が“悪者“となるのは人間がその化学物質の機能に無知である、機能を無視する、あるいは無処理投棄などの利益優先に走るからだと思われます。一方、私たちの体や日常生活は、体の中で作られる、天然に存在する、あるいは有機合成で得られる多くの機能分子=化学物質に支えられており、それらなくしては私達の現代の高度な人間社会を維持することはできません。例えば、体の中の機能分子を人間社会での役割で言うと、役所、製造業、通信、清掃、輸送などのインフラ部分を担う機能をもつものや、衣料・建材に例えられる不可欠な機能を持つものが多数あります。講義では、日常生活で使われる機能分子、生体分子やクスリ、今後の発展が期待される機能分子などを順次紹介し、それらの分子構造と働きの関係をできるだけ分かりやすく、時には有機化学の基本理論の解説をまじえ、さらに卓上実験や映像の助けを借りながら平易に解説します。また、受講生自身が身の回りの機能性分子を探索・調査し、レポートしてもらいます。レポートのうちの幾つかを選んで本講の最終回近くで発表会を行い、締めくくります。そしてその結果、受講生の科学的インテリジェンスや科学的センスの一端が磨かれる、これが本講の目指すところです。なお、講義は高校化学履修済みの人ならば十分理解できるよう努力します。
【講義HP】http://www.eonet.ne.jp/~sohta/08kinou.html (開講期間中公開予定)
教科書 配布プリント使用
参考書 講義中に提示
【成績評価方法・基準】
出席、レポート、取組みの状況などの総合評価による