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天然医薬品学B
[Natural Medicinal Chemistry and Pharmacognosy B]
開講情報 -
3年次後期
1.5単位必修
担当教員 -
教授吉川 雅之
准教授松田 久司
助教中村 誠宏
備考 概要
天然医薬品学Aに引き続いて、代表的な動植鉱物由来の生薬の基原、性状、主要成分、薬効、用途などを学習するとともに、天然有機化合物の分離方法、構造解析方法にに関する基本的知識を習得する。
授業の一般目標
1. 薬として用いられる動物・植物・鉱物由来の生薬について基原、性状、含有成分、生合成、品質評価、生産と流通、歴史的背景などについての基本知識を習得する。
2. 医薬品開発における天然物の重要性と多様性を理解するために、自然界由来のシーズ(医薬品の種)に関する基本的知識を習得する。
3. 代表的な天然有機化合物の分離方法、構造解析方法について説明できる。成績評価法・基準
定期試験で評価する。（小テストの成績、出席、受講態度を考慮する時がある。）
教科書
書名 著者名 出版社名 ベーシック薬学教科書シリーズ： 生薬学・天然物化学 吉川雅之、他 化学同人 参考書
書名 著者名 出版社名 第十五改正 日本薬局方解説書 廣川書店 プリント配布 学習項目・学生の到達目標
回 学習項目 担当教員 学生の到達目標 1 フェニルプロパノイドおよびリグナンの構造と生合成(１) 吉川雅之 代表的なフェニルプロパノイドおよびリグナンの構造を生合成経路に基づいて説明できる。 2 フェニルプロパノイドおよびリグナンの構造と生合成(２) 吉川雅之 代表的なフェニルプロパノイドおよびリグナンを主要成分として含む生薬の基原、性状、品質評価、薬効などを列挙できる。 3 ポリケチドの構造と生合成(１) 吉川雅之 代表的なポリケチドの構造を生合成経路に基づいて説明できる。 4 ポリケチドの構造と生合成(２) 吉川雅之 代表的なポリケチドを主要成分として含む生薬の基原、性状、品質評価、薬効などを列挙できる。 5 フラボノイドの構造と生合成(１) 吉川雅之 代表的なフラボノイドの構造を生合成経路に基づいて説明できる。 6 フラボノイドの構造と生合成(２) 松田久司 代表的なフラボノイドを主要成分として含む生薬の基原、性状、品質評価、薬効などを列挙できる。 7 天然医薬品（１） 松田久司 医薬品へと実用化されている天然由来化合物やリード化合物の構造的特徴について説明できる。 8 天然医薬品（２） 松田久司 天然資源の創薬シーズとしての重要性および医薬品が発見されるまでの過程を説明できる。 9 天然有機化合物の研究方法（１） 松田久司 天然物質の代表的な抽出方法、分離方法について説明できる。 10 天然有機化合物の研究方法（２） 松田久司 代表的な天然有機化合物の構造決定方法について具体例を挙げて概説できる（１）。 11 天然有機化合物の研究方法（３） 中村誠宏 代表的な天然有機化合物の構造決定方法について具体例を挙げて概説できる（２）。 12 天然有機化合物の研究方法（４） 中村誠宏 代表的な天然有機化合物の構造決定方法について具体例を挙げて概説できる（３）。 13 天然有機化合物の研究方法（５） 松田久司 天然物質の代表的なバイオアッセイ方法について具体例を挙げて概説できる。 第1回
学習項目 フェニルプロパノイドおよびリグナンの構造と生合成(１) 担当教員 吉川雅之 学生の到達目標 代表的なフェニルプロパノイドおよびリグナンの構造を生合成経路に基づいて説明できる。 第2回
学習項目 フェニルプロパノイドおよびリグナンの構造と生合成(２) 担当教員 吉川雅之 学生の到達目標 代表的なフェニルプロパノイドおよびリグナンを主要成分として含む生薬の基原、性状、品質評価、薬効などを列挙できる。 第3回
学習項目 ポリケチドの構造と生合成(１) 担当教員 吉川雅之 学生の到達目標 代表的なポリケチドの構造を生合成経路に基づいて説明できる。 第4回
学習項目 ポリケチドの構造と生合成(２) 担当教員 吉川雅之 学生の到達目標 代表的なポリケチドを主要成分として含む生薬の基原、性状、品質評価、薬効などを列挙できる。 第5回
学習項目 フラボノイドの構造と生合成(１) 担当教員 吉川雅之 学生の到達目標 代表的なフラボノイドの構造を生合成経路に基づいて説明できる。 第6回
学習項目 フラボノイドの構造と生合成(２) 担当教員 松田久司 学生の到達目標 代表的なフラボノイドを主要成分として含む生薬の基原、性状、品質評価、薬効などを列挙できる。 第7回
学習項目 天然医薬品（１） 担当教員 松田久司 学生の到達目標 医薬品へと実用化されている天然由来化合物やリード化合物の構造的特徴について説明できる。 第8回
学習項目 天然医薬品（２） 担当教員 松田久司 学生の到達目標 天然資源の創薬シーズとしての重要性および医薬品が発見されるまでの過程を説明できる。 第9回
学習項目 天然有機化合物の研究方法（１） 担当教員 松田久司 学生の到達目標 天然物質の代表的な抽出方法、分離方法について説明できる。 第10回
学習項目 天然有機化合物の研究方法（２） 担当教員 松田久司 学生の到達目標 代表的な天然有機化合物の構造決定方法について具体例を挙げて概説できる（１）。 第11回
学習項目 天然有機化合物の研究方法（３） 担当教員 中村誠宏 学生の到達目標 代表的な天然有機化合物の構造決定方法について具体例を挙げて概説できる（２）。 第12回
学習項目 天然有機化合物の研究方法（４） 担当教員 中村誠宏 学生の到達目標 代表的な天然有機化合物の構造決定方法について具体例を挙げて概説できる（３）。 第13回
学習項目 天然有機化合物の研究方法（５） 担当教員 松田久司 学生の到達目標 天然物質の代表的なバイオアッセイ方法について具体例を挙げて概説できる。 備考(担当教員に対する質問等の連絡方法)
講義室および研究室で、適時、質問を受け付ける。
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