[Pharmaco-Therapeutics A]
開講情報 |
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担当教員 |
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備考 |
医療の中でも薬物療法の占める割合は大きい。強い効力を持った切れ味の鋭い薬物、効力も強いが有害作用も強い薬物など、多種多様な薬物が臨床で使用されている。このような医療の中にあって、薬剤師は体内動態をはじめとする医薬品情報と薬物治療を受ける側の患者情報を十分に理解したうえで、合理的かつ有効で安全な薬物療法の提供に貢献していくことが望まれている。特に薬物療法は個々の病態に対して実施されるため、基礎薬理学的な知識に加えて、各病態の把握と理解は薬剤師として薬物治療に関わる場合に必須である。講義では、個々の病態についての考え方および各疾患にあわせた適切な医薬品の選択と使用方法なども含めて概説する。
疾病に伴う症状と臨床検査値の変化など的確な患者情報を取得し、患者個々に応じた薬の選択、用法・用量の設定および各々の医薬品の「使用上の注意」を考慮した適正な薬物治療に参画できるようになるために、薬物治療に関する基本的知識と技能を修得する。
定期試験の成績を中心に評価する。
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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標準 薬物治療学 | 赤池・石井ほか監修 | 廣川書店 |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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今日の治療薬 | 水島裕監修 | 南江堂 |
回 | 学習項目 | 担当教員 | 学生の到達目標 |
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1 | 精神疾患(1) | 竹内孝治 | 代表的な精神疾患を挙げることができる。 |
2 | 精神疾患(2) | 竹内孝治 | 統合失調症の病態整理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 |
3 | 精神疾患(3) | 竹内孝治 | 統合失調症の病態整理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 |
4 | 精神疾患(4) | 竹内孝治 | うつ病、躁うつ病の病態整理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 |
5 | 精神疾患(5) | 竹内孝治 | うつ病、躁うつ病の病態整理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 |
6 | 精神疾患(6) | 竹内孝治 | 神経症、心身症、薬物依存症、アルコール依存症について概説できる。 |
7 | 神経・筋疾患(1) | 天ヶ瀬紀久子 | 神経・筋に関する代表的な疾患を挙げることができる。脳血管疾患の病態整理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 |
8 | 神経・筋疾患(2) | 天ヶ瀬紀久子 | てんかんの病態整理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 |
9 | 神経・筋疾患(3) | 竹内孝治 | パーキンソン病の病態整理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 |
10 | 神経・筋疾患(4) | 竹内孝治 | アルツハイマー病の病態整理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 |
11 | 神経・筋疾患(5) | 竹内孝治 | 重症筋無力症、脳炎・髄膜炎、熱性けいれん、脳腫瘍、一過性脳虚血発作、脳血管性痴呆について概説できる。 |
12 | 呼吸器・胸部疾患(1) | 加藤伸一 | 気管支喘息、肺気腫の病態整理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 |
13 | 呼吸器・胸部疾患(2) | 加藤伸一 | 上気道炎、インフルエンザ、慢性閉塞性肺疾患、肺炎、肺結核、肺癌、乳癌について概説できる。 |
第1回
学習項目 | 精神疾患(1) |
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担当教員 | 竹内孝治 |
学生の到達目標 | 代表的な精神疾患を挙げることができる。 |
第2回
学習項目 | 精神疾患(2) |
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担当教員 | 竹内孝治 |
学生の到達目標 | 統合失調症の病態整理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 |
第3回
学習項目 | 精神疾患(3) |
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担当教員 | 竹内孝治 |
学生の到達目標 | 統合失調症の病態整理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 |
第4回
学習項目 | 精神疾患(4) |
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担当教員 | 竹内孝治 |
学生の到達目標 | うつ病、躁うつ病の病態整理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 |
第5回
学習項目 | 精神疾患(5) |
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担当教員 | 竹内孝治 |
学生の到達目標 | うつ病、躁うつ病の病態整理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 |
第6回
学習項目 | 精神疾患(6) |
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担当教員 | 竹内孝治 |
学生の到達目標 | 神経症、心身症、薬物依存症、アルコール依存症について概説できる。 |
第7回
学習項目 | 神経・筋疾患(1) |
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担当教員 | 天ヶ瀬紀久子 |
学生の到達目標 | 神経・筋に関する代表的な疾患を挙げることができる。脳血管疾患の病態整理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 |
第8回
学習項目 | 神経・筋疾患(2) |
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担当教員 | 天ヶ瀬紀久子 |
学生の到達目標 | てんかんの病態整理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 |
第9回
学習項目 | 神経・筋疾患(3) |
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担当教員 | 竹内孝治 |
学生の到達目標 | パーキンソン病の病態整理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 |
第10回
学習項目 | 神経・筋疾患(4) |
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担当教員 | 竹内孝治 |
学生の到達目標 | アルツハイマー病の病態整理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 |
第11回
学習項目 | 神経・筋疾患(5) |
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担当教員 | 竹内孝治 |
学生の到達目標 | 重症筋無力症、脳炎・髄膜炎、熱性けいれん、脳腫瘍、一過性脳虚血発作、脳血管性痴呆について概説できる。 |
第12回
学習項目 | 呼吸器・胸部疾患(1) |
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担当教員 | 加藤伸一 |
学生の到達目標 | 気管支喘息、肺気腫の病態整理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 |
第13回
学習項目 | 呼吸器・胸部疾患(2) |
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担当教員 | 加藤伸一 |
学生の到達目標 | 上気道炎、インフルエンザ、慢性閉塞性肺疾患、肺炎、肺結核、肺癌、乳癌について概説できる。 |
愛学館5階薬物治療学分野の教授室あるいは研究室まで来て下さい。