[Pharmaco-Therapeutics B]
開講情報 |
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担当教員 |
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備考 |
薬物治療学は,疾患の特徴や個々の患者の病態に基づいた薬物治療に携わるために必須となる知識を学ぶ科目である.学習に際しては,「生化学」,「ヒトの機能調節」,「薬理学」で学んだことを統合して理解することが,薬物治療学のより深い理解に繋がると考える.また,薬物治療学は薬剤師など医療に携わる業務に就いてからも必要となるものでもある.薬物治療学Bでは,代謝性疾患(高尿酸血症,糖尿病,高脂血症)と腎・尿路の疾患を中心に,疾患の生化学的な観点からの発症原因と病態の理解,臨床検査値の変動との関連性,これらに基づいた治療薬の特徴(作用機序など)について概説する.
薬物治療に携わるための知識と思考力を身につけるために,疾患の原因・病態・臨床検査値・治療薬に関する基礎的な概念や捉え方を習得する.
定期試験の成績で評価する.
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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最新薬物治療学(下巻) | 赤池昭紀,越前宏俊 編 | 廣川書店 |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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臨床例より見る病態生化学(第2版) | 藤井達三,遠藤治郎,佐藤隆司 編 | 廣川書店 |
回 | 学習項目 | 担当教員 | 学生の到達目標 |
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1 | 本講義概説 | 秋葉 聡 | 病態や臨床検査値の変動を把握することが薬物治療上必須となることを理解する. |
2 | 高尿酸血症 | 秋葉 聡 | 高尿酸血症の原因,痛風の病態について説明できる. |
3 | 高尿酸血症 | 秋葉 聡 | 高尿酸血症での臨床検査値の変動と治療薬について説明できる. |
4 | 糖尿病 | 秋葉 聡 | 糖尿病の分類,原因,病態について説明できる. |
5 | 糖尿病 | 秋葉 聡 | 糖尿病合併症の原因,病態について説明できる. |
6 | 糖尿病 | 秋葉 聡 | 糖尿病での臨床検査値の変動と治療薬について説明できる. |
7 | 高脂血症 | 秋葉 聡 | リポタンパク質の種類,機能,その代謝について説明できる. |
8 | 高脂血症 | 秋葉 聡 | リポタンパク質の代謝異常に伴う疾患について説明できる. |
9 | 高脂血症 | 秋葉 聡 | 高脂血症での臨床検査値の変動と治療薬について説明できる. |
10 | 腎疾患 | 秋葉 聡 | 糸球体腎炎・ネフローゼ症候群の原因,病態について説明できる. |
11 | 腎疾患 | 秋葉 聡 | 上記腎疾患での臨床検査値の変動と治療薬について説明できる. |
12 | 腎疾患 | 秋葉 聡 | 腎不全の病態と治療薬について説明できる. |
13 | 尿路の疾患 | 秋葉 聡 | 尿路の疾患の原因と治療薬について説明できる. |
第1回
学習項目 | 本講義概説 |
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担当教員 | 秋葉 聡 |
学生の到達目標 | 病態や臨床検査値の変動を把握することが薬物治療上必須となることを理解する. |
第2回
学習項目 | 高尿酸血症 |
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担当教員 | 秋葉 聡 |
学生の到達目標 | 高尿酸血症の原因,痛風の病態について説明できる. |
第3回
学習項目 | 高尿酸血症 |
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担当教員 | 秋葉 聡 |
学生の到達目標 | 高尿酸血症での臨床検査値の変動と治療薬について説明できる. |
第4回
学習項目 | 糖尿病 |
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担当教員 | 秋葉 聡 |
学生の到達目標 | 糖尿病の分類,原因,病態について説明できる. |
第5回
学習項目 | 糖尿病 |
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担当教員 | 秋葉 聡 |
学生の到達目標 | 糖尿病合併症の原因,病態について説明できる. |
第6回
学習項目 | 糖尿病 |
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担当教員 | 秋葉 聡 |
学生の到達目標 | 糖尿病での臨床検査値の変動と治療薬について説明できる. |
第7回
学習項目 | 高脂血症 |
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担当教員 | 秋葉 聡 |
学生の到達目標 | リポタンパク質の種類,機能,その代謝について説明できる. |
第8回
学習項目 | 高脂血症 |
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担当教員 | 秋葉 聡 |
学生の到達目標 | リポタンパク質の代謝異常に伴う疾患について説明できる. |
第9回
学習項目 | 高脂血症 |
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担当教員 | 秋葉 聡 |
学生の到達目標 | 高脂血症での臨床検査値の変動と治療薬について説明できる. |
第10回
学習項目 | 腎疾患 |
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担当教員 | 秋葉 聡 |
学生の到達目標 | 糸球体腎炎・ネフローゼ症候群の原因,病態について説明できる. |
第11回
学習項目 | 腎疾患 |
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担当教員 | 秋葉 聡 |
学生の到達目標 | 上記腎疾患での臨床検査値の変動と治療薬について説明できる. |
第12回
学習項目 | 腎疾患 |
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担当教員 | 秋葉 聡 |
学生の到達目標 | 腎不全の病態と治療薬について説明できる. |
第13回
学習項目 | 尿路の疾患 |
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担当教員 | 秋葉 聡 |
学生の到達目標 | 尿路の疾患の原因と治療薬について説明できる. |
病態生化学分野研究室(8号館2階)まで来てください.