[Introduction to Advanced Pharmacology]
開講情報 |
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担当教員 |
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備考 |
薬理学において,正常時および病態時における生体機能を正確に把握したうえで,薬物の作用メカニズムを理解することが重要である.現在,多くの病気・症状に対する薬物が臨床開発され,治療方法として確立している.一方で,治療方法が未だに確立していない疾患も数多く残されている.本概論では,特に難治性のアレルギー疾患および中枢神経疾患に焦点をあて,最先端研究で明らかになりつつある疾患の病因およびその治療戦略・治療薬について,免疫薬理学的および神経薬理学的な観点から概説する.
難治性のアレルギー疾患および中枢神経疾患の病因およびその治療に関する詳細かつ最新の内容を理解することにより,これまでに学習してきた基礎的な生理学・薬理学に対する理解もさらに深める。
講義後に配布資料を復習することを勧める。
No. | 学習項目 | 担当教員 | 学生の到達目標 |
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1 | 炎症とアレルギー(序論) | 奈邉 | アレルギー疾患の歴史的背景,アトピー疾患の発症・制御の基本的メカニズムを理解する。 |
2 | 気管支喘息とその治療戦略 | 奈邉 | 気管支喘息の発症の分子機構,ならびに最新の治療薬を理解する。 |
3 | 花粉症とその治療戦略 | 奈邉 | 花粉症の発症の分子機構,ならびに最新の治療薬・免疫療法等を理解する。 |
4 | アトピー性皮膚炎とその治療戦略 | 藤井 | アトピー性皮膚炎の発症機序,ならびに最新の治療薬を理解する。 |
5 | 脳と心ー神経精神薬理学入門 | 北村 | 心はどのようにして生まれるのか、精神異常の病態について理解する。 |
6 | アルツハイマー病とその治療戦略 | 高田 | アルツハイマー病の発症メカニズムおよび新規治療法の開発について理解する。 |
7 | パーキンソン病とその治療戦略 | 北村 | パーキンソン病の発症メカニズムおよび新規治療法の開発について理解する。 |
No.1
学習項目 | 炎症とアレルギー(序論) |
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担当教員 | 奈邉 |
学生の到達目標 | アレルギー疾患の歴史的背景,アトピー疾患の発症・制御の基本的メカニズムを理解する。 |
No.2
学習項目 | 気管支喘息とその治療戦略 |
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担当教員 | 奈邉 |
学生の到達目標 | 気管支喘息の発症の分子機構,ならびに最新の治療薬を理解する。 |
No.3
学習項目 | 花粉症とその治療戦略 |
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担当教員 | 奈邉 |
学生の到達目標 | 花粉症の発症の分子機構,ならびに最新の治療薬・免疫療法等を理解する。 |
No.4
学習項目 | アトピー性皮膚炎とその治療戦略 |
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担当教員 | 藤井 |
学生の到達目標 | アトピー性皮膚炎の発症機序,ならびに最新の治療薬を理解する。 |
No.5
学習項目 | 脳と心ー神経精神薬理学入門 |
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担当教員 | 北村 |
学生の到達目標 | 心はどのようにして生まれるのか、精神異常の病態について理解する。 |
No.6
学習項目 | アルツハイマー病とその治療戦略 |
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担当教員 | 高田 |
学生の到達目標 | アルツハイマー病の発症メカニズムおよび新規治療法の開発について理解する。 |
No.7
学習項目 | パーキンソン病とその治療戦略 |
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担当教員 | 北村 |
学生の到達目標 | パーキンソン病の発症メカニズムおよび新規治療法の開発について理解する。 |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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使用しない。 |
書名 | 著者名 | 出版社名 |
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総合アレルギー学(改訂2版) | 福田 健 | 南山堂 |
薬理学 | 金子周司 | 化学同人 |
定期試験の成績を主とし、出席状況を加味して評価する。
躬行館5階・薬理学分野(奈邉・藤井),あるいは愛学館6階・病態生理学分野(北村・高田)まで来て下さい。