• 日本文学

    [Japanese Literature]

    開講情報
    • 1年次前期

      1.5 単位選択

    担当教員
    • 非常勤講師瀧本 和成

    備考  

    概要

     本講義は、近現代とくに明治時代を中心にこの時期の文学(史) を通観する。1800年代後半から1910年代初めに発表された様々な特徴・形式をもつ作品を取り上げ、鑑賞する。

    授業の一般目標と、準備学習

     近代文学の出発点にあたるところからその成立に焦点を当てながら、当時の時代背景、文壇状況、芸術環境を視野に入れ考察し、全体的な日本文学の流れも併せて捉えることを目標とする。

    学習項目・学生の到達目標

    No. 学習項目 担当教員 学生の到達目標
    1 明治文学の特質 瀧本 日本近代文学の成立と展開を考察する。
    2 新文学の機運(1) 瀧本 啓蒙文学を分析・考察する。
    3 新文学の機運(2) 瀧本 政治小説を分析・考察する。
    4 新文学の機運(3) 瀧本 文学の革新(理論と実践)を分析・考察する。
    5 国会開設後の文学(1) 瀧本 初期ロマン主義の文学の特質に迫る。
    6 国会開設後の文学(2) 瀧本 硯友社の文学の特質を分析・考察する。
    7 日清戦後の文学(1) 瀧本 文芸評論の展開について考察する。
    8 日清戦後の文学(2) 瀧本 小説の諸相を概観する。
    9 日露戦後の文学(1) 瀧本 自然主義の文学の特質と文壇に与えた衝撃について分析する。
    10 日露戦後の文学(2) 瀧本 自然主義の文学の展開分析と文壇での位置づけを行う。
    11 日露戦後の文学(3) 瀧本 新浪漫主義の文学の成立と特質について分析する。
    12 日露戦後の文学(4) 瀧本 新浪漫主義の文学の展開分析と位置づけを行う。
    13 日露戦後の文学(5) 瀧本 理想主義(余裕派・高踏派) の文学について考察する。
    14 日露戦後の文学(6) 瀧本 理想主義(余裕派・高踏派) の文学の代表作家鷗外と漱石について分析・考察する。
    15 総括・まとめ

    No.1

    学習項目 明治文学の特質
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 日本近代文学の成立と展開を考察する。

    No.2

    学習項目 新文学の機運(1)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 啓蒙文学を分析・考察する。

    No.3

    学習項目 新文学の機運(2)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 政治小説を分析・考察する。

    No.4

    学習項目 新文学の機運(3)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 文学の革新(理論と実践)を分析・考察する。

    No.5

    学習項目 国会開設後の文学(1)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 初期ロマン主義の文学の特質に迫る。

    No.6

    学習項目 国会開設後の文学(2)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 硯友社の文学の特質を分析・考察する。

    No.7

    学習項目 日清戦後の文学(1)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 文芸評論の展開について考察する。

    No.8

    学習項目 日清戦後の文学(2)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 小説の諸相を概観する。

    No.9

    学習項目 日露戦後の文学(1)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 自然主義の文学の特質と文壇に与えた衝撃について分析する。

    No.10

    学習項目 日露戦後の文学(2)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 自然主義の文学の展開分析と文壇での位置づけを行う。

    No.11

    学習項目 日露戦後の文学(3)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 新浪漫主義の文学の成立と特質について分析する。

    No.12

    学習項目 日露戦後の文学(4)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 新浪漫主義の文学の展開分析と位置づけを行う。

    No.13

    学習項目 日露戦後の文学(5)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 理想主義(余裕派・高踏派) の文学について考察する。

    No.14

    学習項目 日露戦後の文学(6)
    担当教員 瀧本
    学生の到達目標 理想主義(余裕派・高踏派) の文学の代表作家鷗外と漱石について分析・考察する。

    No.15

    学習項目 総括・まとめ
    担当教員
    学生の到達目標

    教科書

    書名 著者名 出版社名
    『明治文芸館』III 上田博・瀧本和成編 嵯峨野書院

    参考書

    書名 著者名 出版社名
    『明治文芸館』Ⅰ・II・IV
    その他適宜指示する。

    成績評価方法・基準

     定期試験の成績を主とし、これに出席等の平常点を加味して総合評価する。

    オフィスアワーなど担当教員に対する質問等の方法

     質問時間:毎水曜日・昼の休憩時間に講師控室にて(事前連絡不要)。