京都薬科大学WEBシラバス 2012

概要

　毎年8月にフライブルク大学国際局が主催する「日本人学生のためのドイツ語サマーコース」は今年16年目を迎えます。世界中には国連加盟国だけでも193ヵ国（2011年実績）もある中で、唯一日本に住むドイツ語学習者だけを対象としたドイツ語夏期講座です。大学で一年間ドイツ語の基礎を学んだ初心者を対象としています。教室での授業は午前中だけで、朝9時から12時半までの3時間半（休憩も含む）、ドイツ語の習熟度別のクラスで行われます。月曜日から金曜日まで週5日間、3週間行われますので日本の年間ドイツ語授業数と同じ時間をかけてドイツ語を学ぶことになります。午後には午前中に学んだドイツ語を実際に使ってみるために、現地の人たちと交流を図る様々なプログラムが用意されています。毎週土曜日にはドイツをより深く理解する意味でドイツ国内、フランスやスイスへ向かう週末バス旅行が行われます。サマーコースの最後には受講者全員にサマーコースでのドイツ語学習の成果を発表する機会が設けられています。授業時間数の80％以上の出席と終了試験の結果で受講者それぞれの評価がなされます。この評価は修了証書に記載されます。

授業の一般目標と、準備学習

　授業はドイツ語の理解度別のクラスですから、クラスによって授業内容に違いがありますが、いずれのクラスでも基本的に話す、聞くことに重点が置かれ、受講者が簡単なドイツ語で現地の人々とコミュニケーションがとれるようになることが第一目標として設定されています。また午後の課外学習や週末の日帰り旅行を通じて、書籍やドイツ語授業では学ぶことができないドイツ人の日常生活やドイツあるいは近隣の国々の事情を見聞することも大きな目標です。

オフィスアワーなど担当教員に対する質問等の方法

第1回目のサマーコースは2013年8月です。事前説明会は2012年度内に行います。

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