• 免疫学

    [immunology]

    開講情報
    • 3年次前期

      講義

      1.5単位必修

    担当教員
    • 教授中田 徹男

      准教授小原 幸

      助教鳥羽 裕恵

    備考  

    概要

     免疫とは、本来「疫を免れる」、つまり一度かかった病気に二度とかからないことであり、生体の感染防御機構のひとつである。過剰な免疫反応がアレルギーであり、自己組織に対するものが自己免疫疾患であり、免疫機構が破綻した状態が免疫不全である。18世紀のJennerの種痘に始まり、現在でも新しい発見が続いている。本講義においては免疫学の基礎にとどまらず、免疫に関連した疾患、臓器、薬剤を含めた臨床免疫学について述べる。

    授業の一般目標

     免疫の本体と言うべき「自己」や「非自己」の認識について分子レベルから臨床レベルに至るまで、医療人として理解しておくべき疾患と免疫の関わりを含め、出来る限り広く「免疫」の役割について学ぶ。

    準備学習(予習・復習)

     講義の後には、必ず教科書を用いて復習するとともに、講義の最後に次回の範囲について説明するので、可能な範囲であらかじめ教科書を一読しておくことが望ましい。

    学習項目・学生の到達目標

    No. 学習項目 担当教員 学生の到達目標 SBOコード
    1 免疫とは 中田 免疫寛容、免疫に関わる細胞について学ぶ。 C10-(1)-①-1,2
    C10-(1)-②-1,2,3,4
    2 抗体と補体 中田 免疫グロブリン、クローン選択説、補体の役割が説明できる。 C10-(1)-①-3,4,5,6
    C10-(1)-③-1
    3 サイトカインとタンパク分析法 鳥羽 各種サイトカインとモノクローナル抗体を説明できる。ウエスタンブロッティング法の原理と手技を学ぶ。 C10-(1)-③-5
    C10-(2)-④-1,2,3,4
    4 気管支喘息、蕁麻疹 中田 Gell&Coombs分類、肥満細胞、RTC療法と時間療法を学ぶ。 C14-(4)-③-1,2,4
    5 アトピー、過敏症 中田 アレルギーの分子メカニズムと治療について理解する。 C10-(1)-③-4
    C10-(2)-①-1,2
    C14-(4)-③-1,2,4
    6 関節リウマチ、その他の膠原病 中田 各種自己抗体と膠原病の診断が出来る。 C10-(2)-①-3
    7 自己免疫疾患 中田 SLE,甲状腺疾患、ITP等を学ぶ。 C10-(1)-③-2,3
    C10-(2)-①-3
    C14-(4)-⑥-1
    8 アナフィラキシーショック・自己免疫性貧血 小原 ショックの発症機序と病態・治療を説明できる。自己免疫性貧血について説明できる C14-(4)-⑥-2
    9 移植免疫 中田 MHC抗原、造血幹細胞移植、ミニ移植について説明できる。 C10-(2)-②-1
    C14-(4)-⑦-1
    10 腫瘍免疫 中田 腫瘍の種類、腫瘍免疫について説明できる。 C10-(2)-②-3,4
    11 感染症と免疫 中田 日和見感染症、予防接種、ワクチンの原理を説明できる。 C10-(2)-②-2
    C10-(2)-③-1,2,3
    12 ウイルスと免疫 中田 ウイルス性肝炎、AIDS等の免疫機序を説明できる。 C10-(2)-①-4
    13 抗原抗体反応 中田 免疫反応を用いた検査、血液型を学び、免疫と疾患の関わりを概説できる。 C10-(2)-④-2,3
    14 総括・症例から考える 中田 免疫関連疾患の症例から免疫の関与を考え、説明できる。
    15 総括・まとめ

    No.1

    学習項目 免疫とは
    担当教員 中田
    学生の到達目標 免疫寛容、免疫に関わる細胞について学ぶ。
    SBOコード C10-(1)-①-1,2
    C10-(1)-②-1,2,3,4

    No.2

    学習項目 抗体と補体
    担当教員 中田
    学生の到達目標 免疫グロブリン、クローン選択説、補体の役割が説明できる。
    SBOコード C10-(1)-①-3,4,5,6
    C10-(1)-③-1

    No.3

    学習項目 サイトカインとタンパク分析法
    担当教員 鳥羽
    学生の到達目標 各種サイトカインとモノクローナル抗体を説明できる。ウエスタンブロッティング法の原理と手技を学ぶ。
    SBOコード C10-(1)-③-5
    C10-(2)-④-1,2,3,4

    No.4

    学習項目 気管支喘息、蕁麻疹
    担当教員 中田
    学生の到達目標 Gell&Coombs分類、肥満細胞、RTC療法と時間療法を学ぶ。
    SBOコード C14-(4)-③-1,2,4

    No.5

    学習項目 アトピー、過敏症
    担当教員 中田
    学生の到達目標 アレルギーの分子メカニズムと治療について理解する。
    SBOコード C10-(1)-③-4
    C10-(2)-①-1,2
    C14-(4)-③-1,2,4

    No.6

    学習項目 関節リウマチ、その他の膠原病
    担当教員 中田
    学生の到達目標 各種自己抗体と膠原病の診断が出来る。
    SBOコード C10-(2)-①-3

    No.7

    学習項目 自己免疫疾患
    担当教員 中田
    学生の到達目標 SLE,甲状腺疾患、ITP等を学ぶ。
    SBOコード C10-(1)-③-2,3
    C10-(2)-①-3
    C14-(4)-⑥-1

    No.8

    学習項目 アナフィラキシーショック・自己免疫性貧血
    担当教員 小原
    学生の到達目標 ショックの発症機序と病態・治療を説明できる。自己免疫性貧血について説明できる
    SBOコード C14-(4)-⑥-2

    No.9

    学習項目 移植免疫
    担当教員 中田
    学生の到達目標 MHC抗原、造血幹細胞移植、ミニ移植について説明できる。
    SBOコード C10-(2)-②-1
    C14-(4)-⑦-1

    No.10

    学習項目 腫瘍免疫
    担当教員 中田
    学生の到達目標 腫瘍の種類、腫瘍免疫について説明できる。
    SBOコード C10-(2)-②-3,4

    No.11

    学習項目 感染症と免疫
    担当教員 中田
    学生の到達目標 日和見感染症、予防接種、ワクチンの原理を説明できる。
    SBOコード C10-(2)-②-2
    C10-(2)-③-1,2,3

    No.12

    学習項目 ウイルスと免疫
    担当教員 中田
    学生の到達目標 ウイルス性肝炎、AIDS等の免疫機序を説明できる。
    SBOコード C10-(2)-①-4

    No.13

    学習項目 抗原抗体反応
    担当教員 中田
    学生の到達目標 免疫反応を用いた検査、血液型を学び、免疫と疾患の関わりを概説できる。
    SBOコード C10-(2)-④-2,3

    No.14

    学習項目 総括・症例から考える
    担当教員 中田
    学生の到達目標 免疫関連疾患の症例から免疫の関与を考え、説明できる。
    SBOコード

    No.15

    学習項目 総括・まとめ
    担当教員
    学生の到達目標
    SBOコード

    教科書

    書名 著者名 出版社名
    臨床医学の概論ノート 7版 朝山 純、 中田 徹男 京都廣川書店

    参考書

    書名 著者名 出版社名
    免疫学の入門 今西二郎 金芳堂

    成績評価方法・基準

     定期試験で評価する。

    オフィスアワーなど担当教員に対する質問等の方法

     講義の前後に適時対応等を行う。それ以外の質問は南校舎S棟1階南、臨床薬理学分野まで。