[Law A]
| 開講情報 |
|
|---|---|
| 担当教員 |
|
| 備考 |
法とは何か。現代の社会は、このことを知り、理解し、行動できることを、法学を専門的に学ぶ学生以外にも要請する社会です。特に、社会の中で専門性を持った社会人として活動するにあたっては、社会の秩序を司る「法」は、無視することができません。本講義は、事例を用いて具体的に考えながら、歴史的経緯と法学の周辺関連諸学との関連性を踏まえて、冒頭の問いについて考えます。
上記概要に示した、「法とは何か」、そしてなぜ法は社会に存在し、私たちはそれに従わなければならないのかについて、受講生が理解し、このことを言葉によって明示できるようになることを目標とします。
(1)提示した資料を読むこと(事前・事後)。(2)課題に取り組むこと。(3)日常の社会問題に関する基本的知識を前提とするため、新聞を読み、幅広く社会に起きる事柄に目配りをすること。単位修得のためには十分な予習・復習が必要となります。
| No. | 学習項目 | 担当教員 | 学生の到達目標 |
|---|---|---|---|
| 1 | 「法学A」を学ぶために | 野崎 | 本講義の概要を確認し、講義の基本方針、進め方、取り組み方を理解する。 |
| 2 | 国家とは何か(1) | 野崎 | 国家による決めごと(法令)には何故従わなければならないのか。その理由と、私たち個人の選択(自己決定)との関係を理解する。 |
| 3 | 国家とは何か(2) | 野崎 | 私たちが従うよう要請される国家というのは、なぜ、どのように作られる必要があるのか、その理論的理由を理解する。 |
| 4 | 国家とは何か(3) | 野崎 | 個人(わたし)の自由は国家の中でどのように保障されるのかを理解する。 |
| 5 | 国家とは何か(4) | 野崎 | 自由を守る国家とはどのような国家であり得るのかを理解する。 |
| 6 | 国家とは何か(5) | 野崎 | 「自由」とはどのようなことを意味するのか。法が守ろうとする自由の有り様について理解する。 |
| 7 | 国家とは何か(6) | 野崎 | 様々に異なる人々で構成される社会の中で、人々が共存するために必要なものの考え方について理解する。 |
| 8 | 法の支配(1) | 野崎 | 法はなぜ、どのようにして強制力を持つのかを理解する。 |
| 9 | 法の支配(2) | 野崎 | 法と道徳とはどのように違うのかを理解する。 |
| 10 | 法の支配(3) | 野崎 | 法の機能とは何か、法の支配の限界問題を理解する。 |
| 11 | 法の支配(4) | 野崎 | 憲法とは何か。法と国家の関係について理解する。 |
| 12 | 民主主義(1) | 野崎 | 多数決とは何をどのように決めることか、なぜ多数決で決めるのかを理解する。 |
| 13 | 民主主義(2) | 野崎 | 民主政の歴史とその問題点を理解する。 |
| 14 | 法に従う義務 | 野崎 | なぜ私たちは法に従う「べき」であるのかという問いの意味と、その応答の可能性を理解する。 |
| 15 | 総括・まとめ |
No.1
| 学習項目 | 「法学A」を学ぶために |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | 本講義の概要を確認し、講義の基本方針、進め方、取り組み方を理解する。 |
No.2
| 学習項目 | 国家とは何か(1) |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | 国家による決めごと(法令)には何故従わなければならないのか。その理由と、私たち個人の選択(自己決定)との関係を理解する。 |
No.3
| 学習項目 | 国家とは何か(2) |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | 私たちが従うよう要請される国家というのは、なぜ、どのように作られる必要があるのか、その理論的理由を理解する。 |
No.4
| 学習項目 | 国家とは何か(3) |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | 個人(わたし)の自由は国家の中でどのように保障されるのかを理解する。 |
No.5
| 学習項目 | 国家とは何か(4) |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | 自由を守る国家とはどのような国家であり得るのかを理解する。 |
No.6
| 学習項目 | 国家とは何か(5) |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | 「自由」とはどのようなことを意味するのか。法が守ろうとする自由の有り様について理解する。 |
No.7
| 学習項目 | 国家とは何か(6) |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | 様々に異なる人々で構成される社会の中で、人々が共存するために必要なものの考え方について理解する。 |
No.8
| 学習項目 | 法の支配(1) |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | 法はなぜ、どのようにして強制力を持つのかを理解する。 |
No.9
| 学習項目 | 法の支配(2) |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | 法と道徳とはどのように違うのかを理解する。 |
No.10
| 学習項目 | 法の支配(3) |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | 法の機能とは何か、法の支配の限界問題を理解する。 |
No.11
| 学習項目 | 法の支配(4) |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | 憲法とは何か。法と国家の関係について理解する。 |
No.12
| 学習項目 | 民主主義(1) |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | 多数決とは何をどのように決めることか、なぜ多数決で決めるのかを理解する。 |
No.13
| 学習項目 | 民主主義(2) |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | 民主政の歴史とその問題点を理解する。 |
No.14
| 学習項目 | 法に従う義務 |
|---|---|
| 担当教員 | 野崎 |
| 学生の到達目標 | なぜ私たちは法に従う「べき」であるのかという問いの意味と、その応答の可能性を理解する。 |
No.15
| 学習項目 | 総括・まとめ |
|---|---|
| 担当教員 | |
| 学生の到達目標 |
| 書名 | 著者名 | 出版社名 |
|---|---|---|
| 必要に応じて、提示・配布します。 | ||
| 書名 | 著者名 | 出版社名 |
|---|---|---|
| 必要に応じて、提示・配布します。 | ||
成績評価は、期末試験および提出課題の内容によります。評価は絶対評価とし、(1)講義内容および(2)十分な事前事後学習を踏まえた課題・試験解答となっているか、この2点を基準とします。
オフィスアワー:金曜4限(15:15-16:45);授業内容に関する質問がある場合には研究室(育心館4F)に直接来るか、または、メール[a-nozaki@mb.kyoto-phu.ac.jp]でも受け付けます。出張等でオフィスアワーを持てないときもありますので、メール等で前もって尋ねて下さい。