• ドイツ語と文化B

    [German Language and Culture B]

    開講情報
    • 1年次後期

      講義

      1.5単位選択

    担当教員
    • 准教授桑形 広司

      非常勤講師金子 哲太

    備考  

    概要

    IAの継続授業ですから使用する教科書はIAと同じです。IAでは現在形、単文ばかりを扱ってきましたが、それでは単純な表現しかできませんが、言葉により豊かな表情をつけるため過去や未来の表現方法、より複雑な意味内容を伝えることができる副文を学びます。できるだけ薬学や医療に関する語彙を取り入れて授業を進めていきたいと思っています。IAと同様、数々の文法規則を扱うので辞書の引き方を心得ておく必要がありますので毎回独和辞典を忘れないように。

    授業の一般目標

    辞書を使えば教科書で扱われている程度の簡単なドイツ文が理解できるように指導していきたいと考えています。特に英語とは過去の表現方法が大きく異なります。後期の授業ではドイツ語の過去時制の表現に慣れること、また主文と副文の違いを見分ける方法を学びます。またドイツ語の力をつけるには自分で文章を作る能力を高める必要があるので、できるだけ多くの作文をこなすことを目標とします。

    準備学習(予習・復習)

    前期同様、毎回練習問題を宿題として課するので、必ず自宅で準備しておくこと。毎回、その練習問題を使って小テストをする予定です。

    学習項目・学生の到達目標

    No. 学習項目 担当教員 学生の到達目標
    1 動詞の3基本形と過去 桑形
    金子
    ドイツ語にも動詞の3基本形が規則的なもの、不規則なものがあり、過去形にも人称変化があることを理解する。
    2 完了形 桑形
    金子
    現在完了の用法を理解する。特に英語との違いをマスターする。
    3 融合形
    未来形
    桑形
    金子
    前置詞と定冠詞の融合した形の使い方、
    ドイツ語の未来形の作り方使い方をマスターする。
    4 形容詞の比較表現
    副文と従属接続詞
    桑形
    金子
    形容詞の比較表現と並列接続詞、副詞的接続詞、従属接続詞の用法をマスターする。
    5 非人称動詞 桑形
    金子
    英語の非人称主語itに相当するesの使い方をマスターする。
    6 再帰動詞 桑形
    金子
    再帰動詞という、ドイツ人の世界観を知る上で最も重要な動詞の使い方をマスターする。
    7 受動態(1)
    動作受動
    桑形
    金子
    ドイツ語の受け身の文章の作り方をマスターする。

    8 受動態(2)
    状態受動
    桑形
    金子
    自動詞の受動態の作り方、ドイツ語では動作受動以上に重要な状態受動をマスターする。
    9 受動文の完了形
    受動態に代わる表現方法
    桑形
    金子
    受動態の完了形の作り方、能動態で受動表現をする方法をマスターする。
    10 関係代名詞(1)
    定関係代名詞
    桑形
    金子
    ドイツ語の関係代名詞の格変化と
    英語の関係代名詞との違いをマスターする。
    11 関係代名詞(2)
    不定関係代名詞
    桑形
    金子
    英語のwhat, whoで表現する関係代名詞に
    相当する表現方法をマスターする。
    12 zu不定詞句の用法 桑形
    金子
    英語のto 原形に相当するzu 不定詞の使い方をマスターする。
    13 接続詞(1) 桑形
    金子
    接続法とは何か学ぶ。
    直接話法と間接話法の書き換え方をマスターする。
    14 接続法(2) 桑形
    金子
    英語の仮定法に相当する表現、丁寧なまた曖昧な表現の仕方をマスターする。
    15 総括・まとめ

    No.1

    学習項目 動詞の3基本形と過去
    担当教員 桑形
    金子
    学生の到達目標 ドイツ語にも動詞の3基本形が規則的なもの、不規則なものがあり、過去形にも人称変化があることを理解する。

    No.2

    学習項目 完了形
    担当教員 桑形
    金子
    学生の到達目標 現在完了の用法を理解する。特に英語との違いをマスターする。

    No.3

    学習項目 融合形
    未来形
    担当教員 桑形
    金子
    学生の到達目標 前置詞と定冠詞の融合した形の使い方、
    ドイツ語の未来形の作り方使い方をマスターする。

    No.4

    学習項目 形容詞の比較表現
    副文と従属接続詞
    担当教員 桑形
    金子
    学生の到達目標 形容詞の比較表現と並列接続詞、副詞的接続詞、従属接続詞の用法をマスターする。

    No.5

    学習項目 非人称動詞
    担当教員 桑形
    金子
    学生の到達目標 英語の非人称主語itに相当するesの使い方をマスターする。

    No.6

    学習項目 再帰動詞
    担当教員 桑形
    金子
    学生の到達目標 再帰動詞という、ドイツ人の世界観を知る上で最も重要な動詞の使い方をマスターする。

    No.7

    学習項目 受動態(1)
    動作受動
    担当教員 桑形
    金子
    学生の到達目標 ドイツ語の受け身の文章の作り方をマスターする。

    No.8

    学習項目 受動態(2)
    状態受動
    担当教員 桑形
    金子
    学生の到達目標 自動詞の受動態の作り方、ドイツ語では動作受動以上に重要な状態受動をマスターする。

    No.9

    学習項目 受動文の完了形
    受動態に代わる表現方法
    担当教員 桑形
    金子
    学生の到達目標 受動態の完了形の作り方、能動態で受動表現をする方法をマスターする。

    No.10

    学習項目 関係代名詞(1)
    定関係代名詞
    担当教員 桑形
    金子
    学生の到達目標 ドイツ語の関係代名詞の格変化と
    英語の関係代名詞との違いをマスターする。

    No.11

    学習項目 関係代名詞(2)
    不定関係代名詞
    担当教員 桑形
    金子
    学生の到達目標 英語のwhat, whoで表現する関係代名詞に
    相当する表現方法をマスターする。

    No.12

    学習項目 zu不定詞句の用法
    担当教員 桑形
    金子
    学生の到達目標 英語のto 原形に相当するzu 不定詞の使い方をマスターする。

    No.13

    学習項目 接続詞(1)
    担当教員 桑形
    金子
    学生の到達目標 接続法とは何か学ぶ。
    直接話法と間接話法の書き換え方をマスターする。

    No.14

    学習項目 接続法(2)
    担当教員 桑形
    金子
    学生の到達目標 英語の仮定法に相当する表現、丁寧なまた曖昧な表現の仕方をマスターする。

    No.15

    学習項目 総括・まとめ
    担当教員
    学生の到達目標

    教科書

    書名 著者名 出版社名
    コンタクト ドイツ語 志田裕朗・羽根田知子 三集社

    成績評価方法・基準

    定期試験の成績を主とし、これに出席、小テストの成績等の平常点を加味して評価する。

    備考(担当教員に対する質問等の連絡方法)

    桑形准教授は水曜日以外の午後、育心館4Fの研究室にて質問を受け付けます。
    金子非常勤講師は出講日の月曜日と金曜日の授業終了後に質問を受け付けます。