[Kampo and Pharmacognosy]
| 開講情報 | 
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|---|---|
| 担当教員 | 
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| 備考 | 
現在、多くの医療機関で漢方薬が用いられ、薬局においても漢方薬を基にしたOTC医薬品が数多く販売されている。漢方薬は西洋薬とはまったく異なる医療体系や理論を有する漢方医学における独特の診断と治療法に従って投薬される。薬剤師は漢方医学の考え方や特徴をはじめ、代表的な漢方処方の適応および配合生薬について習得して、服薬指導することが求められている。この講義では、漢方医学の基礎的な知識、代表的な漢方処方の応用について習得を行う。必要に応じてプリント等で資料を配布する。
現代医療で使用される生薬・漢方薬について理解するために、漢方医学の考え方、代表的な漢方処方の応用、配合生薬についての基本的知識と技能を修得する。
予習として教科書の事前箇所を読んでおくこと。受講後は、教科書や配布プリントに記載した重要箇所を見直すこと。
| No. | 学習項目 | 担当教員 | 学生の到達目標 | SBOコード | 
|---|---|---|---|---|
| 1 | 漢方医薬学の歴史 | 松田久 | 漢方医薬学の歴史について概説できる。 | C7-(3)-1-1 ☆ | 
| 2 | 漢方医薬学の特徴(1) | 松田久 | 漢方医薬学の特徴について概説できる。(1) | C7-(3)-1-1, 2, 3 | 
| 3 | 漢方医薬学の特徴(2) | 松田久 | 漢方医薬学の特徴について概説できる。(2) | C7-(3)-1-1, 2, 3 | 
| 4 | 漢方処方と証 | 松田久 | 漢方処方と「証」との関係ついて概説できる。 | C7-(3)-1-4 | 
| 5 | 代表的な漢方処方(1) | 松田久 | 日本薬局方にエキス剤として記載されている漢方処方について適応症と配合生薬を説明できる。(1) | C7-(3)-1-5, 7 | 
| 6 | 代表的な漢方処方(2) | 松田久 | 日本薬局方にエキス剤として記載されている漢方処方について適応症と配合生薬を説明できる。(2) | C7-(3)-1-5, 7 | 
| 7 | 代表的な漢方処方(3) | 松田久 | 桂皮、麻黄等を主剤とする漢方処方について説明できる。 | C7-(3)-1-5, 6 C7-(3)-2-1 | 
| 8 | 代表的な漢方処方(4) | 松田久 | 柴胡、人参、大黄等を主剤とする漢方処方について説明できる。 | C7-(3)-1-5, 6 C7-(3)-2-1 | 
| 9 | 代表的な疾患に対する漢方薬(1) | 松田久 | 消化器系疾患に用いられる漢方処方について説明できる。 | C7-(3)-1-5, 6 C7-(3)-2-1 | 
| 10 | 代表的な疾患に対する漢方薬(2) | 松田久 | 循環器系および呼吸器系疾患に用いられる漢方処方について説明できる。 | C7-(3)-1-5, 6 C7-(3)-2-1 | 
| 11 | 代表的な疾患に対する漢方薬(3) | 松田久 | 代謝、内分泌系および腎、泌尿器系疾患に用いられる漢方処方について説明できる。 | C7-(3)-1-5, 6 C7-(3)-2-1 | 
| 12 | 代表的な疾患に対する漢方薬(4) | 松田久 | 産婦人科疾患に用いられる漢方処方について説明できる。 | C7-(3)-1-5, 6 C7-(3)-2-1 | 
| 13 | 漢方薬の副作用と注意事項 | 中村誠 | 代表的な漢方薬の使用上の注意と副作用について説明できる。 | C7-(3)-2-2 | 
| 14 | 漢方薬の科学的根拠 | 松田久 | 代表的な漢方薬の薬理作用とEBMについて概説できる。 | C7-(3)-2-1 ☆ | 
| 15 | 総括・まとめ | 
No.1
| 学習項目 | 漢方医薬学の歴史 | 
|---|---|
| 担当教員 | 松田久 | 
| 学生の到達目標 | 漢方医薬学の歴史について概説できる。 | 
| SBOコード | C7-(3)-1-1 ☆ | 
No.2
| 学習項目 | 漢方医薬学の特徴(1) | 
|---|---|
| 担当教員 | 松田久 | 
| 学生の到達目標 | 漢方医薬学の特徴について概説できる。(1) | 
| SBOコード | C7-(3)-1-1, 2, 3 | 
No.3
| 学習項目 | 漢方医薬学の特徴(2) | 
|---|---|
| 担当教員 | 松田久 | 
| 学生の到達目標 | 漢方医薬学の特徴について概説できる。(2) | 
| SBOコード | C7-(3)-1-1, 2, 3 | 
No.4
| 学習項目 | 漢方処方と証 | 
|---|---|
| 担当教員 | 松田久 | 
| 学生の到達目標 | 漢方処方と「証」との関係ついて概説できる。 | 
| SBOコード | C7-(3)-1-4 | 
No.5
| 学習項目 | 代表的な漢方処方(1) | 
|---|---|
| 担当教員 | 松田久 | 
| 学生の到達目標 | 日本薬局方にエキス剤として記載されている漢方処方について適応症と配合生薬を説明できる。(1) | 
| SBOコード | C7-(3)-1-5, 7 | 
No.6
| 学習項目 | 代表的な漢方処方(2) | 
|---|---|
| 担当教員 | 松田久 | 
| 学生の到達目標 | 日本薬局方にエキス剤として記載されている漢方処方について適応症と配合生薬を説明できる。(2) | 
| SBOコード | C7-(3)-1-5, 7 | 
No.7
| 学習項目 | 代表的な漢方処方(3) | 
|---|---|
| 担当教員 | 松田久 | 
| 学生の到達目標 | 桂皮、麻黄等を主剤とする漢方処方について説明できる。 | 
| SBOコード | C7-(3)-1-5, 6 C7-(3)-2-1 | 
No.8
| 学習項目 | 代表的な漢方処方(4) | 
|---|---|
| 担当教員 | 松田久 | 
| 学生の到達目標 | 柴胡、人参、大黄等を主剤とする漢方処方について説明できる。 | 
| SBOコード | C7-(3)-1-5, 6 C7-(3)-2-1 | 
No.9
| 学習項目 | 代表的な疾患に対する漢方薬(1) | 
|---|---|
| 担当教員 | 松田久 | 
| 学生の到達目標 | 消化器系疾患に用いられる漢方処方について説明できる。 | 
| SBOコード | C7-(3)-1-5, 6 C7-(3)-2-1 | 
No.10
| 学習項目 | 代表的な疾患に対する漢方薬(2) | 
|---|---|
| 担当教員 | 松田久 | 
| 学生の到達目標 | 循環器系および呼吸器系疾患に用いられる漢方処方について説明できる。 | 
| SBOコード | C7-(3)-1-5, 6 C7-(3)-2-1 | 
No.11
| 学習項目 | 代表的な疾患に対する漢方薬(3) | 
|---|---|
| 担当教員 | 松田久 | 
| 学生の到達目標 | 代謝、内分泌系および腎、泌尿器系疾患に用いられる漢方処方について説明できる。 | 
| SBOコード | C7-(3)-1-5, 6 C7-(3)-2-1 | 
No.12
| 学習項目 | 代表的な疾患に対する漢方薬(4) | 
|---|---|
| 担当教員 | 松田久 | 
| 学生の到達目標 | 産婦人科疾患に用いられる漢方処方について説明できる。 | 
| SBOコード | C7-(3)-1-5, 6 C7-(3)-2-1 | 
No.13
| 学習項目 | 漢方薬の副作用と注意事項 | 
|---|---|
| 担当教員 | 中村誠 | 
| 学生の到達目標 | 代表的な漢方薬の使用上の注意と副作用について説明できる。 | 
| SBOコード | C7-(3)-2-2 | 
No.14
| 学習項目 | 漢方薬の科学的根拠 | 
|---|---|
| 担当教員 | 松田久 | 
| 学生の到達目標 | 代表的な漢方薬の薬理作用とEBMについて概説できる。 | 
| SBOコード | C7-(3)-2-1 ☆ | 
No.15
| 学習項目 | 総括・まとめ | 
|---|---|
| 担当教員 | |
| 学生の到達目標 | |
| SBOコード | 
| 書名 | 著者名 | 出版社名 | 
|---|---|---|
| ベーシック薬学教科書シリーズ:生薬学・天然物化学 | 吉川雅之、他 | 化学同人 | 
| 書名 | 著者名 | 出版社名 | 
|---|---|---|
| 第十六改正 日本薬局方解説書 | 廣川書店 | |
| プリント配布 | ||
定期試験で評価する。(小テストの成績、出席、受講態度を考慮する時がある。)
オフィスアワー:月~金の17時~18時;授業内容に関する質問がある場合には研究室(南校舎 フロンティア研究棟1階 生薬学分野) に直接来るか、または、メール [松田 matsuda@mb.kyoto-phu.ac.jp, 中村 naka@mb.kyoto-phu.ac.jp] でも受け付けます。出張等でオフィスアワーを持てないときもありますので、メール等で前もって尋ねて下さい。