• 薬物治療学E

    [Pharmaco-Therapeutics E]

    開講情報
    • 4年次後期

      講義

      1.5単位必修

    担当教員
    • 教授吉貴 達寛

      教授加藤 伸一

      講師天ヶ瀬 紀久子

    備考  

    概要

     医療の中でも薬物療法の占める割合は大きい。強い効力を持った切れ味の鋭い薬物、効力も強いが有害作用も強い薬物など、多種多様な薬物が臨床で使用されている。このような医療の中にあって、薬剤師は体内動態をはじめとする医薬品情報と薬物治療を受ける側の患者情報を十分に理解した上で、合理的かつ有効で安全な薬物療法の提供に貢献していくことが望まれている。特に薬物療法は個々の病態に対して実施されるため、基礎薬理学的な知識に加えて、各病態の把握と理解は薬剤師として薬物治療に関わる場合に必須である。講義では、個々の病態についての考え方や各疾患にあわせた適切な医薬品の選択と使用方法なども含めて概説する。

    授業の一般目標

     種々の疾患の病態を理解し、疾患に伴う症状と臨床検査値の変化などの的確な患者情報を取得し、薬の選択、用法・用量の設定および各々の医薬品の「使用上の注意」を考慮した適正な薬物治療に参画できるようになるために、薬物治療に関する基本的知識と技能を習得する。

    準備学習(予習・復習)

     事前に教科書の該当箇所に目を通すとともに、生理学や薬理学の該当箇所を復習するなど、予習した上で講義に臨んでもらいたい。

    学習項目・学生の到達目標

    No. 学習項目 担当教員 学生の到達目標 SBOコード
    1 骨・関節の疾患(1) 加藤 骨、関節に関する代表的な疾患を挙げることができる。 C14-(4)-5-1
    2 骨・関節の疾患(2) 加藤 関節リウマチの病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 C14-(4)-5-3
    3 骨・関節の疾患(3) 加藤 骨粗鬆症の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。変形性関節症、骨軟化症について概説できる。 C14-(4)-5-2,4
    4 消化器系疾患(1) 天ヶ瀬紀 消化器系の部位別に代表的な疾患を挙げることができる。消化性潰瘍の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 C14-(2)-4-1,2
    5 消化器系疾患(2) 天ヶ瀬紀 腸炎の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 C14-(2)-4-3
    6 消化器系疾患(3) 天ヶ瀬紀 肝炎・肝硬変の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 C14-(2)-4-4
    7 消化器系疾患(4) 天ヶ瀬紀 膵炎の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 C14-(2)-4-5
    8 消化器系疾患(5) 天ヶ瀬紀 胃炎、薬剤性肝炎、胆石症、虫垂炎、クローン病について概説できる。 C14-(2)-4-6
    9 悪性腫瘍の病態と治療(1) 吉貴 悪性腫瘍の病態生理、症状、治療について概説できる。化学療法薬が有効な悪性腫瘍を、治療例を挙げて説明できる。 C14-(5)-7-1,3
    10 悪性腫瘍の病態と治療(2) 吉貴 悪性腫瘍の治療における薬物治療の位置づけについて概説できる。 C14-(5)-7-2
    11 耳鼻咽喉の疾患(1) 加藤 耳鼻咽喉に関する代表的な疾患を挙げることができる。めまいの病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 C14-(4)-2-1,2
    12 耳鼻咽喉の疾患(2) 加藤 メニエール病、アレルギー性鼻炎、花粉症、副鼻腔炎、中耳炎について概説できる。 C14-(4)-2-3
    13 眼疾患 加藤 眼に関する代表的な疾患を挙げることができる。緑内障の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。白内障の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。結膜炎、網膜症について概説できる。 C14-(4)-4-1,2,3,4
    14 総括・まとめ
    15 総括・まとめ

    No.1

    学習項目 骨・関節の疾患(1)
    担当教員 加藤
    学生の到達目標 骨、関節に関する代表的な疾患を挙げることができる。
    SBOコード C14-(4)-5-1

    No.2

    学習項目 骨・関節の疾患(2)
    担当教員 加藤
    学生の到達目標 関節リウマチの病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。
    SBOコード C14-(4)-5-3

    No.3

    学習項目 骨・関節の疾患(3)
    担当教員 加藤
    学生の到達目標 骨粗鬆症の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。変形性関節症、骨軟化症について概説できる。
    SBOコード C14-(4)-5-2,4

    No.4

    学習項目 消化器系疾患(1)
    担当教員 天ヶ瀬紀
    学生の到達目標 消化器系の部位別に代表的な疾患を挙げることができる。消化性潰瘍の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。
    SBOコード C14-(2)-4-1,2

    No.5

    学習項目 消化器系疾患(2)
    担当教員 天ヶ瀬紀
    学生の到達目標 腸炎の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。
    SBOコード C14-(2)-4-3

    No.6

    学習項目 消化器系疾患(3)
    担当教員 天ヶ瀬紀
    学生の到達目標 肝炎・肝硬変の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。
    SBOコード C14-(2)-4-4

    No.7

    学習項目 消化器系疾患(4)
    担当教員 天ヶ瀬紀
    学生の到達目標 膵炎の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。
    SBOコード C14-(2)-4-5

    No.8

    学習項目 消化器系疾患(5)
    担当教員 天ヶ瀬紀
    学生の到達目標 胃炎、薬剤性肝炎、胆石症、虫垂炎、クローン病について概説できる。
    SBOコード C14-(2)-4-6

    No.9

    学習項目 悪性腫瘍の病態と治療(1)
    担当教員 吉貴
    学生の到達目標 悪性腫瘍の病態生理、症状、治療について概説できる。化学療法薬が有効な悪性腫瘍を、治療例を挙げて説明できる。
    SBOコード C14-(5)-7-1,3

    No.10

    学習項目 悪性腫瘍の病態と治療(2)
    担当教員 吉貴
    学生の到達目標 悪性腫瘍の治療における薬物治療の位置づけについて概説できる。
    SBOコード C14-(5)-7-2

    No.11

    学習項目 耳鼻咽喉の疾患(1)
    担当教員 加藤
    学生の到達目標 耳鼻咽喉に関する代表的な疾患を挙げることができる。めまいの病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。
    SBOコード C14-(4)-2-1,2

    No.12

    学習項目 耳鼻咽喉の疾患(2)
    担当教員 加藤
    学生の到達目標 メニエール病、アレルギー性鼻炎、花粉症、副鼻腔炎、中耳炎について概説できる。
    SBOコード C14-(4)-2-3

    No.13

    学習項目 眼疾患
    担当教員 加藤
    学生の到達目標 眼に関する代表的な疾患を挙げることができる。緑内障の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。白内障の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。結膜炎、網膜症について概説できる。
    SBOコード C14-(4)-4-1,2,3,4

    No.14

    学習項目 総括・まとめ
    担当教員
    学生の到達目標
    SBOコード

    No.15

    学習項目 総括・まとめ
    担当教員
    学生の到達目標
    SBOコード

    教科書

    書名 著者名 出版社名
    最新薬物治療学 赤池、石井ほか編集 廣川書店

    参考書

    書名 著者名 出版社名
    今日の治療薬 水島裕監修 南江堂
    治療薬マニュアル 高久、矢崎監修 医学書院

    成績評価方法・基準

     定期試験の成績を中心に評価する。

    備考(担当教員に対する質問等の連絡方法)

    オフィスアワー:加藤・天ヶ瀬;火・水・木の17:00~18:00 (薬物治療学分野;愛学館5F), 吉貴;月・水・金の17:00~18:00 (臨床腫瘍学分野;躬行館5F)
    授業内容に関する質問がある場合には、各教員に事前にメールにて確認してから来て下さい。加藤;skato@mb.kyoto-phu.ac.jp, 吉貴;yoshiki@mb.kyoto-phu.ac.jp, 天ヶ瀬:amagase@mb.kyoto-phu.ac.jp