-
医療の担い手としてのこころ構えA
[Attitude toward medical care A]
開講情報 -
1年次後期
講義
1.5単位必修
担当教員 -
学長乾 賢一
教授野崎 亜紀子
准教授坂本 尚志
備考 概要
社会や医療の多様化とともに、国民の健康を支える薬剤師が活躍する領域も大きく広がりつつある。これに伴って担うべき薬剤師の社会的な役割と裁量はますます重要なものになりつつあり、独立して担う責任も大きくなっている。そこで、本講義では、薬剤師が活躍する領域やその役割について概説するとともに、多様化した社会の中で揺るぎのない倫理・生命倫理・医療倫理の基本を学ぶ。
授業の一般目標
薬を扱う専門家として必要な基本姿勢を身につけるために、社会や医療における薬学ならびに薬剤師の役割や使命を把握するとともに、備えるべき社会、生命、あるいは医療の倫理について理解する。
準備学習(予習・復習)
シラバスに記載されている学習項目と到達目標を理解して講義に出席すること。講義で配布された資料を元にして復習すること。
学習項目・学生の到達目標
No. 学習項目 担当教員 学生の到達目標 SBOコード 1 薬学と薬剤師の役割と将来展望 乾 薬学と薬剤師の役割について概説できる。 A-(1)-①-1,2,3
A-(1)-②-1,2,3,4,6,8
A-(1)-③-1,2,3,4,5,6,7
A-(4)-1,2
A-(5)-②-1,2
A-(5)-③-1
B-(4)-②-2
2 薬について 西野 薬とは何か、また薬の発見や歴史について概説できる。 A-(1)-①-5,6,7
A-(1)-②-5
A-(1)-④-1,2,3
3 病院における薬剤師の役割 乾 病院薬剤師の役割と業務内容について説明できる。 A-(1)-②-1,2,3
A-(5)-②-1,2
A-(5)-③-1
F-(1)-③-1,24 地域医療における薬局と薬剤師の役割 狭間 地域医療における薬局と薬剤師の役割について概説できる。 B-(4)-①-1,2,3
B-(4)-②-2
F-(1)-③-1,25 医薬品の開発と臨床試験 平松 医薬品が治療に使用されるまでの流れを概説できる。 A-(1)-②-5
6 薬とリスクとの関係
森本 薬剤性有害事象の現状を理解し、薬を安全に患者に提供する薬剤師としての心構えを考える。 A-(1)-③-1,2,3,4
7 医薬品レギュラトリーサイエンス 豊島 医薬品、医療機器等の品質・安全性・有効性を確保するための規制科学について概説できる。
B-(2)-②-11 8 「公正な医療」とは何だろうか？―倫理学的に考える 坂本 医療における選択と配分の問題を例にして、医療における倫理的諸論点を理解する。 A-(1)-①-1,2
A-(1)-②-1
A-(2)-①-3
B-(1)-19 ライフサイクルと医療（1）-生殖と誕生の諸問題 坂本 生殖と誕生にかかわる倫理的問題とその諸論点を理解する。 A-(1)-①-1,2,3,4,5
A-(2)-①-1,3,4
A-(2)-②-310 ライフサイクルと医療（2）-生殖と誕生の諸問題 坂本 安楽死、尊厳死、脳死などの死に関わる倫理的問題とその諸論点を理解する。 A-(1)-①-5,6,7
A-(2)-①-1,2,3
A-(2)-②-3
A-(2)-③-111 社会の中の医療 坂本 医療に対する社会のニーズを理解し、倫理的諸論点を踏まえつつ対応する方策をSGD、ロールプレイなどの手法を用いて考察する。 A-(1)-①-3,4
A-(1)-②-1
A-(2)-①-1,2
A-(1)-②-8
B-(1)-1,212 専門職倫理と社会秩序①専門人としての在り方を考える 野崎 社会制度の大きな変化の中における薬剤師の位置付け、社会の中で求められている専門家としての役割について講義とグループワークから考え理解し、概説することができる。 A-(1)-①-1,2,3,4
A-(1)-②-1,2
A-(1)-③-213 専門職倫理と社会秩序②社会の現状を知る 野崎 薬をめぐる社会の状況について、具体的な事案を契機としてその理解を深め、薬の専門家としての社会的責任を理解し、これらを概説することができる。 A-(1)-①-1,2,3,4
A-(1)-②-1,2
B-(1)-314 専門職倫理と社会秩序③社会のルールを考える 野崎 薬の専門家として科学に携わることの意義および科学もまた社会の中で一定のルールの下にあることの意味を、歴史的背景を踏まえて理解し、概説することができる。 A-(2)-①-1,2
A-(2)-②-1,2
A-(2)-③-1,2,3,4
A-(2)-④-1,2,3
B-(1)-315 総括・まとめ No.1
学習項目 薬学と薬剤師の役割と将来展望 担当教員 乾 学生の到達目標 薬学と薬剤師の役割について概説できる。 SBOコード A-(1)-①-1,2,3
A-(1)-②-1,2,3,4,6,8
A-(1)-③-1,2,3,4,5,6,7
A-(4)-1,2
A-(5)-②-1,2
A-(5)-③-1
B-(4)-②-2
No.2
学習項目 薬について 担当教員 西野 学生の到達目標 薬とは何か、また薬の発見や歴史について概説できる。 SBOコード A-(1)-①-5,6,7
A-(1)-②-5
A-(1)-④-1,2,3
No.3
学習項目 病院における薬剤師の役割 担当教員 乾 学生の到達目標 病院薬剤師の役割と業務内容について説明できる。 SBOコード A-(1)-②-1,2,3
A-(5)-②-1,2
A-(5)-③-1
F-(1)-③-1,2No.4
学習項目 地域医療における薬局と薬剤師の役割 担当教員 狭間 学生の到達目標 地域医療における薬局と薬剤師の役割について概説できる。 SBOコード B-(4)-①-1,2,3
B-(4)-②-2
F-(1)-③-1,2No.5
学習項目 医薬品の開発と臨床試験 担当教員 平松 学生の到達目標 医薬品が治療に使用されるまでの流れを概説できる。 SBOコード A-(1)-②-5
No.6
学習項目 薬とリスクとの関係
担当教員 森本 学生の到達目標 薬剤性有害事象の現状を理解し、薬を安全に患者に提供する薬剤師としての心構えを考える。 SBOコード A-(1)-③-1,2,3,4
No.7
学習項目 医薬品レギュラトリーサイエンス 担当教員 豊島 学生の到達目標 医薬品、医療機器等の品質・安全性・有効性を確保するための規制科学について概説できる。
SBOコード B-(2)-②-11 No.8
学習項目 「公正な医療」とは何だろうか？―倫理学的に考える 担当教員 坂本 学生の到達目標 医療における選択と配分の問題を例にして、医療における倫理的諸論点を理解する。 SBOコード A-(1)-①-1,2
A-(1)-②-1
A-(2)-①-3
B-(1)-1No.9
学習項目 ライフサイクルと医療（1）-生殖と誕生の諸問題 担当教員 坂本 学生の到達目標 生殖と誕生にかかわる倫理的問題とその諸論点を理解する。 SBOコード A-(1)-①-1,2,3,4,5
A-(2)-①-1,3,4
A-(2)-②-3No.10
学習項目 ライフサイクルと医療（2）-生殖と誕生の諸問題 担当教員 坂本 学生の到達目標 安楽死、尊厳死、脳死などの死に関わる倫理的問題とその諸論点を理解する。 SBOコード A-(1)-①-5,6,7
A-(2)-①-1,2,3
A-(2)-②-3
A-(2)-③-1No.11
学習項目 社会の中の医療 担当教員 坂本 学生の到達目標 医療に対する社会のニーズを理解し、倫理的諸論点を踏まえつつ対応する方策をSGD、ロールプレイなどの手法を用いて考察する。 SBOコード A-(1)-①-3,4
A-(1)-②-1
A-(2)-①-1,2
A-(1)-②-8
B-(1)-1,2No.12
学習項目 専門職倫理と社会秩序①専門人としての在り方を考える 担当教員 野崎 学生の到達目標 社会制度の大きな変化の中における薬剤師の位置付け、社会の中で求められている専門家としての役割について講義とグループワークから考え理解し、概説することができる。 SBOコード A-(1)-①-1,2,3,4
A-(1)-②-1,2
A-(1)-③-2No.13
学習項目 専門職倫理と社会秩序②社会の現状を知る 担当教員 野崎 学生の到達目標 薬をめぐる社会の状況について、具体的な事案を契機としてその理解を深め、薬の専門家としての社会的責任を理解し、これらを概説することができる。 SBOコード A-(1)-①-1,2,3,4
A-(1)-②-1,2
B-(1)-3No.14
学習項目 専門職倫理と社会秩序③社会のルールを考える 担当教員 野崎 学生の到達目標 薬の専門家として科学に携わることの意義および科学もまた社会の中で一定のルールの下にあることの意味を、歴史的背景を踏まえて理解し、概説することができる。 SBOコード A-(2)-①-1,2
A-(2)-②-1,2
A-(2)-③-1,2,3,4
A-(2)-④-1,2,3
B-(1)-3No.15
学習項目 総括・まとめ 担当教員 学生の到達目標 SBOコード 教科書
書名 著者名 出版社名 講義ごとにプリント等を配布する。 成績評価方法・基準
定期試験により評価する。
備考(担当教員に対する質問等の連絡方法)
野崎・坂本に対する質問は、研究室に来ていただければ結構です。
その他の講師については、乾（inui@mb.kyoto-phu.ac.jp）にメールで連絡してください。
【オフィスアワー】
乾 : 月曜12時30分－13時30分（愛学館7F、メール：inui@mb.kyoto-phu.ac.jp）
野崎: 金曜４限（15時15分－16時45分）（育心館4F、メール：a-nozaki@mb.kyoto-phu.ac.jp）
坂本: 金曜17時－18時（育心館4F、メール：tskmt@mb.kyoto-phu.ac.jp）
※出張等でオフィスアワーを持てない時もありますので、メール等で前もって尋ねてください。 -